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BEYBLADEX ベイブレードX : Nr(ナロー)ビット

2026年6月13日に発売された「CX-18 ランダムブースター ブラキオウィップセレクト」
この製品に新規パーツとして搭載されたのが、ビット「Nr(ナロー)」です。
発売から2ヶ月が経ち使用感やその特徴が明確になってきたので、今回はそれをピックアップしてみようと思います。 


コンパクトな軸先の見た目に反して優れたスタミナと安定した挙動、そしてXライン上での扱いやすさを兼ね備えており、スタミナ構成だけでなくバランスタイプの生存力を上げる用途にも使える高性能なビットです。

海外フォーラムのレビューでも、CX-18に収録された新規パーツの中でNrビットが一番の当たりパーツだという評価が目立ちました。

Nr登場以前に存在し競技ユーザーからも人気の高いフリー回転のスタミナタイプビット:FB(フリーボール)と軸先の見た目こそ似ているものの使用感には大きな違いがあります。


Nr実装当初は大雑把な判断として持久力優先のFBの完全フリー回転を取るかNrの10枚歯ギヤを取るかが争点となりおおよそ好みの問題としながらも、個人的にはNr派という声も多く見かけました。

安全性の高い使用感が評判となり早期に採用するブレーダーが増え、リリースから1ヶ月が経つ頃には他のビットとは違う特性を活かしたNrをカスタムに組み込んだベイの活躍が大会成績として如実に現れてきています。

Nrビットの特性を詳しく見ていくと今までのボール系ビット(B,FB)とは異なる粘りを持つという点が大きなメリットとして挙げられます。
傾きを維持し易い形状且つ、他のボール系ビットより0.5mm高さがあることによりアタックを受けた時にスタジアム端に弾かれにくくエクストリームラインに引っかかりにくい設計になっています。

またNrは試合中盤にB,FBとは違う動線を描きます。
既存ボール系2種はスタジアム中央に収まるタイミングが明確でそこをアタックタイプのディレイ攻撃で狙われがちです。
しかしNrはスタジアムをじっくりと登り推進力が失われつつある中盤でも揺れを維持します。
『傾きと揺れ』のあるスタミナタイプのビットの動きは今までのモデルにはない独自の強さを発揮します。

・B系統の苦手を克服

特に今までB/FBが苦手としてきた左回転モデルの回転吸収を拒否する場面が生まれ易くなります。
互いのベイがスタジアム中央に止まり触れ合うことにより引き起こされる回転吸収を『傾きと揺れ』により小刻みな弾きを起こし、ベイ同士の剥離時間を伸ばし距離をとることで回転吸収拒否状態を生み出します。 

先に少し触れましたがNrビットはじっくりとスタジアムを登る動きも個性的で、その動きを利用し序盤にスタジアム上部からの打ち下ろし攻撃を安定的に再現する事が可能です。

こうして見てみると、Nrビットは「FBの代替」として片付けられるパーツではなく、10枚歯という設計のおかげで自滅しにくさとスタミナ性能を両立させ更に別の耐性を得た、完成度の高いビットだと思います。
Nrビットは今後もじわじわと存在感を増していきそうな一枠だと感じました。


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