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MCP、APIって何?生成AIを使うときに覚えておきたい5つの言葉

生成AIを普通に使っているだけなら、専門用語を知らなくても困りません。

ところが、少し詳しく調べ始めると、急に出てくるんです。

「LLM」「GPT」「API」「RAG」「MCP」

アルファベット3文字の言葉が、次から次へと。
意味を検索してみると、「Application Programming Interfaceとは……」と、さらに難しい説明が返ってきます。

もう日本語で説明してくれ…。
そう思ったこと、ありませんか。
私はしょっちゅうありますw

今日は、この5つを「学校」にたとえて説明します。
この記事を読み終える頃には、
「この3文字が出てきたら、だいたい何の話か分かる」
そんなあなたに生まれ変わっているはずです!


▼1.LLM=学校でいう「先生」

正式名称は、Large Language Model(ラージ・ランゲージ・モデル)。
日本語では「大規模言語モデル」です。

要するに、文章を読んで、考えて、答えを返す部分のこと。
ChatGPTやClaude、Geminiといったサービスの中心にあります。

学校でたとえるなら、「先生」。

これまで身につけた知識を使って質問に答える。
LLMも、大量のデータから学んだパターンをもとに答えを作ります。

私が間違って覚えていたことに、こんなことがあります。
「ChatGPT=LLM」ではないということ。
ChatGPTというサービスの中で、LLMという頭脳が働いている。
そんなイメージが正しい理解です。

▼2.GPT=OpenAIが育てている「先生シリーズ」

正式名称は、Generative Pre-trained Transformer(ジェネレーティブ・プリトレインド・トランスフォーマー)。

ここでよくある疑問が、「LLMとGPTは何が違うの?」です。

GPTは、LLMの一種です。
LLMが「先生」という大きなカテゴリーだとすると、GPTはその中の「OpenAIが育てている先生シリーズ」
専科の先生的なイメージですね。

GPTという言葉を「生成AIそのもの」の意味で使う人もいます。 でも厳密には、すべての生成AIがGPTというわけではありません。

▼3.API=職員室の「受付窓口」

正式名称は、Application Programming Interface(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)。

あるサービスから別のサービスへ、決められた方法でお願いを届けるための仕組みです。

学校でたとえるなら、職員室の受付窓口。 外部の人が先生に用があるとき、勝手に職員室へ入って先生を探したりしませんよね。 決められた窓口から依頼します。

APIも同じです。 たとえば自作アプリから「この文章を要約してください」と頼むとき、APIという窓口を通してAIにお願いを届けます。

APIを使えば、ChatGPTの画面を人間が操作しなくても、別のアプリからAIを利用できる。 そこが便利なところです。

▼4.RAG=図書室で調べてから答える先生

正式名称は、Retrieval-Augmented Generation(リトリーバル・オーグメンテッド・ジェネレーション)。 日本語では「検索拡張生成」と呼ばれます。

先生が自分の記憶だけで答えるのではなく、図書室で関連する資料を探し、それを読んでから回答するというイメージ。

流れにすると、

質問される

必要な資料を探す

資料を読む

それをもとに答える

「この資料をもとに答えて」とAIに頼む場面で出てくる言葉です。
ただし、PDFを渡せば全部RAG、というわけではありません。
検索して関連情報を取り出し、それを答えに使う仕組みのことを指します。

▼5.MCP=学校中の設備を使うための「共通ルール」

正式名称は、Model Context Protocol(モデル・コンテキスト・プロトコル)。 AIと外部のツールやデータをつなぐときの、共通規格です。

学校には、いろいろな設備があります。
図書室、印刷室、放送室、教材室、職員室。

もし設備ごとに、まったく違う特殊な使い方を覚えなければいけなかったら、大変ですよね。
そこで「この共通ルールに対応していれば、どの設備も使える」という仕組みを作る。 それがMCPのイメージです。

生成AIの世界では、AIとGitHub、データベース、行政情報など、さまざまな外部ツールをこの形でつなげます。

別のたとえをするなら、AI版のUSB-Cのようなもの。 共通規格があるから、いろいろな機器をつなぎやすい。 MCPも、AIと外部サービスの接続方法を共通化しようとしています。

なお、一度設定したらずっと通信し続ける、という意味ではありません。
接続の設定を保存しておいて、必要なときに使うイメージです。

▼まとめ

5つを並べておきます。

LLM(Large Language Model)=先生
GPT(Generative Pre-trained Transformer)=OpenAIが育てている先生シリーズ
API(Application Programming Interface)=職員室の受付窓口
RAG(Retrieval-Augmented Generation)=図書室で調べてから答える
MCP(Model Context Protocol)=学校中の設備を使うための共通ルール

英語の正式名称は、暗記しなくて大丈夫です。

LLMなら「先生」。
GPTなら「専科の先生」
APIなら「受付」。
RAGなら「図書室で調べる」。
MCPなら「共通ルール」。

まずは、このくらいの理解で十分だと思っています。

専門用語を完全に理解してから使い始める必要はありません。
「だいたい何をするものなのか」が分かるだけで、生成AI関連の記事はぐっと読みやすくなりますよ。


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