2025年に観た好きな映画たち3選+α
前回の記事で2025年ベスト本やったので映画もやるお🎥🍿
映画3選+ドラマ1選です。
私が思う映画の最大の魅力は、その時の自分の人生とリンクさせながら物語を解釈できるところ。だから好きな映画は何度観ても新鮮に思う。
そんな映画に今年も出会えて嬉しいです。
本当は都度感想とかnoteに書きたいんだけど、全然書けてなかったので、ここでまとめるぜ⭐︎
👑 侍タイムスリッパー(🎬 2024年日本)監督:安田淳一

これ本当にダントツで良かった。
自主制作映画で、時代劇もので、タイムスリップもの・・正直、人から薦められてなかったらスルーしていたであろう作品、特に期待せずに何気なく観た私、途中からずっと泣いてた。
150年前に比べて今が良い時代かどうかなんてわからないし、これからもわからない。
何かの因子がひとつ違えば、江戸時代に生まれていたかもしれない。そんなことは関係なくて。どの時代に生きてるかなんて意味もないし偶然でしかなくて。
確かなことは、どれだけ理不尽だろうと不公平だろうと、今この時代に生きている「私」という与えられた役を精一杯演じる。それが次の時代をつくるんだよな。
"今という時代を精一杯生きねばならん"
この一言に収斂されてた。
👑 グラン・トリノ(🎬 2008年アメリカ)監督:クリント・イーストウッド

クリントイーストウッド監督・主演作品。
ずーーっと見よう見ようと思っていて、やっと見れました。これはね、良い映画です。これも涙止まらんかったよ。
2008年公開なんだけど、今まさに観たほうが良い映画だなと思った。
私たちは、生まれ育った環境、文化や慣習や宗教観からくるたくさんの呪いにかけられているわけで。
例えばそれは差別、男らしさ女らしさ、先入観、そして地位や名声。知らぬ間にナチュラルに植え付けられている「こうあるべき」といった価値観。
その呪いを最後に解放する物語だった。
「グリーン・ブック」とか好きな人にはぜひおすすめ。
👑 ドライブ・マイ・カー(🎬 2021年日本)監督:濱口竜介

大人になると痛みに気づかないふりをして、うまくやり過ごしてしまうよね。傷ついているのに、その傷を見ないふりをする。
人は他人を難しく解釈しすぎるし、それを言い訳にして自分の心と向き合うことから逃げてしまってることってたくさんあると思う。
他人の心の中なんて計り知れないんだから、自分がどう感じているか、それだけに向き合って自分を差し出すこと以外に、相手のことを理解する努力はできないんだと思った。
この映画については以前noteに映画ログ書きましたので是非こちらも🎥
ドラマ部門👑アドレセンス(🎬2025年Netflixイギリス)監督:Philip Barantini

すごいドラマだったな。私はこのドラマを単純にサスペンスストーリーものとしては捉えていない。
現代の少年少女の間で起きている様々な複雑な事情が絡みあって起こってしまった不幸を描いていて、それはSNSでの問題であって、学校内での問題であって、ジェンダーやセクシャリティというセンシティブな問題、子供たちと大人たちとのギャップや関係性、家族との些細なすれ違い、それらの因子が複雑に絡んでいる。
そしてこれは、この時代を生きている誰にでも起こりうることだという問題提起だ。
ワンカットの撮影手法も戦略的で、演者の些細な行動や表情、言葉一つ一つに注目してしまうようにできている。子供たちや大人たちの複雑な感情を感じ取ることができるし、どの演者にも感情移入してしまう。圧巻だった。
