見出し画像

AIは、使うものではなく、育てるもの。

「AIを使えば、仕事が一瞬で終わるんでしょ?」

最近、そんなふうに言われることが増えました。気持ちは分かります。
ニュースを見れば、AIがなんでも自動でやってくれるような話ばかり。僕自身も、使い始める前はそう思っていました。

僕は今、Claude CodeというAIツールを使っています。
実際に取り組んでみて分かったのは、AIは決して「ボタン一つで動く魔法」ではない、ということです。
むしろ、こちらが手をかけて育てていく相手でした。

仕組みを作るまでが、大変だった

うちの事務所では、会計ソフトの自動仕訳や請求書の自動作成、さらにはホームページの更新やメンテナンス、SEO対策まで、いろいろなことにAIを活用しています。
今でこそ、日々の作業がずいぶん楽になりました。

でも、そこにたどり着くまでが、実は大変でした。

たとえば請求書を自動で作る仕組みです。
これを動かせるようにするだけで、何時間もかかりました。
一度指示を出して、はい完成、とはいきません。
「ここはこうしてほしい」「その解釈は違う」と、何度もやり取りを重ねて、少しずつ形にしていく。
まるで、新人さんに一から仕事を教えていくような感覚でした。

途中では、開発者向けの難しそうなサイトを開くこともあります。
正直、僕自身にその周辺知識はありません。でも、分からないことはすべてAIに聞けば教えてくれる。
専門家でなくても前に進めるのは、本当にありがたいことです。

AIは、育てるもの

この経験で、僕の見方は変わりました。

AIは、放っておいても賢く動いてくれる魔法の道具ではありません。
むしろ、こちらが手間をかけて、根気強く教えて、育てていく相手なのだと思います。

最初はうまくいかない。的外れな答えも返ってくる。それでも諦めずに指示を工夫し、対話を重ねていくと、あるとき急に分かってくれたと感じる瞬間が来る。
そこまで来て初めて、本当に頼れる戦力になってくれるのです。

手間をかけたぶんだけ、応えてくれる。
人を育てるのと、そんなに変わらないのかもしれません。

最後に

AIは確かにすごい。でも、魔法ではない。

この両方を、実際に触ってみて、ようやく肌で理解できた気がします。
過度に期待してがっかりするのも違うし、怖がって遠ざけてしまうのも、もったいない。

大事なのは、手をかけて、じっくり付き合っていくこと。

これから使ってみようという方には、ぜひ「最初はうまくいかなくて当たり前」という気持ちで、気長に向き合ってみてほしいと思います。

#AI #生成AI #ClaudeCode #業務効率化 #働き方

いいなと思ったら応援しよう!

岩瀬 俊太 | 税理士法人notte代表 記事を最後まで読んでいただき、さらにサポートまでありがとうございます。札幌の税理士法人として、皆様の挑戦を少しでも後押しできれば幸いです。いただいたお気持ちは、今後の発信活動に役立てさせていただきます。

この記事が参加している募集