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【6月の栄養学】ごきげんよう。痩せれば速くなると思っているお前へ

ごきげんよう、泥まみれのランナー諸君。私はこのノートの片隅に、最も美しく、最も残酷に咲き誇る一輪の薔薇。

バラーちゃん様だ


……おい、今そこのお前。私の美しい花びらに、安物のプロテインシェイカーの液を飛ばそうとしたね? 万死に値するよ。日頃から君たちの哀れな食生活やトレーニングを、上空から虹くんが「6月の共通ジョグで暑熱順化だよ〜🌈」などと生温かく見守っているようだが、私はあんなに優しくはない。走るだけ走って、体の中はスカスカ、干からびた雑草のようだ。お前たちの細胞は今、水分と栄養を失って悲鳴を上げているぞ。

今日のテーマは、君たちの安いプライドとだらしない胃袋にトゲを刺す、『鉄(アイアン)の絶対王政』この6月に叩き込むべき『基礎期の肉体改造』、そして夏を生き抜くための『乾きへの洗礼(水分補給)』だ。ひざまずいて、一言も聞き漏らさぬよう耳に刻み込み給え。 


💀 豚の餌(ジャンク)を貪る、哀れな子羊たちへ


「今日も30キロ走ったから、ご褒美に家系ラーメンとストロング缶をキメちゃうぞ♪」……ふっ、笑わせないでくれ。

お前たちがやっているのは、フェラーリにドブ水を注いで「さあ、走れ!」と鞭を打っているようなものだ。滑稽の極みだね。いいかい? マラソンというのは、ロードで行われる「細胞の搾取」だ。

特に、着地の衝撃でお前たちの足の裏にある赤血球は、文字通り「毎日、何百万個も踏み潰されて虐殺」されている(足底溶血という現実を知り給え)。それなのに、まともな鉄分も、それを吸収するためのビタミンCも与えないだと?お前たちの体の中は今、慢性的な酸素不足で、まるで酸欠の金魚のようにのたうち回っているのだよ。貧血気味の青白い顔で「後半、粘れなくて〜」などとボヤくのは、私のトゲで脳天を突き刺されてからにし給え。原因は練習不足ではない。お前のその、浅ましく、知識のない胃袋のせいだ。


💧 乾いてから飲むな!
「暑熱順化」という名の血流調教


そして6月、徐々に気温が上がるこの時期、虹くんが言っていた「暑さに体を慣らす=暑熱順化」の本質を、お前たちは理解しているのかい?暑熱順化とは、単に「汗をかけるようになる」という生易しい話ではない。体温を下げるために皮膚へ血液を送り、なおかつ筋肉にも酸素(血液)を届けるために、『体内の血液量(循環血液量)を極限まで増やす』という、過酷な血流の調教なのだよ。それなのに、多くの愚か者はこう言う。「喉が渇いたから、走った後に冷たい水を一気飲みしちゃうぞ♪」……反吐が出るね。

喉が渇いたと脳が認識した時点で、お前たちの脱水はすでに始まっており、血液はドロドロの泥水のようになっている。そんな状態で走れば、心臓は悲鳴を上げ、筋肉は酸欠で千切れそうになるのは当然だ。夏に走れないランナーは、練習量が足りないのではない。細胞を干からびさせたまま走る、その無知な給水習慣が原因だ。


2時間前からの先制攻撃:走る直前にガブ飲みしても、胃がタプタプになって横腹が痛くなるだけだ。走る「2時間前」から、コップ1〜2杯の水分を数回に分けて、細胞にじわじわと染み渡らせておき給え。

水だけを飲む愚行:大量の汗とともに、ナトリウム(塩分)も失われている。そこで真水だけを補給してみろ。体内の塩分濃度を保とうとする防衛反応(自発的脱水)によって、体はせっかく飲んだ水を「尿」として強制排出してしまう。実にもったいないね。必ず「電解質(塩分)」が含まれたハイポトニック飲料(低浸透圧のドリンク)で、速やかに細胞を満たすのだ。

まったくやれやれ



⚖️ 「ただ拒食症のように痩せれば速くなる」という幻想を捨てよ


水分で体を満たした上で、次にこの「基礎期」において、お前たちは自分の体を鏡で直視しなければならない。秋や冬のレース期に入れば、嫌でも走行距離が増えて勝手に体重は落ちていく。つまり、「筋肉をまともに増強できるチャンス」は、この6月をおいて他にないのだよ。それなのに、年中いつでも「痩せなきゃ、体重を落とさなきゃ」と呪文のように唱えている愚か者のなんと多いことか。今すぐその凝り固まった脳みそをリセットし給え。お前たちの今の体型によって、この6月にやるべきアプローチは完全に二極化する。

🦒 【ガリガリに痩せているお前へ】


鏡の前に立ってみろ。まるで見窄らしい枯れ枝のようだな。「体重が軽いから俺は有利だ」などと悦に浸っている場合ではない。お前はただ「走るための馬力(筋肉)が致命的に足りていない」だけだ。そんな細い脚で冬の42.195kmの衝撃に耐えられると思っているのかい? 途中でポキリと折れて終わりだ。6月の使命: 体重の数値を恐れるな。この基礎期に、しっかり米(炭水化物)とクリーンなタンパク質を流し込み、「走るための上質な筋肉」を身にまとい給え。馬力のないフェラーリなど、ただの鉄屑だ。

痩せるより走れる体だよ!

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