見出し画像

ヤマトシロアリでは家は倒れないって ホント?

部分的には本当です。

「部分的には本当・・」なんて、歯切れの悪い言い方ですね。すみません。

昔、ある団地でこんな会話を聞いたことがあります。

「あそこの〇〇さん家は以前、シロアリにやられて家が倒れそうになったから建て替えたんだそうよ」

「まぁ!シロアリって、怖いわねぇ!」

ほんとかな?と思って直接そのお宅に行って話を伺ったら・・
「前の家は築60年位で老朽化してきたから改築しただけ。数年前から羽アリが出ていたのは事実だけど、それが改築のきっかけと言えばきっかけになったかなあ・・」
 ・・ということでした。

日本全土にあまねくいる「ヤマトシロアリ」はせいぜい数千~数万の小集団ですから被害に合っても「家が倒れる」ということはありません。
というか私は聞いたことがないです。
(もしかしたら他県ではあるのかも‥自信がなくなってきた)

部分的には本当・・というのは構造躯体が長く被害に合って気が付かない場合です。

土台や通し柱が虚弱になっているところに外部から大きな力(台風や地震)が加わった場合は深刻な被害になる可能性はあります。(阪神淡路大震災がそれです)

阪神淡路大震災の倒壊した家屋調査で強い外圧が原因というデーターを見たことがあります。

これも防除士には珍しくない現場です。
駆除の前に補強工事が必須の例です。
見かけでは被害の程度は判断できないという例
防除士にとっては珍しい光景ではないですよね。
セルロースの多い辺材の部分を好んで食べています。
おなかの中に原生動物が約8万匹位共生してます。

まあ、強烈な台風や地震に襲われればねぇ、
シロアリ被害があろうとなかろうと倒壊するよ・・と言われればそれまでですけどね。

以上はヤマトシロアリの話です。他の品種については経験していないのでご容赦くださいね。

(そういえば聖書で、ある都市が一昼夜でシロアリによって全滅した・・という記述があったような・・ぶつぶつ)

最後までお読みいただいて感謝します。
それではまた。

いいなと思ったら応援しよう!