夏祭りがなくなる日、子ども会もなくなるのか
全国で夏祭りの最盛期になっています。
市や大きな企業が主催する大掛かりなお祭りから、近所の公園でこぢんまり開催される夏祭りまで、様々な規模のお祭りがあります。
長年続けてきた夏祭りの開催を辞めているところも多いそうです。
その原因はひとつではありません。
自治会の高齢化、物価の高騰、安全面の不安、参加者の減少など。
私は、夏祭りがなくなるのは寂しいと思います。
でも時代の変化によって新しい娯楽が生まれているので、そちらに移行するのも仕方ないのではないかとも。
夏の暑さが厳しくなり、夏祭りの準備も暑さとの闘いです。
夕方から涼しくなる!とたかを括っていたのは平成の幻。
いくら水分補給や休憩を取っても、身体は疲れてしまいます。
私の町は、まだかろうじて自治会の夏祭りを開催しています。
でも今年は毎年盆踊りで活躍してくれた方々が、高齢化のため参加しないそうです。
子どもの参加も年々減少し、子ども会主体で行ってきた夜店番も人数不足の為、一人当たりの持ち時間が長くなってしまいました。
夜店番も夏祭りの楽しい思い出です。
自由に夜店を回る時間が減っても気にしないかもしれません。
でも、いろいろな側面から
「正直、夏祭りを今後も続けていくことは難しいのでは?」
と感じています。
でも不思議なことに、町の人口が減っているわけではないそうです。
新しい家も建ち、ファミリー層も引っ越してきています。
ただ、自治会への参加率が低いのです。
気持ちはわかります。
自治会に入らなくてもあまり困る事がないのです。
ゴミは市が回収してくれるし、生活に必要な情報は回覧板じゃなくてもネットで見ることが出来ます。
冠婚葬祭の行事をご近所総出で行うこともなくなりました。
それに対して自治会に入ると負担は増えます。
数年に一度回ってくる役員や幹事。
否応なしに時間が取られる夜の会議。
子ども会と自治会の役員が重なったり、さらにPTAの役員まで回ってくる!
お子さんの数が多いご家庭ほど、役員が回ってくる回数も多い。
共働きのご家庭が多いご時世、自治会の仕事まで引き受けていたら身が持ちません。
実際に私が住む町の子ども会も、途中で退会するご家庭が少なくありません。
子ども達は他の習い事で忙しく、子ども会の行事に参加するのが難しくなっているのです。
これを寂しい、悲しいと捉えるか、時代の流れと割り切るかは、その人次第です。少子化対策として、自治会活動を縮小するのも必要なのかもしれません。
子ども会ってどうやって出来たの?
子ども会がいつからあるのか、考えたことありますか?
少なくとも50代の私が子どもの頃には、すでにありました。
・江戸時代、地域社会や「むら」の中で、子ども達が年齢の違う仲間と遊んだり行事に参加したりした「子ども組」がルーツだそうです。
(そんなに昔からあったとは驚きです。)
・第二次世界大戦後、戦後の混乱で犯罪や非行が増えたため、地域で子どもを見守り健全に育てる目的で全国に普及。
(戦争孤児や貧困家庭の子どもたちを見守っていたのでしょう。)
・高度成長期、ラジオ体操や夏祭り、遠足、スポーツ大会など、地域の子どもたちが集まる活動の最盛期を迎える。
(私が生まれたのはこの辺り。確かにいろいろな行事に参加した記憶があります。)
・現在、少子化や共働き世帯の増加により、親の負担や役員の不足が原因となり、活動を縮小・休止・解散する地域が増えています。
(イマココ)
これまで子ども会が果たしてきた役割を考えると、私たち世代が勝手に解散して良いものか・・・?という迷いが出てきます。
でも、現状続けていくことが難しいことも事実です。
子ども会の最盛期と縮小期を、子どもと親の両方の立場で経験して実感します。
時代の変化とともに、次の世代に残すものとやめるもの、決断するときが来ているのかもしれません。
それでも、地域のみんなで子どもを見守る気持ちは変わらないと思うのです。
みなさんの町には自治会や子ども会はありますか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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