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沖縄を喰らった女子。東京育ちの短大生が、琉球ガラス職人になるまで

20歳くらいの頃。

友達になった女の子がいた。

東京生まれ、東京育ち。

短大に通う、いわゆる都会の女の子だった。

一度、その子の大学のキャンパスに遊びに行ったことがある。

もうね。

めっちゃキラキラしてた。笑

キャンパスを歩く女の子たちもキラキラ。

雰囲気もキラキラ。

なんかもう、

「これが東京の短大生か……」

と思った記憶がある。

一方その頃のオレ。

床屋の修行中。

キラキラどころか、

ギラギラしていた。笑

そんな彼女が短大を卒業することになった。

卒業旅行で向かった先は、

沖縄。

普通なら、

「沖縄楽しかったー!」

「海きれいだった!」

「また行きたい!」

くらいで帰ってくる。

ところが。

彼女、

沖縄を喰らって帰ってきたww

いや、もう完全に喰らってるw

帰ってきてからというもの、

「おそらく沖縄は私の前世の故郷なんだよね。」

とか、

「私、沖縄に帰らなきゃ」

とか言い始めた。

……いや、

東京生まれ東京育ちだろ。笑
(注:HIPHOP育ちではないw)

故郷って言葉の使い方w

でも、妄言だけでは終わらなかった。

行動が早かった。

住む場所を探し、

仕事を探し、

そして……

ソッコーで沖縄へ引っ越した。

「えええええ!?」

オレはビビった。

だって、東京で育って短大まで出て、

そこからいきなり沖縄。

しかも仕事が、

ガラス工房。

琉球ガラスを作る仕事だった。

師匠について、

ガラス作りのイロハを学ぶ。

そして数年後。

その子は、

ちゃんと職人みたいになっていた。

すげぇ。

あのキャンパスでキラキラしていた短大生が、

沖縄で汗をかきながら琉球ガラスを作っている。

人生、

どうなってんだ。

たしか、そのまま10年くらい沖縄に住んでいたと思う。

そして、その後。

彼氏との結婚を機に東京へ戻った。

なんだかんだで、

ちゃんと東京に帰ってきた。笑

でも今でも思う。

都会で生まれて、

都会で育って、

たぶん親御さんも、

「この子は東京で普通に就職して、普通に生活するんだろう」

くらいに思っていたんじゃないだろうか。

それが、

卒業旅行で沖縄に行って、

沖縄に喰らって、

人生の10年を沖縄で過ごす。

しかも、

琉球ガラス職人になる。

こんな未来、

本人だって想像してなかっただろう。

人生って、

本当に分からない。

どこで誰と出会うか。

何に心を奪われるか。

何をきっかけに人生の方向が変わるか。

20歳の自分には、

20年後、30年後の人生なんて見えていなかった。

たぶん今だって同じだ。

48歳のオレにも、

この先どうなるかなんて分からない。

もしかしたら来年あたり汁男優としてデビューするかもしれない♂
(黙れ小僧!w)

でも面白い。

予定通りに進む人生なんて、

たぶん、

ちょっと退屈だ。

人生は分からない。

分からないから、

怖い。

でも、

分からないから、

楽しい。

結論

なんくるないさぁ

ではまた。

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