大好きなレビー小体認知症の母に、本当に元気で家で長生きして暮らしてもらうために
レビー小体認知症の母を介護している私は、毎日同じ願いを持っています。
「どうか少しでも元気で、住み慣れた我が家で長生きしてほしい。」
この願いは、きっと多くの介護者が胸の中に抱いている想いではないでしょうか。
もちろん、レビー小体認知症は進行性の病気です。
「治す」ことは難しくても、「穏やかな時間を増やすこと」はできると私は信じています。
今日は、私自身が日々大切にしていることを書いてみたいと思います。
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① 笑顔で話しかける
認知症になっても、感情は最後まで残ると言われています。
難しい話は理解できなくても、
「おはよう。」
「ありがとう。」
「大好きだよ。」
そんな優しい言葉は心に届きます。
介護をしていると疲れて笑えない日もあります。
それでも一日一回だけでも笑顔を見せることが、お互いの安心につながるように感じています。
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② 不穏には必ず理由があると考える
レビー小体認知症では、
• 痛み
• 便秘や下痢
• 睡眠不足
• 暑さ・寒さ
• 幻視への不安
• 疲れ
など、小さな体調の変化が大きな不穏につながることがあります。
怒っているように見えても、本当は「苦しい」「怖い」「助けてほしい」というサインかもしれません。
怒りの裏側を見るよう心掛けています。
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③ よく食べ、よく飲む
高齢になると脱水や低栄養は体力を一気に奪います。
食べられるものを無理なく工夫しながら、
• 水分
• たんぱく質
• ビタミン
を意識しています。
「今日は少し食べられたね。」
そんな小さな喜びを積み重ねています。
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④ よく眠れる環境を整える
レビー小体認知症では睡眠障害が非常に多くみられます。
昼夜逆転や夜間の不穏は、ご本人だけでなく介護者も疲弊してしまいます。
昼間は適度に身体を動かし、朝日を浴び、夜は安心できる環境を整えることが大切です。
薬だけに頼らず、生活リズムを整える工夫も続けています。
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⑤ 転倒を防ぐ
転倒は寝たきりにつながる大きな原因になります。
家の中では、
• 段差を減らす
• 手すりを使う
• 明るい照明にする
• 滑りにくい床にする
など、安全第一を心掛けています。
「転ばないこと」は元気で長生きするための大切な条件です。
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⑥ 医療・介護の専門職を信頼する
介護は一人では続きません。
医師
看護師
ケアマネジャー
薬剤師
デイサービス
訪問リハビリ
たくさんの専門職の力を借りることは決して甘えではありません。
チームで支えることが、ご本人にも介護者にも安心をもたらします。
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⑦ 介護者が倒れないこと
実は一番大切なのはここかもしれません。
介護者が倒れてしまえば、在宅介護は続けられません。
休める日は休む。
眠れる日は眠る。
誰かに頼る。
それは決して弱さではありません。
「介護を続けるための力」を蓄える時間です。
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母が教えてくれたこと
介護は決して楽ではありません。
泣いた日もあります。
怒ってしまった日もあります。
自己嫌悪で眠れなかった夜もあります。
それでも朝になると、
母は何事もなかったように私を見て笑ってくれる日があります。
その笑顔を見るたびに、
「今日も一緒に生きよう。」
そう思えるのです。
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最後に
私は母に長生きしてほしい。
ただ長生きするだけではなく、
笑顔で、安心して、住み慣れた家で暮らしてほしい。
それが私の一番の願いです。
介護は決して一人で頑張るものではありません。
支えてくれる人たちに感謝しながら、今日も母と一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。
もし今、同じように大切な家族を介護している方がいたら、お伝えしたいことがあります。
完璧な介護を目指さなくて大丈夫です。
家族の「大好き」という気持ちは、きっと毎日の関わりの中で伝わっています。
その愛情こそが、ご本人にとって何よりの安心であり、生きる力になるのではないでしょうか。
