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【アニメ感想】 この音とまれ!

廃部寸前の時瀬高校箏曲部。一人になってしまった部長のもとを訪れたのは不良少年とその友達、そして箏の天才少女だった。それぞれの箏の音が紡ぐ青春学園物語―

引用元:dアニメストアあらすじ

おすすめ度(5段階):🌟🌟🌟🌟✨

⇩ダイジェスト紹介⇩

『隠れた神アニメ』とはこういうのを言うのですよ!(  _・ω・)_バンッ!コレダヨ、コレ!

——それぞれの箏(こと)の音が紡ぐ青春物語

廃部寸前の「箏曲部そうきょくぶ」を舞台に、不器用な少年少女たちが全国大会を目指す王道の青春アニメ。

原作は漫画。
アニメではプロの奏者による実際の演奏を聴くことができます。映像と音の迫力がマジで凄まじく、音楽の知識がなくても引き込まれる。

時瀬高校箏曲部が初めて全員で合奏した、龍星群りゅうせいぐんは、静かなイメージのある箏が、ここまで鋭く、熱く響く楽器だったのかと概念がひっくり返る体験だった。
音の質感に加え、作画が一音たりとも逃さず噛み合ってくるせいで、気づけば“観ている”という感覚が消えていく。

——涙が出そうになった。

この作品が刺さるのは、演奏の凄さだけじゃない。
部員たちは誰もが不器用で、過去や劣等感を抱えたまま、それでも前に進もうとしているところにある。
なかでも、久遠 愛くどお ちかと鳳月 さとわの2人のストーリーは良かった。
不器用ながらも一生懸命に箏と向き合う姿。箏の家元に生まれたことによる母との確執。

うまくいかないからこそ、音に滲むものがある。

その“揺らぎ”が一音に繋がっていくのがわかるからこそ——ただ上手いだけじゃない。不器用なまま重ねた音が、こんなにも人の心を揺らすのだと思う。

まさに、『琴線に触れる』すばらしいアニメだった。原作が読みたくなる。

全国大会予選で披露された『天泣』は、物語の締めくくりにふさわしい、澄んだ余韻を持つ演奏だった。
その余韻を壊したくなくて、拍手すら忘れたまま、ただその世界に浸っていたくなる。
そして観終わったあと、また『龍星群』を聴きたくなるだろう。
ワイは聴きに行った。

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