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トリプルネガティブ乳がんの免疫療法は術前しか効果はない

トリプルネガティブ乳がんにおける免疫療法は術前に施行しないと効果がありません。
臨床試験も実臨床もすべて術前です。
それはどうしてでしょうか?
まず、下図を参照にしてください。


免疫療法は術前に

理由は術前にはがんが体内にあるからです

最初に手術でがんを取ってしまうと免疫療法の効果が無くなってしまいます。(上図)

がんを持っている人は、がんを排除するためにT細胞等の免疫細胞が活性化しています。
しかし、がんにより免疫抑制がおきています。
そこにペンブロリズマブを使うと免疫細胞が活性化します。

したがって免疫療法が効くためには、
がんが体内に存在し、
いろいろなT細胞ががん周辺に浸潤している必要があるのです。(TILといいます。)
そのがん周辺に浸潤したT細胞がペンブロリズマブで活性化される必要があります。

術後も活性化したT細胞が体内に残ることとなります。

免疫療法が効果を発揮するためにはがんが体にあることが必要です。

したがって免疫療法は術前にしないと意味がないのです。

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