アイドルの歌詞を「現代国語記述問題」として出題してみた。

こんにちは「概念分解者」と申します。
好きなハロプロはスマイレージです。
ハロプロ関係の曲がサブスク解禁になりましたね。
まずは、こちらの曲を聴いてもらえないでしょうか。お願いします。
この曲の話をしますのでね。絶対聴いてね。お願いしますね。
夏祭りへ行く少女の心情を描いた曲となっているわけですが、
この歌詞が本当よく出来てるんですわ。
(中略)
今夜だけわがまま言えば あなたと見つめ合いたいよ
今夜だけわがまま言えば 星空を見なくて済んだ
今夜だけ浮かれたかった 胸の奥底に沈めた
今夜だけ浮かれたかった 想いを見せるはずだった
今夜だけ、今夜だけは
この「星空を見なくて済んだ」って何故だと思います?
どうしてわがままを言えたなら、星空を見ないことに繋がるのでしょう。
そうですね、
「ねえ、わたし ほんとうを言うと このまま帰るの いや、いや」
なわけですから。
お持ち帰りして欲しいよってことですよね。
家の中まで引きずりこんじゃってよ。っていうことですよ。
ベッドの上でヤることヤったら、星空が見えないわけですからね。
めちゃくちゃ綺麗な表現やと思いませんか?
一方で、ちゃんと咀嚼して聞かないと「あーそういうことか」って気づけないぐらいの少女らしい、奥ゆかしい表現でもありますよね。
よし、この歌詞を現代国語として出題してみよう。
本当に簡易的にではありますが、作問してみましょう。
以下は、「つばきファクトリー」の『今夜だけ浮かれたかった』の歌詞全文である。(掲載略)歌詞を読んで以下の問に答えよ。
問①
今夜だけわがまま言えば あなたと見つめ合いたいよ
今夜だけわがまま言えば 星空を見なくて済んだ
「星空を見なくても済んだ」理由を説明せよ。
『解答例:このまま帰るの嫌だな、あなたの家に泊めて?などと口を滑らせていれば、家の中で過ごすことになり、星空を見なくても済んだ為』
問②
少女が「浴衣を着なかった」理由を説明せよ。
『解答例:宿泊した場合、一度脱いだ浴衣を自分ひとりでは着付けすることが出来ない為』
この問題を出題してみました。正解はあくまで私の解釈に過ぎないものではありますが、概ねあってるんとちゃいますか?現国なんて出題者が正解と設定したものが正解なのでね。
女性なら正答率の高そうな、こちらの歌詞。果たして現代の弱者男性は読解することが出来るでしょうか。
つるはと さんの解答

問①
今夜だけわがまま言えば あなたと見つめ合いたいよ
今夜だけわがまま言えば 星空を見なくて済んだ
「星空を見なくても済んだ」理由を説明せよ。
『わがままが通れば、あなたに夢中になれるから。あなたしか目に入らない。』
問②
少女が「浴衣を着なかった」理由を説明せよ。
『あなたにありのままのわたしを見てほしいから。浴衣は言ってしまえば嘘の姿なので、そのような取り繕いのようなことはしたくない。』
なるほど、現代国語っぽい解答ですね。
そうなんですよ、普通に捉えると綺麗なそっちで答えちゃいますよね。
やっぱり現代の弱者男性くんには無理かな、、、^^;
夏祭り後に家で交尾する発想なんかでてこないもんね、、、^^;
マドガイ さんの解答

問①
今夜だけわがまま言えば あなたと見つめ合いたいよ
今夜だけわがまま言えば 星空を見なくて済んだ
「星空を見なくても済んだ」理由を説明せよ。
『思いを伝えていられれば、星空を見て涙がこぼれるのをこらえる必要もなかったから。少女は片思いをしていた彼に、友人たちと共に来た夏祭りで告白するつもりだったが、その彼は少女の友人と会話が弾み、話す機会を得られずに居た。そのまま祭りは終わり、友人たちと帰りのロータリーを待つことに。そこでもついに言い出せぬままロータリーに乗る彼を見送る少女。彼は少女の友人と共にロータリーに乗ったのかもしれない。そこで少女の恋が終わってしまったため、泣いたのだ。涙をこらえるために、思いを伝えていられれば見なくても済んだ星空を見つめながら。』
問②
少女が「浴衣を着なかった」理由を説明せよ。
『彼に自分を見てほしかったから。恐らく少女の他の友人たちは浴衣を着て夏祭りに来ていたのだろう。浴衣は体のラインを覆ってしまうため、大勢が着ているとどうしても没個性的になりがちな服である。その中で彼に目を引いて貰うには、浴衣を着ないというのが少女にとって最良の選択であったのだろう。歌詞から察するに、少女は奥手がちの性格で、言葉で直接思いを伝えるのは苦手であるため、普段は付けない香水をつけたり、周りとは違う大胆な服装で彼の目を引いて、自分の思いを少しでも気づいてもらおうと試みたのだ。』
なるほど、涙をこらえる為に上を向いたというわけですか。
う~ん、やっぱり交尾にいきつけてないですね。
”じゃくだん”だ。女の子の性欲に鈍感な、"じゃくだん"ですねぇ、、^^;
無理だよね浴衣の着付けに行き着くのは、脱がせたこと、ないもんね^^;
歌詞の考察というのは、「正解」があるわけではないので
そのように解釈も出来る余地があるように作られているのは
作詞家の「児玉雨子氏」の手腕によるものだと思う。素晴らしい。
今回の弱者男性のおふたりについても、決して不正解というわけではない。
ただ女性目線特有の高度なダブルミーニングが行われている、この歌詞を皆さんにも知ってもらいたかったのだ。
歌詞の全文考察に関してはこちらの記事がとても参考になります。
ええ歌詞やでほんま。
いいなと思ったら応援しよう!
ご一読、感謝申し上げます。おもしろいなと思ったらチップをお待ちしております。お礼にあなたのステータスをランダムで成長してさしあげましょう。