すべては、仕事終わりの俺にかかっている。
頼むから今日の俺、忘れるな。
今、仕事の休憩中。
仕事が終わったあと、
俺には絶対に失敗できないミッションが待っている。
もしこれを忘れれば、
家庭に影響が出る。
いや、国に影響が出る。
下手したら地球規模の問題になる。
そう。
食器用洗剤を買わなければならない。
昨日、我が家の食器用洗剤は完全に尽きた。
つまり今日、
俺が仕事帰りに洗剤を買い忘れれば、食器が洗えない。
食器が洗えないということは、
皿が汚れる。
コップも汚れる。
フライパンも汚れる。
そしてシンクが埋まる。
最終的に、我が家が第二のゴミ屋敷としてニュースに取り上げられる可能性すらある。
「原因は何だったんですか?」
「夫が食器用洗剤を買い忘れました」
そんなインタビューを受ける未来だけは避けたい。
だから今日は絶対に忘れない。
仕事が終わったら、
真っ先に洗剤を買いに行く。
寄り道もしない。
誘惑にも負けない。
コンビニのアイスコーナーを見ても、今日は立ち止まらない。
俺には使命がある。
洗剤を買うという使命が。
忘れないためにも、
ここに記しておくことにした。
俺は今日、仕事帰りに洗剤を買う。
絶対に。
何があっても。
人類の未来がかかっている。
たぶん。
さぁ。俺は洗剤を買えるのか。
それとも、noteにここまで書いておきながら普通に忘れるのか。
正直、俺自身が一番楽しみで仕方ない。
結果はこの下に記そうと思う。
↓
↓
↓
↓
↓
↓
買えちゃいました。
しかも、
ラップ。
アイス。
お酒。
まで買えちゃいました。
洗剤ひとつ買うだけの男だったはずが、
気づけば追加ミッションまで完璧にこなしていた。
今日の俺、優秀。
人類の未来どころか、我が家の食生活まで救ってしまった俺は天才である。
