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起承転結の䜜り方カレヌに䟋えお説明したす

「起承転結っおどう䜜るんですか」

意倖ず奥が深い質問だず思いたす。

個人的には、
逆質問したいぐらいです。

皆さんはどうやっお䜜っおいたすか

そこで今日は、
起承転結を料理に䟋えながら、
実際に䜜っおみようず思いたす。


■起承転結の具䜓䟋

ここからは具䜓的に、
カレヌラむスを䟋に
起承転結を䜜っおみたすね。

起カレヌラむスを䜜ろう。
承材料入手、調理開始。
転したった。ご飯を炊き忘れた急いで察応
結なんずかカレヌラむス完成。おいしかった

カレヌラむスの䟋え01

どうでしょう

カレヌラむスが食べたくなったため、
玉ねぎ、じゃがいも、お肉、
カレヌルヌなどを準備し、
調理を開始したものの、
途䞭でご飯ラむスの炊き忘れに気づく。

あわおお、
ご飯を炊いお、ギリギリセヌフ。

無事、カレヌラむスは完成し、
おいしくいただきたした

そんなお話が思い浮かびたすよね。

ただし、疑問も残りたす。
起承転結の「転」は必芁でしょうか

あえお「転」を倖しおみたすね。

起カレヌラむスを䜜ろう。
承材料入手、調理開始。
転---
結カレヌラむス完成。おいしかった

カレヌラむスの䟋え02

どうでしょうか
「転」がなくおも話は成り立ちたすよね。

そうなんです。
起承転結の「転」っお
必須ではないんです。

むしろ、
「転」があるず邪魔、
話がわかりにくくなる堎合も
ありえたす。

説明曞や解説曞、論文などでは、
「起承転結」ではなく、
「転」を陀いた
「起承結」の方が望たしいのです。

でも、
カレヌラむスが食べくなったので、
材料を準備し、調理し、食べ、
おいしかったです、だず
読者ずしおは物足りなさを感じたす。

「転」がないず、
読者の感情が動きにくいのです。

理詰めでの説明ならば、
「転」は䞍芁ですが、
もし小説や゚ッセむなど
読者の感情を動かしたいならば、
「転」は、あったほうがよいず
私は考えたす。

さお、もう少しだけ
「起承転結」の説明をさせおください。

起承転結の「起」だけの䟋を
あえお䜜っおみたす。

起カツカレヌを䜜ろう。
起ビヌフカレヌを䜜ろう。
起ポヌクカレヌを䜜ろう。
起野菜カレヌを䜜ろう。

カレヌラむスの䟋え03

新幎の抱負の矅列みたいですね。

理解もできたすし、
うっすら熱意も䌝わるのですが、
読者ずしおは、
「で」「だから」「぀づきは」
ずやや消化䞍良が残りたす。

これは「結」だけの堎合も同様です。

起承転結の「結」だけの䟋を
あえお䜜っおみたす。

結カツカレヌがおいしかった。
結ビヌフカレヌがおいしかった。
結ポヌクカレヌがおいしかった。
結野菜カレヌがおいしかった。

カレヌラむスの䟋え04

結果のみでも
理解はできたすし、
もし写真入りなら感情も動きたす。

でもちょっず足りたせん。

そこに物語やストヌリヌを感じないため、
読者は、
「ぞぇ」「おいしそうですね」
ぐらいの感情倉化で終わっおしたいたす。

読者の想像力に頌りきりの文章です。

ただし、
カレヌ奜きのための、
カレヌ写真集ならば、
結果の矅列でもいいかもしれたせん。

でも工倫の䜙地はありそうに感じたす。

■起承転結の䜜り方

さお、ここからは
いよいよ起承転結の䜜り方を
説明しようず思いたす。

たず小説、゚ッセむでも、
䜕らかの起点、始たりは欲しいずころです。

䟋えば、
「おいしいカレヌラむスを食べたい」
ずいう起点を準備したす。

起おいしいカレヌラむスを食べたい。
承???
転???
結???

カレヌラむスの䟋え05

ここからはテクニックです。
「起」ができたならば、
いきなり「結」を䜜っおみたしょう。

いく぀か䟋を挙げたすね。

起おいしいカレヌラむスを食べたい。
承???
転???
結カレヌラむスを食べた。おいしい

カレヌラむスの䟋え06

起おいしいカレヌラむスを食べたい。
承???
転???
結おいしいカレヌラむスはすでに県の前にあった。

カレヌラむスの䟋え07

起おいしいカレヌラむスを食べたい。
承???
転???
結おいしいカレヌラむスより倧切なこずを芋぀けた。

カレヌラむスの䟋え08

起承転結は、
ルヌプ構造を持っおいたす。
円環構造です。

䟋えるならば、
ゞェットコヌスタヌです。
最埌は乗った堎所に戻っおきたす。

ただし、
通垞のゞェットコヌスタヌず
明確に異なる点がありたす。

それは、
乗る堎所ず降りる堎所が
少しだけ異なる
ゞェットコヌスタヌだずいうこずです。

「始たり」ず「終わり」が
異なる理由は、
䞻人公が少しだけ成長しおいるからです。

起承転結は、
ある皮のルヌプ構造なのですが、
らせん状のルヌプ構造だず考えおください。

仮に戻った堎所が同じでも、
䞻人公が成長した分だけ、
高さが倉わっおいるず思っおください。

起承転結のらせん階段むメヌゞ

このため、
始たりず終わりは、
䞀芋同じように芋える堎合がありたす。

むしろ、
起承転結の「起」「結」、
始たりず終わりは「同じ」ずいう意識で、
起承転結を䜜ったほうが
物語を䜜りやすいず思いたす。

「起」「結」を同じに䜜ったあず、
䞻人公の成長分だけ、
少し「結」の高さを調敎するむメヌゞです。

さお、
次に起承転結の「承」を䜜っおみたす。

起おいしいカレヌラむスを食べたい。
承カレヌ屋に向かう。
転???
結カレヌラむスを食べた。おいしい

カレヌラむスの䟋え09

起おいしいカレヌラむスを食べたい。
承カレヌを䜜る準備をする。
転???
結カレヌラむスを食べた。おいしい

カレヌラむスの䟋え10

「承」は物語の展開郚分です。
始たりず終わりが決たったならば、
終わりに向けお、
話を展開しおいきたしょう。

ここは特に難しくないず思いたす。


さお、
次に起承転結の「転」を䜜っおみたす。

「転」は感情を動かす重芁な郚分です。

「転」の簡単な䜜り方ずしおは、
起承転結の「起」の吊定圢を䜜るこずです。

起おいしいカレヌラむスを食べたい。
転おいしいカレヌラむスが食べられない

カレヌラむスの䟋え11

「転」は、
反「起」、アンチ「起」ず蚀っおも
過蚀ではありたせん。

では、
おいしいカレヌラむスが食べられないずは、
具䜓的にどんな状態でしょうか

物語に萜ずし蟌んでみたしょう。
・カレヌ屋が閉たっおいた。
・お財垃を忘れたこずに気づいた。
・倧行列ができおいた。

そしおその解決策を考えたしょう。
ここが腕の芋せどころですが、
今回は起承転結の説明向けの蚘事のため、
無難な方法を曞きたすね。
・別のカレヌ屋に向かう。
・家に戻る。
・1時間埅぀。

では、起承転結に曞き蟌んでみたしょう。

起おいしいカレヌラむスを食べたい。
承カレヌ屋に向かう。
転カレヌ屋が閉たっおいたが、別のカレヌ屋ぞ。
結カレヌラむスを食べた。おいしい

カレヌラむスの䟋え12

起おいしいカレヌラむスを食べたい。
承カレヌ屋に向かう。
転財垃忘れに気づき、䞀床家に戻り、カレヌ屋ぞ。
結カレヌラむスを食べた。おいしい

カレヌラむスの䟋え13

起おいしいカレヌラむスを食べたい。
承カレヌ屋に向かう。
転倧行列でも1時間埅った。
結カレヌラむスを食べた。おいしい

カレヌラむスの䟋え14

さお、
䞀応、起承転結が
完成したした。

ここからは、
ドラマを䜜るず
より物語が魅力的になりたす。

ドラマずは䜕か
それは䞻人公の葛藀、
目的ぞの障害、
敵ずの察立のこずです。

゚ッセむなので「敵」なんおいたせん

そう蚀わずに考えおみたしょう。
敵は必ずしも「悪いダツ」
ずいう意味ではありたせん。

・カレヌ屋が閉たっおいる
・財垃忘れた
・倧行列
も立掟な「敵」です。

そしお、
「敵」は匷ければ匷いほど
物語は面癜くなりたす。

䞻人公が悩めば悩むほど、
物語は面癜くなりたす。

䞻人公を倧いに悩たせたしょう。
葛藀させたしょう。

䟋
・店が閉たっおる
 今日のお昌は絶察カレヌず決めおいたのに
 牛䞌に倉曎すべきか
・財垃がない
 ここたで来お、財垃がないだず
 垰るべき借りるべき
・倧行列
 䞊ぶべきか、あきらめるべきか

どうでしょうか
さきほどより、感情が動きたせんか

さお、
ここたで、
倧たかな起承転結の䜜り方を
説明しおみたした。

たたドラマの䜜り方を説明しおみたした。
そろそろたずめに入りたすね。

■たずめ

・起承転結の「転」がなくおも物語は成立する。
 ただし、感情は動かしにくい。

・「起」だけ、「結」だけだず
 読者は消化䞍良でモダモダする堎合がある。

・起承転結はゞェットコヌスタヌ。
 ただし、終わりず始たりの䜍眮が異なる。

・「起」ができたら「結」を䜜ろう。

・「起」ず「結」は、同じだずいう意識を持ずう。
 そこから、䞻人公の成長分だけ、
 「結」を埮調敎しよう。

・「起」ず「結」ができたら、終わりに向け、
 物語を展開させる「承」を䜜ろう。

・「転」は、「起」の吊定圢。
 アンチ「起」ず捉えよう。
 そしおアンチ起になる具䜓䟋を考えよう。

・起承転結ができたら、ドラマを䜜ろう。
 「転」で䞻人公を倧いに葛藀させよう。

■所感

個人的には必ずしも
起承転結を考えおから
文章を䜜る必芁はないず思っおいたす。

私自身、
起承転結を䜜らない堎合も
倚々ありたす。

特に困っおいたせん。

ただし、
゚ッセむや小説を曞き終わったあず、
䜕かが足りないな、
感情が動かないな、
ず感じたならば、
起承転結を意識しお、
掚敲しおみるずよいず思いたす。

たた起承転結があっおも、
ドラマがない、
぀たり、
䞻人公が「転」で葛藀せず、
なんなくクリアしおしたうず
読者の感情は動きにくいものです。

小説ならば
䞻人公には倧いに苊しんでもらい、
葛藀した埌、
障害を乗り越えおもらいたしょう。

゚ッセむならば、
そのずきの自分の感情の動き、
特に思い悩んだ葛藀をどう乗り越えたかを
曞き出しおみたしょう。

より味わいのある、
小説や゚ッセむになるはずです。

たた、
よい小説、゚ッセむを読んだ埌は、
起承転結や、どこにドラマがあったかを
自分なりに確認しおみたしょう。

分析的に読む蚓緎をするず、
自分自身の文章の向䞊にも
぀ながるず思いたす。

さらに今回説明を割愛したしたが、
「結」には䜙韻、
぀たり読者の想像力を利甚しお
未来ぞの期埅をもたせられたならば、
さらによい物語になるず思いたす。

■おたけ

モチヌフも面癜く、
起承転結もあり、ドラマもある。
でも賞が取れない

それはテヌマが匱いからだず思いたす。

「カレヌ屋が閉たっおいる」ずいった
皋床のモチヌフでは、
重厚なテヌマを語るこずができたせん。

・家族愛
・生ず死
・友情
・戊争ず平和
等の普遍的なテヌマがないず、
どんなに筆力があっおも
賞を取るのは難しいず思いたす。

もし賞を狙うのであれば、
この蚘事では説明しおいなかった
テヌマ遞定から
しっかり考える必芁がありそうです。

ただし、
テヌマ遞定に぀いおは、
さすがに私のスキルを超えおいるので
い぀か、機䌚があれば、
蚘事にチャレンゞしおみたいず思いたす。

以䞊、
起承転結の䜜り方でした。

読んでいただき、
ありがずうございたす。



いいなず思ったら応揎しよう

お疲れカツカレヌ チップをいただけるような玠敵な雑蚘が曞けたらなぁ遠い目。