半年前よりは、うまくなった
ひさびさに、娘とバッティングセンターに行った。
ひさびさなので、娘は空振りが多い。
「ヒザ曲げろー」
「つま先開くなー」
「左足をベースの近くにー」
後ろから声をかける俺。
それでも空振りが多い娘。
分かってる。
心理学的にも、右脳でボールを捉えようとしてるのに、言葉で左脳を刺激すると、ますます混乱する。
それでも言いたくなってしまう。
2打席が終わった所で、
娘「ヒザ曲げないほうが打てる」
幹「分かった」
3打席目は沈黙を守る。
するとやはりまあ、1、2打席目よりは打てる。
「バッティングセンターだから、ボールが反発して飛ぶけど、人間が投げる球は、ヒザ曲げないと飛ばないんだよな…」
と思いつつも、まあまあヨシとする。
最近、娘の野球のやる気が少し落ちてるように見える。
試合に出られないことが多いし、練習してもなかなか上達しないので、無理もない。
それでも娘は「半年前よりはうまくなった」と言い、毎日自主トレもやる。
明日も女子チームの試合に行く。
俺の欲の問題なのだろう。
俺が「試合に出られなくても、参加するだけで素晴らしい。続いていること自体が奇跡」と思えたら、娘も俺も楽になる。
親子が苦しいのは、親の「子どもにこうなってほしいんだよなー」という気持ちが強い時。
俺は娘に「ピアノももっと上手になってほしいなー」という気持ちが強いから、苦しくなる。
逆に娘と息子の習字、息子のプログラミングにはノータッチだから、全然苦しくない。
習字は「読める字を書ければいい」(俺は字が下手)と思ってるし、プログラミングなんて俺は全然分からないから、すでに息子のほうができるだろう。
あ、でも、娘が漢字や算数ができないのは苦しい。
まとめると、
「苦しい」
①子どもへの期待が高い
②親自身ができることを、子どもができない
「苦しくない」
③子どもに期待してない(いい意味で)
④親自身ができないことを、子どもがやっている
となる。
あー、進学校での相談もそうだよな。
②のように親の学歴が高い場合。
また親の学歴が低くても、①のように期待が高いと苦しい。
つまり③④になれば楽になる。
娘の野球については、③このままでヨシとしよう。
④はうーん、苦手なことでも続けているか。
俺は小3~6年の4年間、土曜も学校があったので、野球は週1日だった。
娘は小1の10月に始めたので、もう4年半、土日の週2日やっている。
それは尊敬しよう。
明日の試合も、出られないかもしれない。
応援でもボールボーイでも、ランナーコーチでもいい。
「女子チームの活動に行きたい」という気持ちはあるので、それを欲張らずに支えよう。
でも、もし娘が「半年前よりはうまくなった」と思い続けていたら。
何かが起こるかもしれない。
だから親が勝手にあきらめるのも、やめよう。
