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『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』を観た

「大人がダメージを受ける」というレビューが気になり過ぎて観てきました。
ネタバレが含まれますので、ご注意ください。

【私のちいかわスペック】
・漫画、アニメ共に観たことがない
・なんとなくダークな部分もあるらしいと聞いたことがある
・ちいかわしか名前の分かるキャラクターがいない(メインっぽいキャラを見たことはあるが名前が分からない)



最後のシーンを観て、「やっぱり許されないんだ…」と思った。
被害者であり加害者でもある、という構図になるんだとは思うけども…

きっかけはセイレーンの方で、無自覚に危害を加えた。
ヒトハとフタバ(鑑賞後HPで名前を確認した)はお互いしかいない、この人がいなくなってしまったら終わり、それくらい極端に視野が狭い。
結局、加害者になるという一番危険な選択をしてしまった。
何も知らない島民たちが次々と食べられてしまうことによって、より孤立していったと思う。

危害を加えられたタイミングで誰かに助けを求めることができれば結果は違ったかもしれないのに、それをしなかった。もしくは、できなかった?
島の中でのふたりの立ち位置が分からないけれども、どのみち頼れる人はいなかったのかな。

この視野の狭さやどうにも動けない様子を見て、なんとなく「学校」というか「ひとつのクラス」をイメージした。
学生(中学生くらい)の時に「ここしかない、ここでダメだとすべてが終わり」くらいに思ってしまっている感じ。

そして、残酷なのがセイレーンとヒトハ・フタバの力関係が全く対等ではないこと。
セイレーンの方が大きく、不思議な力も持っているので、ふたりが力を合わせたところで絶対に勝てない。
また、セイレーンも加害者とはいえ、罪の意識はない。
きっと追い詰められたふたりが「元々はそっちが」と言ったところで、「覚えがないし、もしそうだったとしても悪気はないし知らない」と言われてしまうと思う。
自分が悪いだなんて1ミリも思っていない相手に話し合いの中で「自分にも非があったかもしれない」と思わせることって本当に難しい。
だから結局力が、立場が弱い方が負ける。


私にはまだ学生にもなっていない甥と姪がいるけれども、ヒトハ・フタバにもセイレーンにもならないでほしいと思った。 

島二郎の立ち位置でいてほしい。

暗い人間関係には巻き込まれず、気づかず、自分の興味が向く方にだけ力を注いでほしいと思った。
集団の中で自分を保つのはとても難しいことだと思うけど、傷つかないでほしい。
無理かもしれないけど、この映画を観てそう思った。


【他に思ったこと】
・うさぎがかわいい
・ラッコの声聞いたことある!って思ったら、アッシュだった
・ハチワレはちょっと苦手だった
・入場者特典が終わってて、貰えなくてちょっと悲しかった(あのちょっと引いたら進むミニカーみたいなやつ欲しかった)

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