数字で測れないことを大切に
最近考えていることのメモです。
会社を辞めてから、自分の中で大きく変わった考え方があります。
それが、
「数字で測れないことを大切にしたい」
ということです。
会社員時代は「数字人間」だった
会社員時代の私は、本当に数字人間でした。
仕事では売上や利益。
プライベートでは資産額や使ったお金。
何かを考えるときには、いつも数字が頭の中にありました。もちろん仕事をするうえで数字は大切ですし、FIREを目指すうえでも資産額や生活費といった数字はとても大切です。
でも会社を辞めてから、その優先順位が大きく下がりました。
もっと言ってしまえば、
「数字で測れるものって、私の幸せとはそれほど関係ないんじゃない?」
と最近は思っています。
資産が増えても、たぶんやることは変わらない
例えば、資産額。
会社を辞める前は準備して、準備して、ある程度の資産を作ってから退職しました。でも、いざ会社を辞めてみると、思っていた以上にお金を使いません。
もちろん、資産があることによる安心感はあります。ただ、ここから資産がさらに増えたとしても、私の生活はそれほど変わらない気がしています。
今の自転車で海沿いを走って、畑をして、仲のいい人たちとたまに会う。たぶん資産がもっと増えても、私はそんな生活をしていると思います。
5億円になったから、自転車から見える海がきれいになるわけでもありません。資産額の多寡によって、自分が感じる幸せが大きく変わるわけではない。
そう考えるようになると、私にとって大切なのは、むしろ数字では表せない部分なのかもしれないと思うようになりました。
FIRE研究所も、数字を追いかけない
そんな考え方をしている私なので、運営しているFIRE研究所にも自然とその価値観が反映されています。
最近、FIRE研究所の新メンバー募集を「毎月」から「2か月に1回」に変更しようという話をしています。普通に考えれば、コミュニティの会員数は多い方がすごそうに見えます。
100人より500人。
500人より1,000人。
数字だけ見れば、その方が「大きなコミュニティ」と言えるのかもしれません。でも、FIRE研究所が大切にしたいのはそこではありません。
私たちが大切にしたいのは、
「オフ会やオンラインで知り合ったFIRE研究所の人が素敵で、人生が少し豊かになった」
と思ってもらえることです。
これは会員数のように簡単には測れません。だからこそ、メンバーにどんな人がいるのか分からなくなるほど人数を増やすことには、あまり魅力を感じていません。
学校の1学年くらい。
100〜150人程度。
なんとなく「あの人知ってる!」と思えるくらいの規模感が、FIRE研究所には合っているのかなと思っています。
160人から、いったん整理してみた
その一環として、現在160人以上いるメンバーについても、一度整理することにしました。長期間Discordを見ていない方などもいるため、新しく利用規約を作り、今後も参加したい方に改めて同意してもらっています。
正直、私は70人くらいになるのかなと思っていました。ところが実際には、想定以上に多くの方が「これからも参加したい」と意思表示してくれて、100人を超えました。
これはとてもありがたいことでした。
同時に、
「じゃあ、これ以上急いで人数を増やす必要はないよね」
とも思いました。
そこで、新しいメンバーを迎えるペースを少し落とすことにしました。
FIRE研究所が増やしたいもの
こういうことを考えていると、FIRE研究所として何を大切にしたいのかが、少しずつ見えてきます。
FIRE研究所は、売上を増やすためのコミュニティではありません。会員数を増やすためのコミュニティでもありません。
私たちの人生の豊かさを、ほんの少しだけ増やすコミュニティです。
だから、大切なのは会員数ではなく、
「FIRE研究所で知り合ったあの人、素敵だったな」
という出会い。
本を作るのであれば、何冊売れたかだけではなく、
「みんなで本を作れて楽しかったよね!」
という思い出。
オフ会を開催するのであれば、何人集まったかだけではなく、
「オフ会本当に楽しかったな~!」
という、終わってからの余韻。
もちろん数字も大切です。でも、数字は分かりやすいからこそ、ついつい数字ばかりを追いかけてしまいます。
資産額。
売上。
会員数。
フォロワー数。
本の販売数。
どれも数字にすれば比較できます。
一方で、
誰かと出会って人生が少し楽しくなったこと。
みんなで何かを作ってワクワクしたこと。
帰り道に「ああ、今日楽しかったな」と思えたこと。
こういうものは、なかなか数字にはできません。
でも今の私にとっては、こちらの方がずっと大切です。
会社を辞めて、数字を追いかける生活から少し離れてみたからこそ、そんなことに気づけたのかもしれません。
これからもプライベートでも、FIRE研究所の運営でも、
「数字では測れないけれど、確かに人生を豊かにしてくれるもの」
を大切にしていきたいなと思っています。
おしまい!
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