コミュニティが自走し始めて、嬉しくもあり寂しくもある
最近、FIRE研究所の活動がずいぶん活発になってきました。
全体に公開されているイベントスケジュールだけでも、こんな感じです。

これ以外にも、メンバー同士で個別に開催されているオフ会などがたくさんあります。それを考えると、本当に活発になったなと思います。
この記事を書きながら、ふと気になりました。
「そういえば、1年前はどんな感じだったんだろう?」
そこで、約1年前に書いた記事を読み返してみました。
当時開催していたイベントは、主にこんな感じです。
・Kindle出版セミナー
・note初心者向けセミナー
・オンライン飲み会
もちろん、これだけでも当時の私たちにとっては大きな一歩でした。それでも現在と比べると、イベントの数も種類も本当に増えました。
もうひとつ驚いたのが、noteの「#FIRE研究所」が付いた記事の数です。
1年前は44件でした。

それが現在は、なんと2,633件。

単純に比べると、約60倍です。
もちろん、すべてがFIRE研究所のメンバーによる投稿とは限りません。それでも「FIRE研究所」という言葉が、1年前とは比べものにならないほど多く使われるようになったことは間違いありません。
がむしゃらだった最初の1年
こんな感じで順調に成長しているFIRE研究所ですが、運営者である私には、嬉しさと寂しさが入り交じった複雑な気持ちがあります(笑)
1年前の私は、FIRE研究所の活動に対して本当にがむしゃらでした。
そもそもコミュニティを運営すること自体、人生で初めて。さらに言えば、オンラインコミュニティに所属することさえ、FIRE研究所が初めてでした。
当然、何を目指せばいいのかも、どう運営すればいいのかも分かりません。
頼りにしていたのは、自分の感覚とメンバーのみんなの意見だけでした。
何か問題が起きたら、みんなに相談する。その意見を聞いたうえで、最後は自分で判断する。
その繰り返しでした。
そうして目の前の問題を一つずつ解決し続けること、約1年。
なんか私、暇になりました(笑)
私が作りたかったコミュニティ
FIRE研究所を運営するなかで、私にはずっと、
「自分が理想だと思えるコミュニティを作りたい」
という強い気持ちがありました。
何をもって「理想」とするのか。あらためて考えてみると、私が思い描いていたのはこんな場所です。
・周りに優しくできる人が多い
・心にゆとりのある人が多い
・人との出会いを通してみんなが精神的に豊かになれる場所
・みんなで一緒に楽しいことができる
・誰かの挑戦をみんなで応援できる
・足の引っ張り合いが起きない
・嫉妬とは無縁でいられる
・上下関係が存在しない
・人として対等でありながら、お互いを尊重できる
・損得勘定だけでつながらない
・やりたい人が「この指とまれ」で企画を始められる
・FIREの形や働き方、生き方に「唯一の正解」をつくらない
・積極的に活動する人も、ゆるくつながりたい人も、自分のペースで関われる
・発言・企画・参加を強制しない
・運営者が上から指示するのではなく、メンバーが動きやすい環境を整える
・立場や肩書き、資産額、FIRE達成の有無で人の価値を決めない
・私を中心に考えるのではなくコミュニティを中心に考える
・私が尊敬できる人たちが集まる場にする
これがですね、1年かけて、かなり実現できてきた気がするのです。
もちろん、完璧なコミュニティが完成したとは思っていません。人数が増えれば、これから新しい課題も出てくるでしょう。
それでも、少なくとも私が最初に思い描いていた姿には、かなり近づいてきました。
さらに、その状態を維持し、加速させるための仕組みもある程度整ってきました。
すると、私が先頭に立って何かを動かさなくても、メンバー同士で企画が生まれ、自然に活動が広がっていくようになりました。
つまり、FIRE研究所が少しずつ自走し始めたのです。
「動かす人」から「見守る人」へ
もちろん、やることが完全になくなったわけではありません。
今でも1日に数時間はFIRE研究所の活動に使っています。それでも、これまでと比べれば、運営や仕組み作りにかける時間は圧倒的に少なくなりました。
望んでいた状態を作れたことは、素直に嬉しいです。
一方で、自分の手から少しずつ離れていくような寂しさもあります。
子どもの成長を見守る親の気持ちに、少し似ているのかもしれません(笑)
ただ、最近は「暇になった」というよりも、私の役割が変わったのだと思うようになりました。
これまでは、先頭に立ってコミュニティを動かす人。
これからは、みんなの活動を見守りながら、必要なときに環境を整える人。
そう考えると、今の状態はFIRE研究所が次の段階に進んだ証拠なのだと思います。
これからやりたいこと
結果として、このタイミングでFIRE研究所が自走し始めてくれて、本当によかったと思っています。
我が家では数か月後に家族の大きなイベントを控えていて、妻にも以前から、
「それまでにFIRE研究所を軌道に乗せるから、今は集中させて〜」
とお願いしていました。
運営の仕組み作りにかける時間が減った分、これからは全国のメンバーに直接会いに行ったり、私自身が書きたかった本を書いたりしたいと思っています。
文学フリマ大阪・東京への出展や打ち上げ、ブルーインパルスを見るオフ会、遊園地貸し切りオフ会など、参加できるイベントにはこれからもどんどん顔を出すつもりです!
そして、今年中に実現したいのが九州オフ会。
九州のメンバーも増えてきたので、みんなでおいしいものを食べて、飲んで、思いきり楽しみたい!
コミュニティ作りの本を書きたい
もうひとつ、最近書きたいと思っているのが「コミュニティ作りの本」です。
FIRE研究所を運営するにあたり、コミュニティに関する本をいろいろ読みました。
もちろん参考になる部分はありましたが、「自分が作りたいコミュニティに、そのまま当てはめられる本は意外と少ないな」と感じたのも正直なところです。
FIRE研究所を運営するようになって、私自身の幸福度は爆上がりしました。
運営者も楽しい。メンバーも楽しい。そして、誰かの挑戦をみんなで応援できる。
そんなコミュニティって、本当にいいと思うんですよね。
FIRE研究所を作るなかで試してきたことや、うまくいったこと、逆に失敗したことまで一冊にまとめる。
それを公開することで、FIRE界隈だけでなく、さまざまな分野にFIRE研究所のようなコミュニティが生まれたら、喜ぶ人も増えるのではないかと思っています。
そんなこんなで、少し時間ができた私。
この時間は、これまで頑張ってきた過去の自分から届いたプレゼントなのかもしれません。
今はそう思いながら、この嬉しくもあり、少し寂しくもある時間を満喫したいと思います!
おしまい!
本を出版しています!
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出世を目指して働き続け、パワハラを受け、休職し、投資と出会い、やがてFIREを選ぶ。会社を辞める前の8か月と、辞めたあとの8か月に書いたサラリーマンエッセイを収録しました。
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