サー・クロコダイルが大好きな話

漫画ワンピースのキャラクター、サー・クロコダイルが大好きだ。
以下、親しみをこめて社長と呼ばせていただく。
社長の好きなところならば無限に挙げられるが、まずは分かりやすい部分から。
・強い
・頭がいい
・冷酷
・カリスマ性
・野心家
・バナナワニ
・スーツ姿がかっこいい
・前髪が乱れてもかっこいい
・鼻血を出してもかっこいい
・戦う時の技名(?)がオシャレでかっこいい
・バロックワークス←かっこいい
・海賊なのに水が怖い
・大人
・執念深い
・過去を引きずっている
アラバスタの話は何度読み返したか分からない。
それくらい社長がかっこいいのだ。
圧倒的な「悪」そして冷酷なほどの「強さ」、私が漫画のキャラクターでそれを初めて感じたのがサー・クロコダイルであった。
初見のときなどは本当にルフィが負けるのではないかとハラハラしていて、弟とジャンプを取り合って読んだのを思い出す。
(当時ジャンプも買ってたしワンピースの単行本も買ってた)
しかも、ただ強いだけじゃないのだ。
最後まで戦い続けて、汚い手を使ってまでも勝ち筋を諦めないで、負けても捕まっても七武海じゃなくなっても、まだ終わってない。
そして決して善人ではなく傲慢でプライドが高いのに、どこか人間臭さがある。
小学生のときからワンピースも社長も大好きであったが、今では少し違う見方をしている。
それは、社長は「一度ひどい挫折を経験した」という部分に強く惹かれているということである。
ルフィに負けたことではない。もっと前のことだ。
おそらく若いころはルフィのように仲間とともに海賊王を目指していたであろうクロコダイルが、なぜ仲間を信じなくなったのか、なぜ夢を追えなくなったのか。
そして、それでも世界を諦めきれずにまた夢へと向かっていく強さ。
それはすべて漫画で語られているわけではないが、インペルダウン編、頂上戦争編、新世界編などで少しずつ心境の変化が見て取れる。
(このすべてを明らかにしているわけではないという部分も想像がかきたてられてイイネ!)
さらに、長年クロコダイルのファンをやっていると、はぁ、もう、社長めんどくさいとこある…でも好き…。という感情になってくる。
ルフィを助けるときも素直ではない、でもちゃんと助けている。
そんな不器用さに「社長、かわいい」という感情すら湧いてくるのだ。
きっと何度叩きのめされても何度でも再挑戦する社長を、ずっと見ていたい。
ちなみに私は社長の更生は望んでいない。
「俺が間違ってた」とか「仲間って最高だな」とかは絶対に言わないでほしい。
ずっと、悪い海賊でいてほしい。
悪い海賊なりの、美学をつらぬいてほしいのだ。
でもちょっとだけ人間味が見える瞬間というのが、もうたまらない。
こんな人、身近にいたらすごく嫌だが(ずっと機嫌悪そうな顔してるし)、そこも含めて私はサー・クロコダイルが大好きだ。
社長の幸せを願わずに「そのままのひねくれた社長でいてくれ!」と思っている私はもしかしたらファンとは言えないのかもしれないが、それでも社長が大好きだ。

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