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文章が固い!ホラー映画とフェミニズムについての知識欲を満たせる批評本「男と女とチェーンソー 現代ホラー映画におけるジェンダー」

最近、ホラー映画に感心が向いているので以前から気になっていた『男と女とチェーンソー 現代ホラー映画におけるジェンダー』を読みました。

(晶文社 定価:3,000円 税別です。)

正直…文章が固くて、『ザ・お勉強』という感じ。僕には、けっこう読みづらく感じてしまいました。

1970年代から1980年代に公開されたホラー映画を中心に、スラッシャー映画における殺人鬼と最後まで生き残り立ち向かうことになる女性『ファイナル・ガール』の関係性。

ホラー映画から読み解ける、映画が映し出す目のアップの演出とそれを観る観客の関係性。

ホラー映画における男性と女性の関係性などをたくさんのホラー作品や文献を引用して、ひも解いていくホラー研究・フェミニズム批評の本です。

おもしろいというよりは『興味深い』といった楽しさがある作品で、他の人が映画をどう読み取り意味を見出だしていくのか…。また、その考えや思いをどう文字にして伝えようとしているのか、に感心が持てる人には一定のおもしろみが感じられる本だと思いました。

本書に名前が出た様々なホラー映画を、五十音順で表にした一覧が巻末に付いていて、『次に、この映画を観てみようかな!この映画について語っていた部分を、映画を実際に観てから改めて読んでみよう!』という参考にしたり、振り返りがしやすい部分が個人的には気に入りました。

70年代~80年代の洋画ホラー映画が好きだ!フェミニズムにとりあえず触れて、個人的な考えの材料・参考にしたいという方にはオススメです。

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