【最新ローカルLLM】Qwen3.8 27Bを使ってみた話【Ollama】
はじめに
少し前にQwen3.8 2.4Tフラッグシップ版がオープンウェイトとして公開されましたが、少し遅れてゲーミングPC(ただしDenseなので24GB VRAM程度は必要)でも動作可能な27B版が公開されました。Ollamaの最新版で対応しています。Ollamaライブラリにも既に登録済みです。
世界で最もローカル利用されているQwen3.6 27Bの後継の期待モデルなので、カウントダウンまで行われ、公開直後はアクセス出来ませんでした。
導入&設定
アーキテクチャはqwen3.6 27Bと同じqwen3.5のようです。
# ダウンロード
ollama pull qwen3.8
# 情報表示
ollama show qwen3.8
Model
architecture qwen35
parameters 27.3B
context length 262144
embedding length 5120
quantization Q4_K_M
requires 0.32.12
Capabilities
completion
vision
tools
thinking
Projector
architecture clip
parameters 460.73M
embedding length 1152
dimensions 5120
Parameters
top_k 20
top_p 0.95
draft_num_predict 4
min_p 0
presence_penalty 0
repeat_penalty 1
temperature 1動作確認
※ ollama + OpenWebUIを利用しています


「人類には早すぎる」症状です。リリース初日には良くあります。(変更していないollamaそのままの実行です)
パフォーマンス
Ryzen7 5700x 64GB + RTX5060ti-16GB×二枚(32GB)での動作です。num_ctx=128kにしています。
マルチGPU環境で最速で動作させたいため、改造ollamaを利用します。※ 改造といっても、llama-server実行オプションに「--split-mode tensor」をつけただけです
Ollamaライブラリのものを利用すると、デフォルトでMTPが有効になります。


アーキテクチャも同じなので、Qwen3.6 27Bと同じです。
大学入試数学(東大文系数学)


論理問題


ミニゲーム:土管ゲーム・グラフィック強化版
ちゃんとAgentic動作(関数・ツール呼出し・コンテキストを分離したサブエージェント動作)します




ミニゲーム:横スクロール


ミニゲーム:横スクロールアクション

※ ミニゲームのプロンプトです
まとめ
世界中の期待を裏切らない凄まじい性能でした。現状の30B帯のモデルの中で飛び抜けた性能である事は確実です。最近公開された(NVIDIA)Muse Glimmerはもちろんのこと、(Google)Gemma4 31Bすら足下に及ばないでしょう。
※ ただし、Qwen3.8の日本語性能はかなり悪いです。簡体字を混ぜてしまいます。日本語処理に関してはGemma4 26B/12Bに勝てません。日本語処理ならGemma4が圧倒的です。
MiniMaxにしてもそうですが、ちょっと怖いぐらい中国オープンウェイトAIが独走しすぎですね。

最初のテスト実行でご乱心しましたが、その後は一切不具合を出さず良い結果を出しています。
Denseモデルなので、24GB以上のハイエンドGPUまたは、筆者のようにミドルクラスのGPU×2(24GB〜32GB)を利用しないと実用的に利用できないと思いますが、しばらくはQwen3.8 27Bが性能面で1〜2世代抜け出して独走しそうです。
一般的なゲーミングPCで動作するMoE版や、9B等のより小型のモデルの登場が期待されます。
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