真理の輝き(Veritatis Splendor)による典礼の解放 《ベネディクト16世『愛の秘跡』の正統性・真善美の再統合と「美の道(Via Pulchritudinis)」》 04
第4章【批判的検討Ⅱ】真理の演出(Ars Celebrandi) 総体芸術としての典礼
序:典礼における「真理の輝き」の可視化
前章において、我々は聖なる空間の形而上学――建築と祭具における客観性――を考察した。東向司式の宇宙論的意味、貴金属の秘跡的リアリズムは、いずれも典礼が「真理の輝き」(Veritatis Splendor)を可視化する場であることを示した。本章では、この「真理の輝き」が、司祭の祭服という最も人格的な次元、そして典礼空間全体の「光と影、装飾」において、いかに実現されるかを論じる。
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