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慎重さという強みを生かす

つい先日。強みのコーチとお茶をした。

強みのコーチというのはClifton Strengths(クリフトン・ストレングス)の認定コーチのことで、自分の強みのことを知って、受け入れて、それを日々いかすためのお手伝いをしてくれる、という親切な人のことだ。


慎重さって強みになるんだ

事前に診断をしてでてきた結果。強みトップ5はこのような内容だった。

  1. 学習欲

  2. 内省

  3. 達制欲

  4. 慎重さ

  5. 指令性

「人生は勉強よ」と母に教わり、なんでも語源を知りたくなるので学習欲が高いのは知っている。内省というか知的なおしゃべりや本がすきなのも自覚していてすんなり納得。難しい仕事にほど意欲をもつし、働き者だから達制欲もある。

それに続くのが「慎重さ」ときた。これは、ちょっとどういうことなのだろう。(と、さっそく慎重さを発揮する自分がいる)

ネガティブなものにみえてた強みたち

あなたは、意思決定の際に細心の注意を払います。あらゆる道のりには危険が待ち受けていると考え、慎重に前進します。

GALLUP社 Clifton Strengths 慎重さ(Deliverative)の成長する方法

物音がすると驚いて、落ち着きがなく、臆病な人のことを「慎重さ」と言っているわけではなさそうだ。危険があることを知りながらも、なお。全身をしようとするのは、勇敢にすらみえてくる。

自分はこれまで自分の中にある「慎重さ」のことを認めることができなかった。ぱぱっと決断できる、切れ味のいい発言ができる人たちをスマートでうらやましく、憧れていた。慎重さはときに「考えすぎ」だと思われるので、自身でも、そのようなブレーキ意識があったのかもしれない。

「備えよ常に」の教え

このフレーズは、子どもの頃にかよっていたボーイスカウト(野外活動をする青少年のあつまり)のモットーだ。

森の中でテントをたて、食事の準備をする。そうした活動を野外でするためには準備が必要になる。まえもって備えておいたことでないと、対応ができない。紐がないと束ねられないし、布がないと雨風をしのげない。

お風呂に入らず、集団でせまいテントで寝るというのはとてもじゃないが気持ちのいい時間ではなかったけれど、ロバート・ベーデン=パウェル(ボーイスカウトの創設者。フルネームをそらでいえる数少ない人物)の教えは少年の胸にしかりと刻まれていた。

ひとのことは備えてばかりじゃいられない

慎重で真面目な人生観を持つあなたは、付き合いには、引っ込み思案で近寄りがたく、めったに人を褒めない人という印象を与えている可能性があります。あなたにとって大切な人があなたからの承認や共感を必要としているときには、特にこのことに留意してください。

GALLUP社 Clifton Strengths 慎重さの盲点

しっかり準備したあとで、判断したり行動するのは得意。だけど、ひとのこととなるとそうはいかない。ぱっと聞かれたことに、ぱぱっと回答しないと、その間がなにかを相手に伝えてしまう。(もしかして、言いにくいことがあるから、言葉を選んでいる?といったこと)

感謝も謝罪も愛情も。あいさつや社交儀礼としてつかうくらいのほうが、ちょうどいいとわかっていても、どうしても大事な時のために取っておきたくなる。

感情を伝えるための、より適切な言葉があれば「ありがとう」「ごめんなさい」「愛しています」をもっとたくさん使えるようになるのかもしれない。

弱みは強みでカバーできてる?

弱みというのはギャラップ社いわく「成功の妨げになるもの」らしい。

私の下位トップは社交性。『人間関係構築力』に該当する他の項目(ポジティブ、調和性、共感性など)も、軒並みひくい。

社交性が高い人は「知らない人と出会い、惹きつけることが大好き」らしいが、わたしは惹きつけることが好きではない。公平に平等にみんなが存在感を発揮している状態を理想としているからか、目立ちたくないし、注目されるより、注目していたい。

社交のための社交はできない。「もっとあなたのこと深く知りたい」と学習欲×内省の2つの強みを発揮する質問と傾聴が、わたしの交流スタイルだ。そのおかげで、そこまで社交性がひくいとは思われないようにはなってきたけれど、まだまだ自分のことを話すのは苦手なままだ。

強そうな強みを生かすのは憚られる

「知りたい」の学習欲。「ふかく考えたい」の内省。「しっかりやりたい」の達制欲。「じっくり進めたい」の慎重さ。

そして5つ目の指令性は、「強い存在感を発揮して、状況の主導権を握り、決断を下す」という強み。これは。。。発揮したくない。強そうな強みを生かすのは憚られる。

ばしばしと自らリーダーシップを発揮すると、学習機会がへってしまうことにつながるし、なにより強そうな人が苦手で好きじゃないから、そのようなふるまいをすることに抵抗感がある。

自分のことを、人間のことを知るのはとてもおもしろい。
これからも自分の強みを、周りを傷つけないかたちで、生かしていきたい。



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