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【データ考察】ポケモンはなぜ3年ごとに新作が出るのか?歴代作品の「発売日と売上」から見えたモンスター級のサイクル(前編)

ポケモンチャンピオンズを軽く遊んでいるチャバノスケです。

1996年に登場し、今や世界的な巨大IPとなった「ポケットモンスター」シリーズ。

ゲーム業界において、大作RPGといえば開発期間に5年、10年とかかることも珍しくありません。
しかし、ポケモンは驚くほどのハイペースで新作を世に送り出し続けています。

実際に歴代のゲーム本編(世代交代を伴う完全新作)の「発売日」と「世界累計売上本数」を調べてみると、非常に興味深いデータと構造が見えてきました。

歴代ポケモンの発売年・世界累計売上データ

【第1世代】赤・緑(ゲームボーイ)

  • 発売時期: 1996年2月

  • 世界累計売上: 約3,138万本

【第2世代】金・銀(ゲームボーイカラー)

  • 発売時期: 1999年11月(前作から約3年9ヶ月)

  • 世界累計売上: 約2,310万本

【第3世代】ルビー・サファイア(GBA)

  • 発売時期: 2002年11月(前作からちょうど3年)

  • 世界累計売上: 約1,622万本

【第4世代】ダイヤモンド・パール(ニンテンドーDS)

  • 発売時期: 2006年9月(前作から約3年10ヶ月)

  • 世界累計売上: 約1,767万本

【第5世代】ブラック・ホワイト(ニンテンドーDS)

  • 発売時期: 2010年9月(前作から約4年)

  • 世界累計売上: 約1,564万本

【第6世代】X・Y(ニンテンドー3DS)

  • 発売時期: 2013年10月(前作から約3年1ヶ月)

  • 世界累計売上: 約1,680万本

【第7世代】サン・ムーン(ニンテンドー3DS)

  • 発売時期: 2016年11月(前作から約3年1ヶ月)

  • 世界累計売上: 約1,634万本

【第8世代】ソード・シールド(Nintendo Switch)

  • 発売時期: 2019年11月(前作からちょうど3年)

  • 世界累計売上: 約2,726万本

【第9世代】スカーレット・バイオレット(Nintendo Switch)

  • 発売時期: 2022年11月(前作からちょうど3年)

  • 世界累計売上: 約2,846万本

※数値は任天堂公式発表・主要集計データに基づく世界累計出荷・ダウンロード数(完全新作単体)。

データから見える黄金パターン

2002年の『ルビー・サファイア』以降、ほぼ正確に「3年周期(秋〜冬発売)」で世代交代が行われていることがわかります。

ゲーム単体の開発スケジュールだけでなく、アニメの放送期間、カードゲームの新シリーズ展開、グッズ展開といったメディアミックス全体のサイクルが、この「3年」を軸に完璧に計算されていました。

しかし、この長年守られてきた「3年周期」に、いま大きな変化が起きています。
最新作のウインド・ウェーブが2027年販売予定とのこと。
スカーレット・バイオレットから実質約5年もの間隔が空くことになります。
次回は最新作のウインド・ウェーブは3年周期を崩してまで開発期間を延ばしたのかを調べていきたいと思います。

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