伊勢本街道_1|大阪から暗峠を越えて奈良へ
東海自然歩道を歩くつもりが
天気が微妙だと分かり延期した日
歩き旅したい欲が抑えきれず…
近場で前々から気になってた
暗越奈良街道を歩いてみました🙌
暗越奈良街道は奈良時代に整備された大坂(難波)から生駒山地の暗峠を越えて奈良(平城京)に至る街道。暗越奈良街道は大坂側の呼び名で、奈良側は暗越大坂街道と呼ぶ。
この道の存在を知ったのは
大阪府境ハイクをし始めた2021年
生駒山系縦走で暗峠を横断した時

初訪問で凄い場所だなと思いつつ
それ以上の思いはなかったけど
数年前から歩き旅をするようになり
あの峠の街道、歩いてみたいなと
漠然と感じるようになってた🙄
暗越奈良街道は大阪と奈良の道
なので頑張れば1日で完歩できるけど
伊勢参宮街道の一つでもあるようで…
いくつかの街道を歩き繋げれば
伊勢神宮を目指せるという
魅力的な情報を知ってから
より歩きたい道になってました🤩
ということで…
続きを歩く予定はないけど
伊勢まで歩くという想いを込めて
新たな歩き旅シリーズの第一回✏
大阪から伊勢を目指す歩き旅《1》
今回の歩き旅は大阪市内起点で
時間も心も余裕があるので
旅の始まりは喫茶モーニング☕

数年前に落語の寄席を鑑賞した
繁昌亭の前を通り天満宮へ

御本社拝殿は日本最古企業の
金剛組により屋根葺き替え中で
2026年10月完工予定らしい🙌
綺麗になったら見に行こ♪

喫茶モーニングについては
こちらの記事で書きました👇

朝食後は南下して天神橋を渡り
土佐堀通を抜けて起点に向かう
高麗橋から歩き始める
江戸時代の高麗橋は幕府管理の十二公儀橋の中でも格式が高く、西詰に幕府の御触書を掲示する制札場があった。

里程元標は明治時代に高麗橋東詰におかれ、西日本主要道路の距離計算はここを起点として行われた。里程元標はその後1919年に道路元標となり、1922年に中之島の大阪市役所前へ、道路法施工の1952年に梅田新道交差点へ移された。
かつて大阪の中心だった高麗橋
現在はビルの谷間に埋没したような
ひっそりとした場所でした😙

起点から東へ歩いたあと
南へ向かうと熊野街道の文字

熊野街道は大阪市内を起点に
熊野三山の参詣に利用された道で
現在は紀伊路、中辺路と呼ばれる
(上地図の赤↘が熊野街道)
前に和歌山県内で遭遇した道が
大阪まで通じてると知ったら
また歩きたくなってしまう💦

標識無いけど熊野街道と分かれ
⇦方向へ暗越奈良街道を辿る

この付近は旧奈良街への大阪側からの入口で、街道の南北両側には、旅行者目当ての茶店があり、俗に二軒茶屋と呼ばれ繁昌した。

二軒茶屋標識の近くで初めて
暗越奈良街道の文字を見つけた🙌
ひたすらな市街地を東へ
普段の歩き旅はひたすら林道とか
ひたすら農道なことが多いけど
今回はひたすらな市街地💨
中心部から郊外へ向かうけど
大阪府内は市街地がほぼ途切れず…
体力やなく精神力との戦いでした💦

明確な標識はほぼ無いけど
路面の菱形模様が街道の印らしい
常に無いので参考程度に…

近世になって豊臣秀吉の天下統一と弟 秀長の郡山城での大和支配など奈良との関係で重視された。江戸時代、芭蕉はこの道を通り来阪した。これが芭蕉最後の旅となった。
市街地は見所が少ないので
街道名書いてたら写真撮影😅


所々に高麗橋からの距離を刻む
石碑が建てられてました

参宮街道との情報はあるものの
ここまで半信半疑で歩いてきて
初めて見つけたいせの文字に
なんか嬉しくなった🤩

けど足元を見るとまだ大阪市
伊勢への旅は始まったばかり😂

知らん間に東大阪市に入るも
見える景色は何ら変わらず💨


植田家住宅は大坂と奈良を結ぶ街道筋、御厨の本陣札を残す家で、松平甲斐守様御本陣、片桐石見守様御本陣と書かれた木札が残されている。

大阪中心部を囲む線路や道路を
一つ一つ越えていくことが
数少ないモチベーション🙄
生駒山系が近付いてくる

大阪市内でも微かに見えてた
生駒山系がはっきり見えてくる

小腹がすき始めた12時前
道向かいに喫茶を見つけたけど
渋すぎる外観に躊躇してスルー


東大阪市のマンホールは
一部がラグビーデザイン✨

大坂外環状線を越えても
街は続くけど徐々に田舎に…

暗越奈良街道はお堂の西を通り
ここで曲がって東へ折れ山道へ🍃

道は急坂になってもなお
建物は隙間なく建ち並んでて
六甲山系の南側に似てる🤣

近鉄奈良線の線路下を抜けると
これでもかってほど急坂に💦
この急坂は国道308号線で…
いわゆる酷道ってやつか😑
暗峠越え、茶屋で一服

山への入口に建つお休み処
自販機あり食事も可能らしいが
持参軽食を頬張り登り開始🙌

いちおう国道なので舗装路で
たまに車とバイクが通る💨


昔の人も峠越で祈願したんかな…
どこの峠道にも神様仏様はいる🙏

古代以来、頻繁に利用された
この山道を通る人々にとって
潤いの場所だったようです
ただし現在は水質検査の結果
生水飲まないようにとの注意書…

森を抜けると山の切れ目🍃
峠の最頂部が近くなる

高麗橋から約5時間歩いて
大阪と奈良の府県境に到達🙌
同時に生駒山系縦走路と交差し
原点に辿り着いた気持ち👍

峠入口で軽食を入れたけど
小腹空き雨雲近付いてたので
休憩を兼ねて茶屋に入店😙

約30年続いた店だったけど
2024年5月ご主人が亡くなり閉店
その店を新たな店主が引継ぎ
2025年春に再スタートしたそう

16種類の野菜をトロトロになるまで
煮込んだ旨みたっぷり自慢のカレー
少し肌寒さを感じる時期
程よい辛さと熱々のカレーで
心も体も一気に温まった😋
奈良県に入るとのどかになる
生駒山系で隔てられた市街地は
直線距離で4kmほどしかないのに
大阪側と奈良側では雰囲気が違う

少し下ると急斜面に沿って
美しい棚田が連なってた🍃

道は大阪側に比べて緩やかで
見えてきた市街地も小規模


大阪側と同じく遺構は少ないけど
風景のどかで街道っぽさは感じる😙

峠で通り雨に遭い駅が近い
この辺りで終了も考えたけど
次の雨雲まで時間あったので
さらに先を目指すことにした💨

生駒市マンホールは生駒山上遊園と
ケーブルカーのデザインでした

生駒市街地を抜け高台へ行くと
背後に府県境を成す生駒山系🏔


標高270m付近で矢田丘陵越え🙌
榁木峠らしいが標識見つけれず
初めて生駒山系を歩いた1年後
並行する矢田丘陵も歩いてた🍃

丘陵の東でマンホールも変化
文字無いけどこれは奈良市の🦌

奈良市に入り少し下ったとこで
急に大粒の雨が降り始める💦
(近くの小屋軒下で雨宿り)

周辺に駅は無く、バス停はあるが
本数が少なく時間が合わず…
待つなら近くの駅まで歩く方が
早いんやないかという微妙な状況

キリよく歩き終わるなら
奈良公園まで8km歩きやけど
もし天気が良かったとしても
時間も体力も微妙な辛さ💨

山かと思ったら古墳だった…
奈良あるあるな景色を横目に
傘さすほどでもない少雨のなか
駅まであと数百mの道のりを
力振り絞ってラストスパート🙌

暗越奈良街道だけでいうと
残り1割程と中途半端やけど
伊勢への道の一部と考えたら
潔く歩き終われました😂
その後、近鉄で布施駅まで戻り
下山後メシ、銭湯を満喫しました
今回のルート


・時間:約9時間30分、・距離:32.3km
・登り:753m、・下り:681m
高麗橋→熊野街道分岐→植田家住宅→暗峠(生駒山系)→榁木峠(矢田丘陵)→尼ヶ辻駅

伊勢まで…何回で歩けるか
次いつ歩きに行くか
色々未決なことは多いけど
歩きたい気持ちだけはある👍
関連記事_生駒周辺
◉生駒山系を歩く
◉生駒山麓の旅
◉矢田丘陵を歩く
いいなと思ったら応援しよう!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
旅先で見たもの、感じたこと、ふとした思いつき、気になることを投稿し毎日更新3年目。よければスキ、フォローしていただけたら嬉しいです♪