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「成功したい」のその先で、私は何を残したいのか

昨日、プラダを着た悪魔 2を見てきた。

もっと軽く、
ファッションや女性の働き方を楽しむ映画だと思っていたのに、
気づけばずっと、
「私はどう生きたいんだろう」
を考えていた。

*ここからはプラダを着た悪魔2を見た私個人の見解、感想です。


特に刺さったのが、
ミランダが“引き際”について問われるシーン。

もう打つ手がない。
立場も危うい。
周りも変わっていく。

そんな中で感じた、
“自分の看板を下ろす怖さ”。

自分の名前で積み上げてきた人ほど、
簡単には終われない。

私はスラックラインで世界一になったことがある。

当時は、
勝つこと、結果を出すこと、
限界を超えることに必死だった。

世界ランキング1位になって、
大会で勝って、
スポンサーがついて、
メディアにも出させてもらった。

でも、
世界一になったから、
ずっと自信があったわけじゃない。

結婚して、
子どもが生まれて、
コロナが来て、
働き方も変わって。

「このまま競技だけで生きていけるのかな」
「私は何をしたいんだろう」
を何度も考えた。

周りが前に進んでいるように見える中で、
家で子育てをしながら、
“私はこのままで終わるのかな”
と思ったこともある。

だから今回、
ミランダの姿がすごく苦しかった。

終わりたくない。
まだできる気がする。
ここで看板を下ろしたくない。

でも、
何を守りたいのかもわからなくなる。

そんな感覚。

そして同時に、
「成功していること」と、
「満たされていること」は、
全然違うんだとも感じた。

ミランダは、
周りから見たら成功者。

でも、
安心しているわけじゃない。

立場を守るために、
戦い続けている。

その姿を見ながら、
私は最近ずっと考えていることを思い出した。

“私は本当に、何を求めてるんだろう?”

有名になりたい。
自分の名前で仕事したい。
影響力を持ちたい。

それは確かにある。

でも、
ただ成功したいわけじゃない。

家族との時間も欲しい。
自由も欲しい。
自然の中で生きたい。
自分らしくいたい。
本音で生きたい。

全部欲しい。

でも、
全部を綺麗に手に入れるのは難しい。

だから、
何を選ぶのか。
何をこだわるのか。

それを、
ずっと問われている気がした。


あと印象的だったのが、
子どもの成長を見逃しても、
それでも仕事が好きだと話していたシーン。

ここって、
人によっては冷たく見えるかもしれない。

でも私は、
“好き”を否定しなかったことに、
すごく人間らしさを感じた。

母親だから。
女性だから。

全部を完璧にやれるわけじゃない。

それでも、
人生をかけたいものがある。

その気持ち自体は、
悪じゃないと思った。

私自身、
子どもとの時間を大切にしたくて、
オンラインの働き方を模索してきた。

でも同時に、
「もっと挑戦したい」
「まだ終わりたくない」
「自分の人生を使い切りたい」
という気持ちも、
ずっと消えない。

だから、
仕事を頑張る女性を見ると、
憧れと苦しさの両方がある。


あと、
最後まで離れない仲間がいたことも、
すごく印象に残った。

全部理解してくれるわけじゃない。
価値観がぶつかることもある。
裏切ることもあった。

それでも、
離れずに残る人がいる。

それって、
本当に大きい。

ここ数年、
私はスラックライン業界でも、
発信でも、たくさん悩んできた。

信頼していた人と離れたり、
「本気になること」が怖くなった時期もある。

でも、それでもまだ、
「何かを諦めきれない自分」がいる。

最近は、
「どんな商品を作るか」
「どう売るか」
「何を発信するか」
ばかり考えていた。

でも今日、
映画を見終わったあとに残ったのは、
もっとシンプルな問いだった。

“私は、何を人生をかけて残したいんだろう?”

まだ答えは出ていない。

でも、ただ売れることや、
うまくいくことだけじゃなく、

「本気で生きた」
と思える人生にしたい。

そんなことを、
強く感じた映画だった。


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スラックライン世界一位の経験から、
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ゆきみ

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