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秋に聴きたい愛の歌💚 ~女心を秋空に乗せて~①

10月になっていよいよ秋本番、といった涼しい日が続いていますが、まだ今後も台風の発生・日本列島への接近情報など、警戒が必要かもしれません🌀
私の住んでいる地域はなかなかスッキリとした秋晴れのお天気に恵まれないので、早くカラッとした洗濯日和が訪れてほしいところです😢

さて、今回から11月下旬にかけて「男女の愛」をテーマに、今の季節だからこそじっくり味わいたい、日本の歌謡曲・ポップスなどを特集していきたいと思います(不定期更新)。

さらに、今年はこのテーマを「女性から男性に向けてのメッセージソング」「男性から女性に向けてのメッセージソング」の2種に分け、それぞれ特集していきますので、休憩時間や秋の夜長に、ぜひお聴きいただけたら幸いです😊


①銀色の雨

歌:小川知子 
作詞:松井由利夫 
作曲:鈴木淳 
編曲:森岡賢一郎

1969年6月19日リリース、小川知子さん6枚目のシングル。
恋に落ちた女性の心理がキラキラと光る雨粒に映し出されるような描写がとても素敵な一曲。
梅雨の季節に発売された作品ではあるものの、しっとりとした秋雨の中のデートを彷彿とさせる。

ちなみにこの歌はイントロから歌いだしにかけて、似たメロディの曲が二つ浮かんだ。
一つは、NHK「みんなのうた」で歌われてきた、芹洋子さんの「赤い花白い花」。
そしてもう一つは、小柳ルミ子さんのシングル「雨…」。👇

「赤い花白い花」(作詞・作曲/中林三恵)


「雨…」(作詞・作曲/中島みゆき)

いずれも人恋しい今の季節、より一層恋しさ・愛しさを高まらせてくれるような作品なので、感傷に浸りながら聴くもよし、新たな恋への期待感を持ちながら聴くもよし…
ぜひ各々、好きなスタイルでお聴きいただきたい。


②秋萌え 

歌:川野夏美 
作詞:阿木燿子 
作曲:弦哲也 
編曲:矢野立美 

2025年8月20日発売、川野夏美さん37枚目シングル。

阿木燿子さんが描き出す、熟年既婚女性の情熱的な恋。
歌のモチーフになっている夾竹桃の花言葉はまさしく、「油断大敵」「危険な愛」「用心」。(※参照サイト:夾竹桃(キョウチクトウ)の花言葉|花に毒があるの? | HORTI by GreenSnap

独身の私にはなかなか想像の及ばない恋愛ドラマであり、サスペンスタッチなメロディも相俟って、つい引き込まれる。
そういう意味では、この歌自体が夾竹桃のような毒性を帯びながら聴き手を萌えさせる作品に仕上がっている、とも言える。

なお、「夾竹桃」をモチーフとして作詞された歌曲作品(懐メロ)としては、以下のような名曲があげられる。

「夾竹桃は赤い花」(歌/小柳ルミ子)
「夾竹桃」(歌/牧村三枝子)
「夾竹桃の咲く頃」(歌/美空ひばり)

いずれもYouTubeで視聴可能なので、気になる歌手・作品があればご一聴いただきたい。


③なのにあなたは京都へゆくの 

歌:牧 美智子 
作詞:脇田なおみ 
作曲:藤田哲朗 
編曲:馬飼野俊一 

この歌は1971年9月5日、チェリッシュのデビューシングルとしてリリースされた作品。今回は、牧美智子さんがファーストアルバム(1974.10.21発売)の中でカバーしたバージョンをご紹介する。

「なのに」の三文字は失恋の無念さを表現しているが、一人の男性が恋人を振ってまでも行きたくなる京都という土地の魅力を強調する、パワーワードにもなっている。

しかし、圧が強めのネガティブ失恋ソングになってしまいそうなところを、チェリッシュの松崎悦子さんにしても、牧美智子さんにしても、愛らしいさわやかなソプラノボイスで柔らかく歌い上げている。

だからこそ別れの重苦しさが軽減されているし、振られた女性の未練・悲哀もいくらか軽減され、哀愁の色も優しさをまとって伝わってくる。


④木枯らしに抱かれて

歌:THE ALFEE
作詞・作曲:高見沢俊彦

1986年11月19日、小泉今日子さんの20枚目シングルとして提供され、彼女の主演映画『僕の女に手を出すな』の主題歌としても脚光を浴びた。

小泉さんの歌唱もとても可愛らしく、せつない乙女心がギュッと凝縮されているが、今回はTHE ALFEE のお三人ならではの、ハイクオリティ&ハイトーンな男声歌唱をご堪能いただきたい。

イントロからアコースティックギターの音色が、そのまませつない雰囲気をまとった秋風を表現していて、季節感がしっかり伝わってくる。

この時代(1980年代のアイドル全盛期)に生まれたポップスは詞も曲も非常に丁寧に、四季折々の自然情緒が織り込まれていたということに改めて気づくと同時に、これが国民的ヒットにつながる重要な要素の一つでもあったのだと理解する。

両思い・相思相愛になれることはたしかに素敵だけれど、片想いのせつなさや苦しさもまた、人の心に深みを与え、成長をもたらしてくれるもの。
生きている限り、日常にささやかな輝き・喜びをもたらしてくれるような恋心は失いたくないし、それが片想いであっても純粋で、誠実なまなざしを相手に向けられるような清らかな精神を保ちたい…

私自身、この曲を聴きながらふとそんなことを思った😅


⑤恋人よ 

歌:五輪真弓 
作詞・作曲:五輪真弓 
編曲:船山基紀 

1980年8月21日発売。五輪真弓さん、18枚目のシングル作品。
ウィキペディアにも詳しく記載されているが、この曲は五輪真弓さんのデビュー時の恩人であるプロデューサーが交通事故で他界し、その葬儀に彼女が参列した際、生まれた歌。

そのような背景を知って聴くと、この歌のメロディの厳かさな流れは、レクイエム(鎮魂歌)としての役目を担っていることが理解できると思う。

短い歌詞ながらも詩的情緒あふれる語彙が並ぶため、じっくり聴いているとこれまでの人生の中で味わってきた、愛別離苦の数々が自然と思い出されたり、人生の儚さに想いを馳せる人も多いのではないだろうか。

以前もほかの記事でこの歌は取り上げたと記憶しているが、ひんやりとした空気、そして深く憂いを帯びた夕暮れが私たちの身体をそっと包み込むこの季節に最もはまる一曲と言っても過言ではないかもしれない。

失って改めて気づくかけがえのない存在…
深い友情や愛情…
真剣に想っていたからこそ、とめどなく押し寄せてくる悲しみや後悔…

特に今の私は、この歌を涙なしで聴くことができない。



2024年の「秋の歌」シリーズはこちら👇



🐥本日の記事は以上です🍀
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!












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