日本にも導入してほしい!台湾の「台風休み」から学ぶ台湾華語
台湾に住んでいたとき、最初に驚いたことの一つが「颱風假(台風休み)」でした。
台風が近づくと、「明天會不會放颱風假?」(明日は台風休みになるかな?)という話題で盛り上がります。
日本では日本政府の発表としては聞かない制度ですが、台湾では国の政府が台風による休校・出勤停止を発表します。(正確には、実際に発表をするのは縣市政府のようです)
周りの様子を見て「頑張れば行けるかも」「今は電車が動いている以上、行かないとは言えないよね(帰りの電車は止まるかもしれないのに…)」とドギマギしていることを考えると、日本でも国として導入してほしい制度の一つです!
※本記事にはプロモーションを含みます。
台風関連の語彙
台湾華語ー日本語
颱風ー台風
颱風假ー台風休み
停班ー仕事が休みになる
停課ー授業が休みになる
豪雨ー豪雨
淹水ー冠水する
ニュースやスマホの通知でよく見聞きしたのは「停班停課」というセット表現でした。
これが発表されると、大人も子供も内心はガッツポーズ!
ただ、聞いた話ではコロナ禍以降、テレワークの環境整備が進んだこともあり、大人は「出勤はしなくてもいいけど、休みにはしないで在宅ワークにしてね」という社内連絡が来ることもあるんだとか!
台湾でよく聞いた表現
明天會不會放颱風假?
明日は台風休みになるかな?
希望明天放颱風假。
明日台風休みになってほしい。
市政府宣布停班停課。
市政府が休校・休業を発表した。
外面風雨很大。
外は風雨が強い。
文法ポイント
會不會(~するだろうか)
明天會不會放颱風假?
ここでの「會」はwillのような働きがあるんですね。
そして、「會不會」と肯定と否定で並べると、「〜か〜しないか」みたいな感じで肯定と否定を含む疑問文を一文で表せる。
「會不會」は日常会話で非常によく使います。
他會不會來?→彼は来るの来ないの?
今天會不會下雨?→今日は雨が降るの降らないの?
明天會不會放颱風假?→明日は台風休みになるのならないの?
「来るの来ないの?」のように繰り返すのは日本語訳としてあまり自然ではないので、「彼は来るのかな?「今日は雨が降るかな?」「明日は台風休みになるかな?」みたいに訳されることが多い気がします。
希望(~してほしい)
希望明天放颱風假。
我希望明天不要下雨。→明日雨が降らないでほしい。
我希望你考試順利。→あなたの試験が順調に行くといいな。
我希望今天不要加班。→今日は残業になりませんように。
我希望週末天氣好一點。→週末は天気がもう少し良くなってほしい。
日本語で「希望する」と言うと、少し硬い感じもしますが、中文ではそんなこともないみたいで、SNSでもよく見るし、話の中でもよく出てきます。
私もレッスン中に「〜してほしい」「〜だったらいいのに」みたいなことが言いたい時によく使います。
「仕事、うまくいってほしい」「夏休みは台湾に行けたらいいんだけど」「台風の影響が小さいといいな」みたいな感じで。
日本との比較
台湾では安全確保のために行政が休校・休業を発表します。
一方、日本では自治体単位で一斉に休みになることは少なく、学校や企業ごとの判断になることが多いです。
特に会社は、さらに細分化して部署での判断とか…「休み」とは宣言しないで、個人単位で様子を見るとか。
台湾に住んでいたときは、「台風が来そうだから今日は早めに帰ろう」ではなく、「明日停班停課になるかな?」という会話が当たり前に聞こえてきました。
羨ましい限りです〜
中文で天気について話してみよう
「日本人って、天気の話が好き」とよく言われます。
スモールトークで使いやすくて、ついこの話を振っておけば大丈夫!となりがちだからです。
でも、実際、相手の地雷を踏むこともほとんどないので、そんなに親しくない人とも話しやすい話題の一つなんですよね。
台湾人と話す機会があるけど、何を話したらいいのか分からない人は、トピックは日本式ということにして天気の話題を振ってみてはいかがでしょう?
台風休みもそうですが発見や違いがあるので、意外と話が弾むかも。
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