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カナヅチ女が海底を見る方法(船酔い初体験)|宮古島一人旅③

2026年7月19日、日曜日。7時半起床。10時間ぐらい寝た。着替えていそいそと朝食バイキング会場へ向かう。

まずはサラダから。スベリヒユなる葉っぱに初めて出会う。普通のサラダ野菜って感じで美味しかった。

おかずはとりあえず少量ずつがセオリー。パパイヤ炒めはじゃがいも炒めみたいな食感だ。

まぐろステーキとラフテーは美味いけどパサパサ。バイキングだし仕方ないね。

セルフでアグー豚のミニバーガーを作れるコーナーがあって、皆さん可愛らしいミニバーガーを作っていらっしゃった。私は小麦ダメだからやらなかったけど。

ゆしとうふは都会の豆腐とは違う力強さがあって美味しかった。

1周目で野菜全般美味しいことが分かったので、サラダと蒸し野菜をお代わりしに行く。今日の昼・夕飯が野菜不足になる見込みなので、先手を打つ意味もある。蒸し野菜のバーニャカウダーソースがめっちゃ美味い。塩分すごいけど。

アグー豚ミニバーガーは作れなくても、ハンバーグだけなら食べられることに気づいたので、1ついただいてきた。クミンが効いてて美味しかった。

デザートはヨーグルトとフルーツ。以前沖縄本島の朝食バイキングで食べたパイナップルが死ぬほど美味しかったので今回も期待してたが案外普通だった。あれから10年以上、本州でも台湾パイナップルとか食べられるようになって、私のパイナップルの基準が上がってしまったのかもしれない。

ブルーシールアイスのコーナーもあったが、生クリーム入りのアイスを食べると100%腹を下すので華麗にスルー。

ずみ茶なるお茶は、体に良さそうな味がするがリピするほどではなかった。

スタッフさんが頻繁に巡回して、料理の鮮度に常に気を配っていた。素晴らしい朝食バイキングだった。

朝食会場からの眺めも良い

部屋に戻って身支度してレンタカー屋さんに向けて徒歩で出発。さっきまで曇ってたのに私が出発する時間から晴れ始めた。こういう時晴れ女は逆につらい。つば広ハットをかぶって歩く。

土日定休の弁当店の角を曲がって更に歩く。新築アパートが3棟も立っていて、その奥に更に2棟建設中。宮古島の景気は良さそうだ。

街路樹が本州とは違う

クリスマスキャロルの頃には

徒歩でレンタカー屋に到着。受付のプレハブ小屋に入るが無人だ。一旦ドアから出てキョロキョロしているとスタッフの方が戻ってきた。名前を告げて必要書類を書き込む。

受付をしてくれた年配のスタッフさんは歯が半分ほどなく、滑舌が悪い上に訛りもきつく何を言っているのかわからなくて何度も聞き返してしまった。ちょっと申し訳ないことをした。でも日本国内にいながらにして言葉が通じないと言うレア経験をすることができた。

レンタカー事務所の中は、稲垣潤一や平松愛理など懐メロが流れている。ちょうど90年代前半、私が1番J-Popにはまっていた時期ドンピシャの音楽だ。

受付後、約款の確認などは機械で行い、発行されたQRコードを持って精算機に向かう。その後案内されたのは黒の日産N-BOX、初めて乗る車だ。安さで選んだレンタカー屋なのに意外と綺麗な車だ。中は何故かカモミールの香りがする。

出発しようとするもサイドブレーキの場所がわからず焦る。スタッフの方を探して教えてもらう。ボタンでサイドブレーキをON/OFFするタイプの軽自動車だった。このタイプは初めて出会ったので全くわからなかった。

カーナビ付きの車両ではあるが「急激な観光地化のためナビが追いついていません。グーグルを推奨します」というテプラが貼ってある。宮古島の景気が良くなったのはつい最近のことのようだ。仰せの通りGoogle マップに本日の目的地上野ドイツ村をセットして出発する。

宮古島ドライブ

島の道を、ぴったり時速40kmで走るバスの後ろについて走る。どのバス停にも乗客がいないので、バスはすべてのバス停を素通りして走っていく。昨日タクシーの運転手さんが言っていたが、宮古島でバスは宮古空港と下地島空港を結ぶ5路線以外完全に赤字経営らしい。

時速10kmで走るトラクターが車列の先頭になり、しばらくそのペースに合わせていた区間もあった。島では農業が優先なのだろう。

道の途中にカラカラにひからびた蛇の死骸が落ちているところに沖縄を感じたし、タクシーの運ちゃんがその辺で普通に立ちションしているあたりにも沖縄を感じた。

わナンバーが多いのは良いとして、地元の車のナンバーがほとんどもナンバーなのが気になる。宮古島はも、とか決められているのだろうか。

カナヅチ、海に潜る。

9時半過ぎ、シースカイ博愛に到着。今日はここで半潜水式観光船に乗るのだ。今回の宮古島旅行を決めた理由がこれなので、この船に乗るために宮古島に来たと言っても過言ではない。

乗船受付は、事前にネットから支払い済みなのでチケットを受け取るだけだった。10時の出港までしばし待つ。受付には波が高めという表示がある。かなり揺れるのだろうか。酔わないといいな。

やがてスタッフさんの誘導に従い、車を船の近くまで移動させて、船に乗り込んだ。

座席がある場所が船底であり、既に海中だ。

最後列に座るよう言われた

わたしは泳げないのでシュノーケリングなどもしたことがなく、海の中が初めてだ。右も左も分からない。

ガイドさんの案内付きで出発。防波堤内は水が濁っているが、外に出れば澄んでくるとのこと。

魚が見え始めるとお子様達が大はしゃぎだ。

珊瑚礁の真上を通る。すると今まで「サンゴショウ」というただの文字列として脳に格納されていたものが急に自分の中で立体的な概念に変化していくのを感じる。目の前数十センチで実物を見るとこういうことが起こるのか。めちゃくちゃ面白い。

出航から15分、生あくびが出てくる。危ない。少し酔いかけている。暑くないのに後頭部から汗がダラダラ出てくる。これは自律神経マターだ。吐く息が長い深呼吸をして耐え忍ぶ。

この船からは餌がもらえる!と覚えてるからみんな着いてくる

後半は船の上に案内されたので助かった。危うく朝食に食べたアグー豚さんがこんにちはしそうだったのだが何とか危機は脱した。

船の上でのメインイベントは魚の餌やりショーだ。スタッフがマグロの切り身を海に向かって投げると、すごい速度で魚たちが食らいつき、奪い合う。めっちゃ3D感覚が優れている。あの魚たちに球技やらせたらすげー上手そう。

餌付けショー
奪い合い

そうこうしていると、船が港に到着して下船となった。今まで船で酔ったことがなかったので高を括っていたところ、宮古島で人生初の船酔いと相なった。船底のほうが酔いやすいのだろうか。あと、サンゴ礁を覗き込むために前かがみの姿勢になるから胃が圧迫されるのも良くなかったような気がしている。

台風9号にぶっ壊された防波堤

次回予告

たまたま選んだビーチで偶然の出会い!?

お楽しみに!

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