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写真青年に撮られる|宮古島一人旅④

本日のメインイベントである半潜水式観光船ツアーを終え、車に戻って次はどこへ行こうかな、とGoogleマップに立てたピンを見ながら考える。結果、全くノーマークだった「長崎浜」なるビーチに行くことにした。これは完全に勘なのだが、なんとなく良いビーチのような気がする。

Googleマップでナビをセットして走りだし、来間大橋を渡って来間島に入る。しばらく車を走らせていると、視界に突然白い動物が飛び込んできてびっくりする。ヤギだ。ヤギが草を食んでいる。ヤギもこちらの存在に気づき、目が合った。どうせ前からも後ろからも車は来ないので少し停めて写真を撮らせてもらった。お食事中邪魔したね。

このヤギと出会ってテンションが上がったことで、完全に船酔いから復活できた気がする。

車を走らせて長崎浜に到着。小さなビーチで駐車場もなく、路肩に停める。海に近づいてみると博愛漁港に貼り出してあった「本日の波は高いです」の意味がようやくわかった。確かにザッパーンと高めの波が来る。

△東映△
足元に水が来るたびに地面が少し沈む感覚

波打ち際で遊んでいたら、たまに来る高めの波でハーフパンツが濡れてしまった。今回の旅では「水をこぼさない」を目標にしていたが、海水で服が濡れるのはセーフだろうか。日に当たって乾かしつつ、気が済むまで貸し切り状態でビーチを堪能した。

ひとしきり「足だけ海水浴」を楽しんだあとは、足についた砂を手で払うのに苦労した。海水浴場みたいに真水の洗い場がないのだ。思えば海の水に足を浸すという行為自体が11年前の沖縄以来だった気がする。気持ちよかった。

写真青年とつかの間の中国語タイム

濡れたハーフパンツが大体乾いたので車へ戻ろうとすると、アジア系外国人男性がスマホを手に「Excuse me」と声をかけてきた。何か困っていることがあるなら助けてあげようと応じると、なんとそうではなく、岸壁に座っている私の後ろ姿を写真に撮ったのだと言う。その写真を送ってくれると言うのでありがたくいただくことにした。

スマホ画面を見ると写真の上に「今天」と表示されていたので中国の方かなと思い、「您是中国人吗?(中国の方ですか?)」と聞いてみると、やっぱりそうだった。さあ、初級中国語会話練習タイムのスタートだ。どこの国の人か聞かれたので日本人やで、と答えると中国語上手だね、とお世辞を言ってくれた。

その青年はiPhone同士を突き合わせてAirDropで写真を2枚送ってくれた。実は最初少しだけナンパかもしれないと警戒していた。20〜30代の頃ならまだしも、現在47歳。ナンパではなく、普通に写真をくれただけだった。「谢谢哦(ありがとね)」とお礼を言うと「不客气(どういたしまして)」と言ってそのまま拜拜(バイバイ)した。旅の一期一会だ。

この旅いちばんのお気に入り写真になった

後から写真のEXIF情報を見たらソニーのミラーレス一眼で撮影されていた。私が海を見て黄昏てるあいだに写真を撮って、スマホに転送して、色をいじって〜、とか全部あの場でやってくれたのかと思うと感謝しかない。

島の駅みやこでフルーツと昼食調達

そんな偶然の出会いがあった長崎浜を後にして、来間島から宮古島に戻ることにする。しかしこの長崎浜は電波がない。つまり、Googleマップで行き先をセットできないのだ。仕方ないので記憶と勘に頼って走り出す。

帰りもまた同じ交差点で白ヤギに出会った。今度は草ではなく、木の葉っぱを喰んでいた。

食いしん坊さん

来間大橋を渡って宮古島に戻り、携帯の電波も復活したあるので路肩に止めてGoogle Mapのナビをセットする。次の目的地は島の駅みやこだ。ちょうどお昼時だし昼メシと直産フルーツをゲットしたい。

海の駅へ向かってドライブ途中、宮古空港の近くで上空を爆音が通り過ぎていった。運転中のためキョロキョロできなかったが、おそらく離着陸機の下を通ったのだろう。

そういえば、11年前の沖縄で初めて知った石敢當なるものが宮古島にもやはりある。建物のすみっこなどに石敢當と書かれた石が埋め込まれていることが多い。

そういえば、ここまでせっかくの宮古ブルーをサングラス越しにしか見ていないことに今気がついた。サングラスを外して見ればよかった。

お昼ごろ、島の駅みやこに到着した。昨日のタクシー運転手が「宮古公設市場より海の駅やJAのマーケットに行ったほうがいい」と勧めてくれた場所だ。産直野菜や果物の他にお惣菜もあり、小さなフードコートまで付いている。

マンゴー共和国とのこと

マンゴー売り場は残念ながらあまり商品が残っていなかった。やはり市場系は朝イチで来ないとダメか。一応マンゴーと小さめのパイナップル、パッションフルーツとタクシーの運ちゃんオススメの島バナナを買った。

昼飯用には豆腐チャンプルー丼と蒸し芋をゲットした。

こんな海の色見たことないんだが?

食糧をゲットしたところで海の駅を後にして、お次は17ENDへ向かう。なんでも着陸する飛行機を真下から眺められるスポットだそうだ。

伊良部大橋を渡る。さっきの来間大橋とはまた違う海の色をしている。こちらの橋も途中停車禁止なので写真を撮れないのは残念である。長い橋を進んでいくと白く輝くようなエメラルドの海が見えてきた。えっ、こんな海の色、今までの人生で見たことがない。海が内側から輝いているような感じがする。これを見られただけでも宮古島まで来た甲斐があったと言うものだ。幸い前の車がゆっくり走っていたので、私もゆっくりと横目で景色を堪能しながら橋を渡ることができた。

伊良部大橋を渡っている途中で小雨が降り始めた。それでも海は青く輝いている。砂が白く、水が澄み切っているからなのだろうか。

車は伊良部大橋を渡りきり伊良部島に入った。その途端急に道路が悪くなり、日産N-BOXはガタガタと大きく揺れる。

道なりに走っていくと、やがて伊良部島から下地島に入った。17エンドへ続く道は両側を畑に囲まれ、視界を遮るものがなく大変気持ちが良い道だ。

途中車から見える何気ない海でさえ内側から光輝くようなエメラルドグリーン色をしている。不思議だ。

先週宮古島を襲った台風9号の爪痕だろうか、道路脇には根元から倒れてしまった道路標識や倒木などもあり、結構生々しい。

17ENDで大失敗

海の駅から30分ほどかけて17ENDに到着したが、駐車場が少なく待ちの車列が出来ていた。その結果、13:10のスカイマーク便の着陸に微妙に間に合わなかった。真上じゃなくて横から着陸を見る形になってしまった。

慌てて撮ったので飛行機じゃなく柵にピントが合っちゃってる

着陸する飛行機を真下から見るイベントは逃したが、それが無くても17ENDの海は綺麗だ。どうやら雲の下だけ海の色が濃くなってるっぽいことにここで気付いた。

次の着陸機は1時間後なので、ここは海を眺めて終了にした。

車中食

車に戻って海の駅で買った豆腐チャンプルー丼を食べる。豆腐だけじゃなく肉も入ってて嬉しい。

デザートは島バナナ。勧めてくれたタクシーの運ちゃんには悪いのだが、普通のバナナと違って食べた後歯に皮膜が残るような食感がやや不快だ。見た目は可愛いけどリピなし。

豆腐チャンプルと島バナナで腹も満されたところで次の目的地に向かう。次はJAファーマーズマーケットあたらす市場へ。結局私は市場好きなので、どこへ旅行に行っても市場っぽいところを回っていれば、それで満足してしまうのだ。

ところで先ほど島の駅みやこでマンゴーを見たが、どのマンゴーもスーパーのマンゴーより高かった。直売ならスーパーより安いのかと思っていたが逆のようだ。それとも安いマンゴーは朝のうちに売り切れてしまったのだろうか。安いマンゴーを求めて今日も後でまたスーパーを覗いてみようと思う。

次回予告

フルーツパラダイスで糖尿病まっしぐら!

お楽しみに!

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