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chiromaki
朝七時からカップラーメンを平らげる美しい人の話
私は今 お気に入りの朝からくつろげるラウンジにいる
木の香りがたちこめる隈研吾風インテリアの素敵なサードプレイス
朝いるメンバーはいつも同じで
その中にお化粧もせず
髪も無造作に一つに束ね
今起きてきたばっかりのスタイルで
PCに向かってる美女がいる
わたしが精一杯お洒落して
作り込んでも
朝起きたまんまの
髪をきゅっと輪ゴムで束ねた彼女の
百万分の一も美しくなく
完全に足元にも及ばない
そんな自然体で美しい人だ
で今朝の彼女だが
どこでお湯を注いできたのか
熱々のカップラーメンをゾゾーっと
朝のラウンジですすり始めた
徹夜明けかの気だるさと
朝七時からカップラーメンを喰らう
そのがっつり生き生きとした生命力
このヒノキの香り漂うお洒落ラウンジで無心にラーメンを一気に完食し
何事もなかったかのように
PCを叩き出した
そうだ 腹が空いたら飯を喰らえ
それが生きるってことだ
そんな生命力に圧倒されながら
わたしはいつもの珈琲を飲む
そしてやはり思った
君は朝からとても美しい
磯貝波路
