美術館もKPI?― 数字で測れない文化という価値を、どう残すのか。今を生きる私たちから未来への手紙
磯貝波路です。
先日とある博物館を応援するため、
年間会員になりました。
年会費を払うと特典があり、
何度も特別展に無料で行けたり、
素敵なイベントにご招待があったり。
少額ですが寄付扱いなので、税金控除も受けられます。
ご贔屓の美術館や博物館がある方には
メリット盛りだくさんの嬉しい制度です。
そのきっかけになったのは、こちらのニュースでした。
『国立美術館・博物館に重いノルマ。未達成なら閉館含めた再編も──国が突きつけた、第6期中期目標の衝撃』
引用: 美術手帳Web
今の時代は何でも数字。物事の価値を
数字で測りたがる時代です。
成果を出せ。結果を出せ。
仕事も学校も人間の価値まで数字次第。
そして今、その流れが美術館や博物館といった文化施設にも及びつつあるというのです。
国が国立の美術館・博物館に対して
収益増加の努力を求める方針案を示したという事なのですが、
美術館に収益目標を設定するなんて、
「えーっ!」
という感じで、
なんとも無粋な違和感を覚えました。
しかし考えてみれば美術館も組織。
限られた予算をどう使ったのか、
どのような成果があったのかを説明する必要はありますよね。
入館者数や収入、利用者の満足度など
数字は重要な意味があるでしょう。
ただ、
文化の価値は本当に数字だけで測れるのだろうか。
動員人数や話題性だけじゃないよね。
そんな風に少しだけ、
アートと数字の相性の悪さ、
漂う危なっかしさを感じたのでした。
私はアートを守るということは、
今を生きる私たちから未来へ
手紙を残す事に似てると感じています。
だからもう少し長い目で、
おおらかに文化やアートを育んでほしいと今後に期待したいと思います。
私に出来ることはなにか
このニュースから文化施設が財政難なのは確かに伝わってきました。
今の私に出来る事はあるのだろうかと
考えた結果、
美術館や博物館で過ごす時間を大切に、
いつも癒しを頂いている身としては、
足繁く通ったりミュージアムショップやカフェを利用することかなあ。。。
そんな風に思っています。
例えばミュージアムショップで買った
マグネット、クリアファイル、
絵葉書の山。
増えるばかりでしたが、
この散財は正しい。
アート支援になってる!
今回のニュースから大義名分をいただいたように思います。
だからこれからも、わたし磯貝波路は、
展覧会、常設展、カフェやショップを
愛し利用し、
マグネットを冷蔵庫の扉に貼り続けて参ります!!
まずは小さな一歩から。
冷蔵庫壊れそう。
磯貝波路でした。

