バイト初日

今日は蕎麦屋にバイトに行った。最近始めたバイトがおもんなかったので、また新しくバイトを始めた。


前回面接してもらった際、最後に次はもっと元気よく入って来てねと言われてしまったので、お店に入る前に緊張してしまう。

お店に入ると、みんな笑顔で挨拶してくださった。社員の〇〇です。と自己紹介を受け、自分より年上なのか年下なのか分からない女性の方が今日は教えてくださるようだ。〇〇としているのは名前を忘れたからだ。


今日は洗い場を任されるそう。

今まで考えたこともなかったが蕎麦屋は器が多い。お盆の上にせいろ、とっくり、そばつゆ、そば湯、薬味皿と、とにかく皿がいっぱいある。それが洗い方とか、片付ける場所が違うのでかなり気を使う。洗い場からそばを茹でてる人のところ、揚げ物をしてる人のところまで持っていかないといけない。それがかなり気を使う。このままだと苦痛に近い。

しかし、久しぶりにこの飲食業の流れ作業をやってみるとやはり気持ちがいい。頭がスッキリする。今まで頭の中にかかっていた霧が晴れるようだ。俺が望んでいたバイトはまさにこれである。

しかし、それを感じたいだけならここじゃなくてもいいと感じる。ここは自分の実力に難易度があっていない気がする。慣れるまでしばし時間がかかりそうだ。

やっぱり初日ということで皿洗いは遅い。シンクに皿が溜まってくると、ずっとお皿洗ってるのも大変でしょ?と〇〇さんが優しく言ってくれ、僕の代わりに皿を片付けてくれる。これがものすんごく早い。俺には不可能である。

どれくらいの早いのかと言うと、一つのお皿を世界記録の速さでルービックキューブを揃えるくらいの速さで洗う。分かりくにように感じるがこれより適切な表現はない。それくらい凄い。


ちなみに、ずっとお皿洗ってるのも大変でしょ?はおめえ遅いから代われという意味である。それを微塵も感じさせないのがこれまたすごい。


また、もう1人俺の年上なのか年下なのか分からない太っちょの優しそうなお兄さんがいるんだが、この人が奥のおじさまに俺のことで怒られていそうで申し訳なく思う。両手で使ってやるように言ってあんの?とか、皿溜まってんじゃん。居ないと思ってやんないと。とか。
ギリ俺にも聞こえるように言ってくれているのでありがたいことに改善することができる。上手いな。

昔の自分だったら、こんなのこと小耳に挟んだら、ああ俺って使えないんだなとか思ってメソメソしていたところである。そんで不安になって皿とか割って、また不安になったりするんだよな。


しかし今日の俺はそんなことはなく、まあ初日なんだしこんなもんでしょ?初日の割にはやってる方なんじゃない?いつになったら初日とは思えないよって褒めてくれんのかなー?とてんぐになっていた。まあそんなことは褒めてもらえるわけがないのだが。


と、必死に皿を洗っていると、〇ちうみくんもう上がろっかーと声を掛けられた。もうそんな時間かと思う。


まだ俺は研修期間だからと言って給料が日割りで渡されらようだ。現ナマ。3時間で4200円!!生き返るうう!!

給料を渡された後〇〇さんから、今日言ったことは全部忘れていいからね?と言われたことには驚いた。もう来なくていいってこと??と思う。しかし、その後また何回でも教えるから大丈夫だよと言ってくれた。怖いのか優しいのか。
 
帰り、お疲れ様です。お先失礼します。と言うと、みんなが笑顔でご苦労様!これに懲りずにまた来てねと言ってくれる。そばを茹でていたおじさまなんてこれ食べな?と言って切れたスイカまで持たせてくれた。

今まで怖かったのがこれでなんだかみんな優しいんじゃん。と全部チャラになってしまう。この感じがまた怖いんだが。


しかし今日一日やってみて続けられるかは心配だったのでその有無をメールで伝え、あとちょっとだけ頑張ることにした。

帰り、次のバイトの候補先であるパスタ屋さんで昼を食べて面接を入れたんだけど。

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