《55》「烏鷺戦争」と「満州事変」は相似象(2) 現行文明波の両端がクリミア半島と満洲羅津
《55》「烏鷺戦争」と「満州事変」は相似象(2)
現行文明が成す文明波の両端がクリミア半島と羅津
《54》では「キエフ・ルーシ」がロシア人の故地なる所以を論じた。この「キエフ・ルーシ」の一角、「黒海」に突き出したクリミア半島が、世界史的に重要な意味を持つ「特異地域」なのじゃ。
人類の文明が始まった時期については諸説があるから、確言はしないが、どうやら人類文明は「直線的に進行」してきたものでなく、何回も「波動を描いて」つまり栄枯盛衰を繰り返してきたように庵主は思う。
つまり「大きな文明波」が多分「周期的」に地上を広がってきたのじゃ。
最新の文明波が現行文明であるが、その始発点を「メソポタミア地方」とみるのが世界史の通説で、これに遵えば現行文明はメソポタミアすなわち今日のイラクあたりを原点として、東西南北に広がってきたことになる。
あたかも池に一石を投じた時、投下点を中心にして広がる波紋のごときもので、池底が一面平坦ならばきれいな同心円を描くじゃろうが、池の形が複雑で池中に岩石が乱立しておればそうはいかん。
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