夏だ!文庫だ!積ん読だ!
こんにちは、こころがほっとする「言葉の毛布」をお届けするつくだです。
一週間のことを振りかえりつつ、短歌のこと、そして本のこと、音楽のこと、そして私が抱える鬱病のことを、赤銅色の月に照らされた夜更けに毎週綴っていく「月蝕日記」#2がはじまりました。
あじさい、あさがお、すいか、ひまわり。
夏のはじまりを感じさせるものはたくさんありますが、私にとっては書店さんで行われる文庫フェアです。
もともと書店に行くというその行為だけでアドレナリンが高まって、トリップしてしまいます。そこに「文庫フェア」ですよ、皆さん。私の胸の高鳴りをわかっていただけるでしょうか。
前口上はこれぐらいにして、さっそく私が参加した文庫フェアについて語っていきましょう。
丸善ジュンク堂書店のスタッフが選ぶ夏の文庫50冊フェア2026
今年の注目は丸善ジュンク堂書店さんの文庫50冊フェア。もちろん新潮社・KADOKAWA・集英社の三大フェアも素晴らしいのですが、ラインナップが独創的なんですね。
これは、現場の本好きのスタッフさんが選書しているからというのもあるんでしょうが、短歌集からミステリの書き方本まで、ラインナップを見るだけで楽しいです。
そして私が買ったのは、こちら。
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千種創一さんの歌集です。小説やエッセイに比べると短歌が文庫になることはそう多くはなくて、とくに本書は日本と中東を舞台としているということで、まさに今年選ばれるべくして選ばれた歌集だと思います。
あとラインナップからのおすすめは以下の3冊、奇想にみちた幻惑の世界を体感させてくれます。
岩波文庫特製ブックカバープレゼントに惹かれて3冊を選ぶ
そして名著・名作宝庫である岩波文庫では、フェア対象文庫を3冊以上買うと布製の限定オリジナルブックカバーを全員にプレゼント。そこで私は悩みました。
なぜなら名作だけにすでに持っている本が多かったのですね。たとえば、『老子』や『孫子』や『死に到る病』など。名作でもう一度岩波版で買おうとも思いましたが、そのときはそんな気持ちじゃなかった。
そうだ、奇想だ。
ジュンク堂のフェアで『熱帯』や『何かが道をやってくる』をあげたように。奇想の中でたゆたってみよう。そして最後の一冊は私を現実に引き戻してくれる本。
探してみるとありました。
上記二冊は、神話的想像力が羯鼓する小説で、最後の一冊はいまの政治を読むための基本書。どれも初だったことから手に入れることにしました。フェアから外れますが、岩波文庫は季節ごとの一括重版で昔の名著を復刻してくれます。そんなこともあって、つい棚をのぞいちゃうんですよね。
というわけで、今日も夜の底から光に向かって歩いて行きます。
皆様に穏やかな日々が訪れますように。
次回は三大文庫フェアについてご紹介していきますね。
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