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7か月後にFIREするオジサンのはなし

突然ですが、あと7か月で約30年続けた仕事をやめます。

退職後は、いわゆる「サイドFIRE」というやつで、時間の使い方をもう一度考え直し、いまよりゆるい働き方ができれば、と考えています。

わたしは、田舎に住む普通のオジサンです。ほんの1年半まえまでは、このまま定年まで働くものだと考えていました。そんなわたしが退職やサイドFIREについて考え始めたきっかけはいくつかあります。

ひとつは、やはり経済的なことです。わたしはもちろん大金持ちではありません。ただ、長年フルタイムで働いたし、たいしてお金のかかる趣味もないので自然にちょっとの蓄えはできた、という感じです。

そんな折、新NISAをなんとなく始めました。NISAをやってみて感じた変化は、資産が増えることよりも、お金の情報に触れる機会が増えたことでした。少額でも投資をすると嫌でもそのことが気になります。そうしてお金に関する情報を見る機会が増えたなかで、「FIRE」「サイドFIRE」という考えが自然に目に入ってきました。
目に入ってみると、それがすごく魅力的に思えたのです。

ふたつ目のきっかけは、家族のことです。わたしは気楽な独身ですが、高齢の両親がいます。実は、その両親がふたりとも認知症の診断を受けています。母は3年程前から、父にいたってはつい最近、今月になって診断を受けたばかりです。認知症になった親との関わりのなかで、仕事や自分の時間、家族のための時間をどうするべきか、改めて考えざるをえませんでした。

現在両親はサービス付き高齢者住居(サ高住)に住んでいて、わたしは別居しています。だから、日々の介護が大変で仕事が続けられない、という状況ではありません。ただ、以前とはまったく違う自分の親と関わるなかで、気持ちを含めた人生のリソースを、自分は仕事に振り向けすぎているのではないか、という疑問が頭をもたげてきました。

最後のきっかけは、やはり仕事そのもののことです。正直に言えば、長年続けた仕事それ自体に行き詰まりを感じていました。そのため、自分がサイドFIREを目指すことが「仕事から逃げ出す」ということなのではないかという後ろめたい気持ちになることもありました。でも今は、ただ、自分がより良いと思う方向に進むだけのことで、逃げる逃げないという話じゃないよな、と感じています。

これら3つのきっかけについては、また別の機会にもうすこし詳しく話したいと思います。

これからしばらく、退職まで〇ヶ月、〇十日等の節目で、すこしずつ書いていこうと思っています。
大金持ちからの教えではありません。
FIREに成功した人が語るHOW TOでもありません。
今、まさに不安な気持ちで踏み出そうと考えている普通のオジサンの、その時々の記録です。

成功するかもしれないし、失敗するかもしれません。もしかしたら、失敗ですらない、うやむやなフェードアウトで終わってしまう可能性だってあります(その可能性がいちばん高いかも)。

でもこの文章がもしかしたら誰かに届いて、ほんの少しでも共感してもらえたり、一時の慰めになれば、オジサンはそれだけでも満足です!


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