冷え込む雪の鴨川で、1日だけの「ほっこりさん」に癒されまくった昼休み
週末の大雪で、京都は久しぶりに真っ白な銀世界になりました。
職場の暖房でぼんやりした頭をシャッキっとさせたくて、お昼休みに鴨川へ。
もう雪を見てはしゃぎ出すような年齢ではないけれど、先日目にした「京都市の雪景色、あと50年で見納め」というニュース(2026.1.13京都新聞)が、胸に引っかかっていました。

そう言えば、昔に比べれば京都の冬も随分と暖かくなり、市街地が白く染まることも少なくなりました。
あのニュースも、あながち大袈裟とは言えないのかも知れない……そう思うと、目の前の景色が、かけがえのないものに思えてきたのです。

鴨川に辿り着くと、いつもなら枯れ草の茶色に覆われている河川敷が、今日ばかりは真っ白に。柔らかな午後の日差しが雪に反射して、キラキラと輝いています。

ふと、川中の飛び石に目をやると、何やら白い塊が佇んでいる。

近づいてみれば、それは誰かが拵えた雪だるまでした。とぼけた表情で小首を傾げ、冬風を受け流しています。

なかなか、やばいヤツがいる(笑)
そのまま川沿いを歩いていくと、ひとつ、またひとつ。いるわいるわ、個性豊かな雪だるまたち。

後ろ姿にちょっと哀愁
溶けはじめて崩れはじめたもの、木の枝を手にしたもの、仲良く並んだ姿も愛おしい。


案外細かい仕事をしている(笑)
それらを眺めていると、雪にあそぶ子どもたちの弾んだ声が、どこからか聞こえてくるような気がしました。

なかなか個性的な形をしているな
ん?んんん?

ご機嫌ですな
そうだ、君たちを「ほっこりさん」と名付けよう。
私はだんだん楽しくなってきて、寒さも忘れて歩きつづける。


祠も真っ白
「おっと、そろそろ戻らなきゃ」
時計が慌てて、私を日常へと引き戻します。


夕方ごろには、あんなに積もっていた雪もすっかり消えていました。
あの河川敷の「ほっこりさん」たちも、幻のように溶けてなくなってしまったのだろうか。
そう思うと、少し切ない気持ちにもなります。

一期一会の「ほっこりさん」たちとの出会い。
消えてしまうからこそ、美しさが際立つのかもしれないな。
……とか、ちょっと感傷にひたってみたけど、腰痛持ちの私にとって、慣れない雪道は危険がいっぱいですから。
「もう雪は、しばらくいいかな」
あーした天気になーれ。

天を仰ぎ見る躍動感がある
もはやアートか
