承認欲求は人間の性
🐦 要約
承認欲求=悪いものではない
「いいね」が欲しいと思うのは自然なこと
問題なのは、他人の評価だけで自分の価値を決めてしまうこと
大切なのは、承認欲求を消すことではなく上手く使うこと
「承認欲求=悪」だと思っていた。
わたしが気づいた3つの失敗パターン
❌ ①「いいねの数=自分の価値」
投稿直後はそこまで気にしていなかったはずなのに、数十分後には通知を確認している。
「思ったより伸びてないな」
「この投稿、微妙だったかな」
逆に、たくさんいいねがつくと嬉しくなる。
もちろん、それ自体は悪いことじゃないし,誰かが自分の投稿に反応してくれたら嬉しい。それは当たり前だと思う。でも、少し危険なのは、
投稿の評価と、自分自身の価値を同じものにしてしまうこと。
投稿が伸びなかったからといって、自分に価値がないわけじゃない。逆に、投稿がバズったからといって、その瞬間だけ自分の価値が上がったわけでもない。SNSの数字は、あくまで「その投稿への反応」だ。
あなた自身の成績表ではない。
この違いを忘れると、数字に気分を支配されるようになる。
❌ ②「他人にどう見られるか」だけで行動する
「失敗したら恥ずかしい」
「周りにどう思われるかな」
「ダサいと思われたくない」
そんな理由でやめてしまう。これはSNSだけじゃない。
大学生活でも、就職活動でも、仕事でも同じだと思う。
「この会社に入りたい」より、
「この会社に入ったらすごいと思われそう」
「この選択なら周りから褒められそう」
という基準で選んでしまうこともある。もちろん、周囲の評価を気にすること自体が悪いわけじゃない。人の意見には、自分では気づけないヒントもある。ただ、
他人の評価を参考にすることと、他人の評価だけで人生を決めることは全然違う。
最終的にその人生を生きるのは、周りの人じゃない。
❌ ③ 承認欲求を消そうとして、逆に苦しくなる
誰かに褒められたら嬉しい。努力を認めてもらえたら嬉しい。自分が作ったものに「いいね」と言ってもらえたら嬉しい。それの何が悪いんだろう。
わたしたちは一人で生きているわけじゃない。
人と関わって、人の言葉に救われて、ときには誰かの評価を励みにして生きている。だから、
承認欲求を完全になくそうとする必要はないと思う。
消すべきなのは承認欲求じゃない。
承認されなければ、自分には価値がないと思ってしまう状態なんだと思う。
💡そもそも、なぜわたしたちは「人に認められたい」と思うのか?
褒められて嬉しいのは、別にSNS中毒だからではない
考えてみれば、SNSがなかった頃から同じだったはずだ。テストで良い点を取って褒められる。部活で活躍して認められる。仕事で成果を出して評価される。好きな人に褒められる。嬉しい。
当たり前だと思う。
承認欲求という言葉が、最近は少し悪い意味で使われすぎている気がする。「承認欲求が強い人」
そう聞くと、なんとなくネガティブなイメージを持つ。でも、
人に認められたいと思うこと自体は、そんなにおかしいことじゃない。
SNSが特殊なのは、その反応が「数字」として見えてしまうことだ。
数字になることで、比較しやすくなった。
そして、気にしやすくなった。
だからこそ必要なのは、「数字を気にしない人」になることじゃないと思う。
数字との距離感を自分で決められる人になること。
そのほうがより現実的で素敵だと思う。
「誰かに認められたい」と「自分を認められない」は違う
ここはかなり大切だと思う。誰かに褒められたら嬉しい。
これは問題ない。でも、
「褒められないと不安」
「評価されないと自分には価値がない」
となると、少し苦しくなる。
他人からの承認には、大きく2つの使い方があると思う。
⭕ 自分をさらに前向きにするもの
❌ 自分が生きるために絶対必要なもの
前者なら、承認はエネルギーになる。
後者になると、承認がないだけで自分が崩れてしまう。
だから、
他人からの承認を“プラス”にすることはいい。
でも、
自分の存在を支える唯一の柱にしない。
これが大切なんじゃないかなと思う。
⭕承認欲求と上手く付き合うための「3つの要素」🎯
では、どうすれば承認欲求に振り回されずに付き合えるのか。
わたしなりに考えた3つの要素がある。
⭕① 自分で自分を評価する「自分軸」を持つ
SNSに投稿したあと、いいねが何個ついたかだけで評価していないだろうか。もちろん数字を見るのは悪くない。
でも、それ以外にも自分なりの基準を持ってみてほしい。例えば、
自分が伝えたいことを伝えられたか
前回より良いものを作れたか
挑戦できたか
自分自身が納得できるか
こういう基準だ。
他人の評価だけではなく、自分自身も評価者になる。
これだけで、かなり気持ちが変わると思う。たとえ投稿が伸びなくても、「でも、自分は今回の内容に納得している」と思えたら、数字だけに支配されなくなる。
⭕② 他人からの評価を「情報」として受け取る
「他人の意見なんて気にしなくていい」
これは少し極端だと思う。他人の評価には価値がある。
就職活動なら面接官からのフィードバック。
仕事なら上司やお客さんの反応。
SNSならフォロワーのリアクション。
そこには、自分では見えていない情報がある。
だから他人の評価を無視する必要はない。ただし、
評価に従う必要もない。
これが大事だと思う。
「こういう意見があるんだな」
「この部分は改善できるかもしれない」
そんなふうに受け取る。他人の評価を、
命令ではなく情報として扱う。
そうすると、評価に傷つきすぎることも、振り回されすぎることも減っていくと思う。
⭕③「認められたい」を行動のエネルギーに変える
正直、
「すごいと思われたい」
「結果を出したい」
「誰かに認められたい」
こういう気持ちが努力の原動力になることもある。わたしは、それを悪いことだと思わない。むしろ、
上手く使えば強いエネルギーになる。
ただし、順番が大切だ。
❌ 認められることが目的になる
⭕ やりたいことをやった結果、認められたら嬉しい
この違いは大きい。例えば、
「フォロワーを増やしたいから記事を書く」
だけだと、数字が伸びないと続かなくなる。でも、
「自分の考えを発信したい。結果、多くの人に読んでもらえたら嬉しい」
なら、数字が伸びない日でも続けられる。
承認欲求をゴールにするのではなく、燃料にする。
これが一番しっくりくる考え方だった。
📝わたしが「いいね」に振り回されにくくなった、たった数分の考え方
ここからは、実際にわたしが意識していることを紹介する。すごく簡単だ。
投稿する前に、少しだけ自分に質問してほしい。
質問①「わたしは、なぜこれを投稿するんだろう?」
まず目的を確認する。
誰かに届けたいのか。
自分の記録として残したいのか。
面白いと思ったから共有したいのか。
目的がはっきりすると、数字だけが目的になるのを防げる。
質問②「誰に、何を届けたいんだろう?」
SNSでは、つい「たくさんの人に見てもらうこと」が目的になりやすい。
でも、
誰にでも刺さるものは、誰にも深く刺さらないこともある。
たった一人でもいい。
「この人に届いたら嬉しい」
と思える相手を考える。
すると、投稿の意味が数字から少し離れる。
質問③「数字が伸びなくても、投稿したいと思える?」
これが一番重要かもしれない。もちろん、
「伸びてほしい!」
と思っていい。わたしも思う。でも、
「伸びなかったら意味がない」
となると苦しい。数字が伸びなくても、
「これを書いてよかった」
と思えるなら、その投稿には自分にとっての価値がある。
他人から価値をもらうだけじゃなく、自分で価値を見つけられる。
これができると、かなり楽になると思う。
✨「褒められたい自分」を否定しない
結局、わたしが一番伝えたいのはこれだ。
「認められたい」と思う自分を、そんなに嫌わなくていい。
いいねが欲しくてもいい。
褒められたら喜んでもいい。
評価されたいと思ってもいい。
それは、人間らしい感情だと思う。ただ、
その感情に人生のすべてを決めさせない。
いいねが少なくても、自分を嫌いにならない。
誰かに否定されても、自分のすべてを否定されたと思わない。
褒められたら喜ぶ。
でも、褒められなかったからといって、自分の価値まで下げない。
そんな距離感が大切なんじゃないかなと思う。
🎯結局、承認欲求は悪いものではない。でも「主導権」は渡さない
「自分のために生きる」
「他人に認められたい」
この2つは、必ずしも対立しない。自分のやりたいことをやる。
その結果、誰かに認められたら嬉しい。それでいいと思う。
完全に他人の評価を無視して生きる必要もない。
逆に、他人の評価だけで生きる必要もない。
自分軸か、他人軸か。
そんな単純な二択ではないと思う。
他人の意見を聞く。
他人から評価される。
褒められたら喜ぶ。
でも最後に、
「じゃあ、自分はどうしたい?」
と考える。それができればいい。
📝今日から確認したい5つのこと
最後に、チェックリストとしてまとめておく。
✅ 承認欲求との付き合い方チェックリスト
☐ 「いいねの数=自分の価値」になっていないか?
☐ 他人の評価だけで行動を決めていないか?
☐ 「認められたい自分」を必要以上に否定していないか?
☐ 自分なりの評価基準を持てているか?
☐ 人生の主導権を、自分が持てているか?
「承認欲求がある自分って、悪いのかな」
もしそう思っているなら、わたしはこう言いたい。
全然悪くない。
誰かに認められたい。
褒められたら嬉しい。
それは自然なことだ。大切なのは、
承認欲求をなくすことではない。
承認欲求に、自分の人生のハンドルを握らせないこと。
いいねをもらって喜んでもいい。
誰かに認められて嬉しくてもいい。
でも、最後に自分の人生を決めるのは自分。
その主導権だけは、誰にも渡さないでいたい。
わたしも、そうありたいと思う。
「承認欲求との付き合い方を考え直そう」と思った人に向けて、今後もSNS・若者・AI・社会について、自分なりに考えたことを発信していくのでフォローしてもらえるとうれしい
