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突然、主人が精神疾患になりました。22、退院5ヶ月後〜「やるかやらないか」葛藤と疲労の中で


人それぞれ回復のスピードや経過は違いますので、あくまで「我が家の主人の場合」という一例としての記事です。

何かひとつでも、どなたかの参考になる部分がありましたら幸いです。

※初めて読む方は、(簡単な経緯)からお読みください。



これまでの歩み
* 2025年2月: 突然の精神疾患、最初は躁状態から始まり、一過性の精神疾患と言われた。

*5月 :  鬱状態へ。
双極性障害と診断される。

* 9月: 医療保護入院。
薬の副作用から肝機能障害、誤嚥性肺炎を併発し、
内科へ転院。

* その後: 酸素濃度が下がり呼吸困難に陥り、一時集中治療室(ICU)へ。
極度の体重減少も問題となり、このままだと、気管支切開の判断を迫られるなど命の危機に。

* 回復期: ミニトラックの手術を経て快方へ向かい、リハビリ病院を経て、
2026年3月中旬過ぎ、退院。7ヶ月の入院期間でした。

* ※現在は精神科と内科(糖尿病)の両方に通院中


【最近、できるようになってきたこと】


* ネットバンキングの振込作業
病気になる前と同じように、自然な手つきでできるようになりました。
(少し前までは、画面を開いても「分からないからやって」と、すぐに人任せにするのが当たり前でした)

* 書く作業(頭の整理と筆記)
自分で文章を整理し、しっかりとした字で書けるようになりました。

* 最低限の家事
自分のやるべき家事を把握し、忘れることもありますが、自ら進んで最低限こなすようになりました。

* 音楽の鑑賞
じっと落ち着いて、30分ほど音楽を観たり聴いたりできるようになりました。
(それまでは、じっと座っていることすらできませんでした)

* 一人でのリハビリウォーキング
私が体調を崩して一緒に行けなくなった際、「一人で行けるから行っておいで」と促したのがきっかけで、一人でも歩きに行けるようになりました。

* 日常会話
会話は普通に成り立っています。

* 穏やかな態度
発症前の高圧的な態度はなくなり、言われたことを素直に聞いて実行するようになりました。

【まだ戻っていないと感じること】


* 気持ちの浮き沈み(ソワソワ感)
何か落ち着かないことがあると、行ったり来たりウロウロすることがまだ若干あります。

(特に、将来の話をしたり、本人なりに将来について考えている時に見られます)

* 主体性・意欲
自分から「やりたいこと」を見つけるのがまだ難しいようです。

* 依存傾向
すぐに人に頼ってしまうところがまだ残っています。

* 生活リズムの自立
朝起きてからのルーティン(洗顔、髭剃りなど)が定着していません。
日によってやったりやらなかったり、声をかけられてようやくやる状態です。
(病前は毎日当たり前にできていたことです)

* 横になっている時間の長さ
まだぼーっとしているところもあり、すぐに布団へ横になり、そのまま一日が終わってしまう毎日です。

【「やるかやらないか」――アネさんの登場多し!積もり重なる疲労と家族の葛藤】


アネさんとは‥‥
 あの映画に出てくる岩下志麻のように時には先導し、時に啖呵をきってしまう私のことです。。


主人の回復のペースがゆっくりであることは、頭では重々理解しています。

しかし、もうすでに、
普通の生活がほぼでき、言えば体も動けるのに、暇そうにしながら、
主人はこう言いました。

「やりたいことが何も浮かばないから、とりあえず横になるかぁ」
とほとんど1日、自分の寝床に。
(頼んだら起きてきてやってくれます。)

回復の中には、小さなことでもなんでもいいから、先ずは動いてみることが大切

何も浮かばないならと、私は主人のやれる体力、できる範囲を考慮し、
「これやって」 
「あれやって」と指示を出します。

それでも本人は「できるかどうか不安だ」と言うので、私はつい強めの口調でこう返してしまいました。

「『できるかできないか』の前に、『やるかやらないか』だから!」

日中ずっと顔を突き合わせているため、毎日同じことを聞かれたり、指示を出さなければ動かなかったりすると、どうしても疲れてイライラしてしまいます。

穏やかに接することが難しくなってきました。


つい強い口調になってしまいます。



「病気だから仕方ない」と自分に言い聞かせても、こう毎日、四六時中続くと、
仏の顔でいるのは不可能です。

そこで、主人に「自分の考えていることややるべきこと」を紙に文章で書いてもらうことにしました。

実際のコレです。



書くことで本人の頭が整理され、今後のことも明確になるのではと思ったからです。

実際に書いてくれた紙を見ると、しっかりと字も書けるようになって、整理して書いていたのでとても嬉しく思いました。

大人げないかなと思いつつも、
思わず大きな「花丸」を描いてあげました。

それ以来、本人も少しずつ意識してくれるようになった気がします。

しかし、人間の習慣や行動はそう簡単には変わりません。

時間が経つとまた元の状態に戻り、私のイライラも再び溜まっていきます。

繰り返しです。

さらに、母の介護サポートの頻度が日に日に増して家を空ける時間が増え、体力的にも精神的にも、疲れが溜まっていました。

そこへ追い打ちをかけるように、
子供の病気再発による介助のサポート
そして自分自身の仕事の本番準備……。

「〜しなければならない」というタスクが山積みになり、私の脳の処理能力も限界を迎えていました。

その時のnoteの投稿記事がコレです。


精神疾患を抱える家族を支えるということは、
本人のケアだけでなく、
家族自身が多方面にわたる問題を一人で抱え込んでいるケースが本当に多いと感じます。

支える側の家族だって、みんな限界と戦いながら必死で頑張っているのです。


【基幹相談支援センターへの電話相談】

noterさんに教えていただいた「基幹相談支援センター」へ、まずは電話で相談してみました。


※基幹相談支援センターとは
障害のある方やそのご家族のための総合的な相談窓口です。
医療・福祉・生活・就労など幅広い悩みに対して専門の相談員が対応し、必要な制度や支援機関につないでくれる地域の拠点です。


電話では、以下のような具体策について丁寧にお話ししてくださいました。

*傷病手当金の支給が終わった後、どのような流れで手続きを進めていけばよいか

* 今の本人の様子から、今後どのように具体的な支援へつなげていくか

対応してくださった電話口の方がそのまま担当者になってくださり、
「もしご本人やご家族がセンターまで来るのが難しい場合は、ご自宅まで訪問しますよ」とまで言っていただけました。

これには本当に心が救われ、大きな安心感を得ることができました。



【一ヶ月ぶりの精神科定期受診と、手続きの現状】

定期受診では、
主人は主治医に対して 
自分の言葉で今の状態をきちんと言えるようになっていました。
これには大きな回復を感じます。

ただ、入眠までに数時間かかってしまう相談をしたところ、新たな睡眠導入剤が処方されました。

体重も少しずつ増え、病気前の64kgには届かないものの、ようやく50kg台に乗ることができました。

制度面の手続きについても、少しずつ前に進めています。

自立支援医療の手続きは去年完了。
新たに障害者手帳の申請を行いました。

お医者様からは「2級で診断書を書きました。」と言われています。

なお、障害年金についてはまだ申請を行っていません。

一つひとつ確認しながら進めている段階です。


私からは、先月と同じ質問を改めて先生に尋ねてみました。

「退院して5ヶ月ですが、現在の主人の状態は一般的な回復ペースなのでしょうか?」


先生の回答は次のようなものでした。

 「何とも言えませんね……。ただ、ご主人は去年『躁状態』を経験されています。現在は軽い鬱状態が続いている段階です。

今は、お仕事も定年退職されていて大きなストレスもなく、気分の激しい浮き沈みがない状態です。このペースでゆっくり進んでいけば良いのではないでしょうか。
もし今後お仕事を考えるとしても、無理のない範囲で『週に1〜2日、数時間程度』にとどめておくのが良いでしょう。就労支援をされているところとご相談ください」


とのことでした。

【これからのこと、一人の「家族」としての大きな葛藤】


仕事に関して、
主人自身は「もう特に働かなくてもいいのではないか」と感じているようです。

家族がそばにいて手厚くサポートしてくれ、
楽に過ごせる今の生活が心地よくなってしまっているのかもしれません。

ですが、
家族としてはそれでは困る現実があります。

今後の生活資金をどうしていくのか。
傷病手当金の支給が終われば、
障害年金(申請できたとしても)などの限られた手当のみとなり、
それだけでは当然生活できません。

国民年金の支給開始までは、まだ数年あります。

結局は、退職金を取り崩していくしかないのが現状です。

そうした現実的なお金や将来の設計まで、本人はまだ楽観視していて考えられないのでしょうか……。

私は、**「この人をこれから先、何十年もずっと支え続けていかなければならないのだろうか、自分の人生はどうなるの?」**という重圧と不安で、心が押しつぶされそうになっています。

回復の兆しが見える嬉しさがある一方で、現実的なお金や生活、
そして自分自身の人生を考えた時の途方もない疲労感。


こうした家族としての大きな悩みや葛藤も、一つひとつ解決していければと思っていますが、家庭ごとの内部事情もあり、一筋縄ではいきません。

正直、とても難しい問題だと痛感しています。

再度、公的な機関へ相談に行かなければと思いつつも、日々の忙しさに追われ、なかなか時間を作ることができないのが今の現状です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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