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「事故物件 恐い間取り」について

この文章は2020年にFacebookに投稿したものです。

もうすぐ「事故物件 恐い間取り」の公開が始まるが、
公開に先立って、原作である、松原タニシの本を改めて読んでいる。

この本の第一巻は2018年に発売された。
それにさかのぼること5年、2013年頃に、
松原タニシは最初の事故物件での生活を始めた。

そのマンションは大阪の事故物件の
二大巨頭のひとつ、イケメン殺人鬼山地悠紀夫が、
27歳と19歳の姉妹を強姦殺人したマンションだ。

ちなみに二大巨頭のもうひとつは、
若い母親が2人の子供を放置して餓死させたマンションだ。

しかし件の物件は山地が事件を起こしてから事故物件になったのではなく、
山地が事件を起こす何年も前から、
そこに住んでいた住人が色々な体験をしていた。

その住人というのが吉本所属の漫才師、
チャド・マレーンのティ・カトウである。
加藤が当時付き合っていた女の子が件の加藤の部屋から帰るたびに、
霊感のある母親から
「あんた幽霊を連れて帰ってくるのをやめなさい」と言われていたそうだ。

そして加藤は三年連続でM-1グランプリの敗者復活戦に出場したのだが、
三年連続でその敗者復活戦の直前にひき逃げに遭っているのだという。

加藤は三度目のひき逃げに遭ったあと、
ついにマンションから退去したのだが、
その後山地が事件を起こし、現場からのニュース映像を見て、
「前、住んでたとこやん」と思ったのだという。

それはタニシがそのマンションに住む10年以上前のことであった。
元々そのマンションは違法建築物件で、
現在は8階から10階までが閉鎖されて廃墟になっている。

そして一階のフロアはすべてぶち抜かれていて、
鏡張りの駐輪場になっている。更に各階にはなぜか3号室だけが無い。
おそらく違法建築が発覚して、
居住スペースを削らなければならなかったので、
各階の3号室と一階の全フロアを削って、
居住スペースの容積率を下げたのだろうとタニシは推測している。
このように元々普通の物件ではなかったのである。

ちなみに小野不由美の「残穢」によると、
残穢の舞台となった東京郊外の土地には、
かつて新興団地のようなものが建っていて、そこにかつて住んでいたのが、
江東区神隠し事件の犯人、星野貴徳ではないか、
ということを示唆するような記述がある。

これらの一致は何の科学的根拠もない話だが、
案外これこそが真相なのかもしれないと思っている。


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