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隠居したかったのに、前向きに働く気持ちになった理由

みなさんこんにちは、浮雲です。

私は退職を決めた時、できれば隠居したいと考えていました。
当時のnoteのタイトルは「40代隠居への挑戦」でした。

方丈記を書いた鴨長明のように、極小の庵で隠遁生活したいなあと思っていました。
しかし、現実には育ち盛りの子どももいるし、犬もいるし、とても資産だけで隠居できるような状況ではありません。

「隠居したいけど、隠居できない」
みたいな辛い状況でした。

退職して1年以上経った今は、まだ隠居はいいかな、という気持ちになっています。
それどころか、働く意欲さえ湧いてきているのです。

これはなぜなのかと考えてみると、
働き方を変えることで環境が大きく変わったからだと思います。

私はこれまで25年間会社員生活を送っていました。
今年3月に開業届を出して、自営業となりました。

開業したばかりの時はあまりわからなかったのですが、半年くらいが経ってくると、「自営」という働き方の面白さに気づいてきます。

まず、自営業という働き方が初めてなので、何をやっても新しいし、新鮮というのがあります。
屋号名、住所の取得、名刺のデザイン、ロゴのデザイン、どんなことを事業にするか、初めてのことばかりでワクワクします。
手続きもいろいろあります。
今もインボイス登録とかをやっている最中なんですが、こういうことを一つひとつ自分でやるのが、楽しいんですよね。

だから、働き方を変えたら、なんかまた楽しくなってきたという感覚です。
昨日も書きましたけど、太鼓の達人の「もう一回遊べるどん!」っていう声が聞こえてきた感じなのです。

どこにも属していない「野良」という立場も新鮮です。
前職関係の仕事もありますが、野良になると誰にも忖度しなくて良いので、自分が思ったことをそのまま言えます。

「私がいうと角が立つので、浮雲さんから言ってもらえませんか」
という、その人がクライアントや上司に言いにくいことを代弁する役を頼まれることもあります。
そういうニーズがあるのか〜、と依頼を聞いた時は驚きました。
嘘はつきたくないので、自分も同意できることであれば受けています。

なので、自営業というやり方だったら、また前向きに働けるなという感覚です。

とはいえ、会社員時代と比べたら、全然ゆるい働き方だし、本当に大して働いていないんですけども。

ただ、会社員時代の働き方がちょっと異常だったんじゃないかな、とも思うんですよね。

会社員時代は、最低8時間15分、拘束されていました。
通勤に往復3時間かかっていたので、11時間15分となり、ほぼ1日の半分です。
もちろん残業もあります。
海外との仕事も多かったので、時差もあります。
夜中や早朝に会議があったりもしました。

退勤後も連絡は容赦無く且つ絶え間なく来るし、休日でさえ会社のことを考えているわけです。
物理的な休日対応も度々ありました。

今から振り返ると大変な働き方だったと思いますが、会社員時代も自分が担当しているプロジェクトに心から没頭できる時期も結構長い間あって、そういう時は起きている時間はずっと仕事をしていることに全くストレスはなく、幸福感と使命感が満たされていた感覚がありました。

自分自身のタイミングなのだろうと思います。
会社員という働き方は十分やった感があり、終盤はもう飽き切っていたのだろうと。

もちろん、自営業には自営業の大変さがあります。
でも、自分で仕事を決められる。
仕事をする時間も、自分である程度決められるのは大きいです。

「隠居したい」と思っていた私が、まさかまた働く気になるとは。
でも、このように振り返ると、働くこと自体が嫌だったわけではないことに気づきました。

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【著書紹介】
これまでに、発行&寄稿した著書の紹介です。


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退職前後100日間はお金とメンタル面の不安が大きかったですが、そこを乗り換えると、膨大な自由時間をどう使っていくかを悩むようになりました。

結局、個人事業主として起業することにしました。開業届を出すまでの50日と、開業後の50日をまとめた本です。


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