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高年収より、"続けられる年収"を選ぶ。年収1,000万で家庭が壊れかけた私が、たどり着いた答え


タイ駐在5年目、年収1,000万を超えた頃


「やっと働かないおじさんを超えた」

「ここから更に上に行ける」


そう思って、もっと働いた。

深夜まで商談資料を作り、スタッフの対応で鳴りっぱなしのLINEでの応答。

本社からの時差を無視した打ち合わせや急なタスク依頼もこなして、休日は取引先とゴルフ。

年収は確かに上がったんです。20代で1,000万円到達だ!
自分が誇らしかったです。


でも、ある日、妻にこう言われました。


「最近、寝言でも仕事の話。夢の中でも仕事してる。仕事してても家にいても同じだね。私と話した内容、覚えてる?」


ハッとしました。

私、夢の中でまで働くほどになってたようで、妻との会話まで「業務処理」のような状態になっていたんですよね。

言葉も文化もわからない、友人も1人もいない慣れない海外に住んでいるにも関わらず、妻にとって1番頼りにできる人間から日々言われるのは

▼今日の予定は?

▼明日のゴミ出し、お願いしていい?

▼週末の予定どうする?


会話の中身がほとんどタスク。
しかも夜は接待で帰宅するのは深夜なんてこともザラ。


いつの間にか、妻の顔からは笑顔が消えてました。


そのとき気づいたんです。


「もっと稼げる」を追いかけ続けると、稼ぐために守りたかったものが壊れることもある


年収1,000万は、20代の私が憧れた金額でした。
やっぱりサラリーマン、年収1,000万ってひとつの成功指標に見えていたんですよね。


でも到達したとき、妻との時間を「コスト」だと感じる人間になっていた。

この時間でちゃんと寝たい。

この時間にあの仕事片付けようと思ってたのに。

1人の時間が欲しい。


…最低ですよね。


さすがに気づきました。
…これは違うな、と。


帰任のとき、私は年収を下げてでも転職する選択をしました。
激務で1,200万を狙える会社も、転職エージェントさんから提示された選択肢にはありました。

駐在させてくれた会社からは、退職引き留めのために異例の年収オファーも頂いた。(大抵は手当が消えるけど、ちょっと削ったくらいの年収を提示してくれた)

でも、選びませんでした。



選んだのは「自分で時間を設計できる会社」

今はHR Tech系のスタートアップでタイ事業責任者として自社saasを海外展開中。年収は1,000万と比べると大幅ダウン。

でも、そこそこ忙しいとはいえ、自分の経験が活かせるから精神的な苦痛が少ない。

リモートワークもできるから、時間を見つけて愛犬の世話、散歩も積極的にできる。

夜にご飯食べながら、妻と話す時間がある。

朝活で副業に使える時間がある。


会食や接待、出張者アテンドで夜も土日も消えていた当時より、今の方が明らかに幸せです。


年収だけを全てだと考えて追いかける中で得する人、損する人。


多分、こんな感じになると思います。

▼得する人:年収と時間のバランスを"自分で設計"する

▼損する人:年収だけを追いかけて、家庭・健康を後回しにする


ここで誤解してほしくないのは、「高年収を諦めろ」って話じゃないということ。


私が言いたいのは、

「短期で稼げる年収」と「20年続けられる年収」は別物。


20代後半〜30代前半の働き方は、40代の自分の体力・家族関係・市場価値を全部決めます。
若い頃に年収1,500万でも、5年で燃え尽きて、メンタルを壊してしまうならもったいないと私は思うのです。


年収はあのときより下だけれども

副業、AI活用での生産性UP、複数の収入源、これらを「設計する余白」が今の働き方にはあります。
もちろん、家庭の両立も。


10年後の自分、今の働き方のほうが多分幸せ。家族との時間を壊したくはないというのがはっきりと明確になりました。


今この瞬間に年収を追いかけてる30代の営業マンの皆様へ。

「その年収、仕事、5年後も続けられますか?」

続けられるなら、走り続けてください。
続けられないなら、設計を変えるのは早いほうがいいです。


家庭が壊れてからじゃ、設計は引き直せない。
もうすぐ8月も終わり、あと今年も残り1/3です。はやっ。

一度振り返ってみてくださいね。

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