noteを改善しても売れない理由
画像を追加し、説明文を書き直し、デザインも整えた。それでも売上がほとんど動かないと、「もっとページを作り込まないとダメなのか」と考えてしまいますよね。
まず確認するのは、【本当に売上を止めている場所が、商品ページなのか】です。
ここを間違えると、時間も制作費もかけたのに数字は変わらない、ということが普通に起きます。
商品ページだけを直しても、売れる仕組み全体は変わらない
商品ページは、売上を左右する重要な場所です。ただし、それだけで売上が決まるわけではありません。
お客様が商品を購入するまでには、いくつかの段階があります。
【検索される → 表示される → クリックされる → 比較される → 納得される → 購入される】
商品ページが仕事をするのは、クリックされた後です。つまり、検索結果に表示されていなければ見られませんし、表示されてもクリックされなければ、どれだけ丁寧に作ったページも読まれません。
【商品ページを見る前に、勝負はかなり始まっています。】
ここを見ずにページ内部だけを直しても、売上が変わらないのは不思議ではありません。
目次
商品ページを作り直したのに売上が変わらない。「本当の原因」
商品ページだけを直しても、売れる仕組み全体は変わらない
1|検索されていない商品は、ページの中までたどり着かれない
2|表示されてもクリックされなければ、ページは存在しないのと同じ
3|商品ページの役割を「説明」だと思うと、情報ばかり増える
4|レビューが少ないから売れない、だけでは判断が浅い
5|一番多いのは「改善すべき場所を間違えている」ケース
売上は「商品ページ」ではなく「全体設計」で決まるページ改善は「作り直す仕事」ではなく「原因を特定する仕事」
すべて表示
1|検索されていない商品は、ページの中までたどり着かれない
まず確認したいのは、その商品が本当に検索結果へ表示されているかです。
商品名や検索キーワードがずれている、カテゴリー設定が適切でない、広告を出していても関連性の低い検索語へ表示されている。こうした状態では、商品ページを作り込んでも、必要としているお客様に届きません。
販売者は商品をよく知っているため、つい自分たちが普段使っている名称で考えます。しかし、お客様が同じ言葉で検索するとは限りません。
【大切なのは、商品の正式名称ではなく、お客様が探すときに使う言葉です。】
表示回数が少ないのであれば、最初に直すべきなのはページのデザインではありません。検索される入口です。
2|表示されてもクリックされなければ、ページは存在しないのと同じ
検索結果へ表示されているのに、商品ページへ来てもらえない。この場合は、一覧上で競合に負けている可能性があります。
お客様は、メイン画像、商品名、価格、レビュー数、評価、配送条件などを見ながら、どの商品を開くか決めます。商品ページ内部の説明より先に、すでに比較は始まっています。
メイン画像がきれいでも、商品が小さく見える。商品名に情報は多いけれど、何の商品か分からない。価格差の理由が一覧では見えない。こうした状態では、クリック率は上がりません。
【メイン画像は作品ではありません。検索結果で選ばれるための入口です。】
商品ページを作り直す前に、競合と並べた状態で「自分なら、この商品を開くか」を見てください。単体で良く見えるかではなく、並んだときに選ばれるかが重要です。
3|商品ページの役割を「説明」だと思うと、情報ばかり増える
商品ページに来ているのに購入されない。この段階で、ようやくページ内部の改善が大きく関係してきます。
ただし、ここで説明文や画像を増やせば売れるとは限りません。よくあるのが、情報はたくさんあるのに、お客様が判断するために必要な答えがないページです。
素材、構造、製法、機能を詳しく説明していても、サイズ選びの不安が残っている。特長を何個も並べていても、競合との違いが分からない。高品質だと書いていても、その価格を払う理由が伝わらない。
【商品ページの仕事は、情報を並べることではありません。購入前の迷いを減らすことです。】
「この商品は何か」だけでなく、「自分に合うか」「失敗しないか」「ほかの商品ではなく、これを選ぶ理由は何か」まで答える必要があります。
4|レビューが少ないから売れない、だけでは判断が浅い
レビューや評価は、購入を後押しする大切な要素です。特に初めて見る商品では、購入者の声が少ないだけで不安を感じる人もいます。
ただ、「レビューが少ないから仕方ない」で終わらせると、改善は進みません。見るべきなのはレビュー数だけではなく、レビューの中身です。
「思ったより小さかった」「使い方が分かりにくかった」「写真と色が違って見えた」。こうした声は、次のお客様が購入前に感じる不安を教えてくれています。
【レビューは、評価を眺める場所ではなく、ページに足りない答えを探す場所です。】
低評価を避けるのではなく、そこに書かれた不安を商品画像や説明文で先回りして解消する。この考え方が、購入率改善につながります。
5|一番多いのは「改善すべき場所を間違えている」ケース
商品ページを改善しても成果が出ないとき、最も多いのは、ページの作り方が悪いことではありません。
【本当の原因とは違う場所を直している】ことです。
表示回数が少ないのに、2枚目以降の画像を作り直す。クリック率が低いのに、商品説明文だけを増やす。価格やレビューで比較負けしているのに、デザインだけを高級にする。
これでは、改善しているつもりでも、売上を止めている原因には触れていません。
制作は目に見えるため、仕事を進めた実感があります。でも、作業量が増えたことと、売れる状態に近づいたことは同じではありません。
【改善で大切なのは目立つ場所を直すことではなく、数字を止めている場所を直すことです。】
売上は「商品ページ」ではなく「全体設計」で決まる
売上は、商品ページ単体ではなく、検索から購入までの流れ全体で決まります。
検索対策、商品名、メイン画像、価格、レビュー、広告、配送条件、商品ページ。これらがそれぞれ別の方向を向いていたら、お客様は途中で止まります。
反対に、検索された言葉と商品名が合っている。検索結果で商品の違いが分かる。ページを開くと、自分に合う理由が見える。レビューや価格を見ても納得できる。この流れがつながると、商品ページは初めて本来の力を発揮します。
【売上を伸ばすのは、一枚の画像ではなく、購入までの流れです。】
商品ページは重要です。ただし、流れの一部だという視点を忘れてはいけません。
私が最初に確認する順番
商品ページを作り直したのに売上が変わらない場合、私なら次の順番で確認します。
【確認する順番】
ここから先は
¥ 100
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?
