荒木根ダム【千葉県いすみ市E】|堤高33.5m希釈水源という特殊任務を担う別班ダム
《ダム概要》
荒木根ダムは、千葉県いすみ市荒木根にある、かんがいを目的としたアースダムで、夷隅川水系大野川に位置している。
夷隅川流域では天然ガスとともに塩分を含む「かん水」が湧出する地域事情があり、荒木根ダムは雨水を貯留し、渇水時に放流して塩分濃度を500ppm以下に下げる希釈水源として整備された。
近くの「ふるさと憩いの家」周辺では星空観望会も開かれており、のどかな田園風景の中にありながら、農業を守るための特殊な役割を持つ一基である。
以下、見えた範囲を、
いつものように記録していく。
《簡易スペック》
所在地:千葉県いすみ市荒木根
河川:夷隅川水系大野川
着手/竣工:1970/1978
目的:A/かんがい
形式:E/アース
堤高/堤頂長:33.5m/302m
貯水量:総 2052千m3/有効 1947千m3
《現地メモ》
駐車はダム周辺に広いスペースが多かったです。
釣り人の出入りは見られましたが、トイレは見当たりませんでした。
天端やダム湖側から、堤体、リップラップ、取水施設、左岸側の洪水吐などダムを一通り観察できます。
洪水吐まわり側面擁壁の高低差があり観察時には注意が必要。
釣りは禁止になっているようですが、訪問時にも釣り人の出入りが見られたため、現地表示を確認しておくと安心です。

だかしかし・・・

かん水被害から農業を守ると言う
国からの特殊任務を帯びた「別班ダム」
実は裏の顔を持っていた!

天端上には車もなくクリアーな視界
これはシロ「荒木根ダム」

昔は釣り場として賑わっててそうで。

この人間味が好き。

崖に沿うように流路工があるようです。
▶ダム湖側より観察



定期的に天体観測会が開かれてるとの事。
▶左岸側洪水吐の観察

分厚い印象を受ける荒木根ダムの洪水吐

撮影してる間にも次々と
釣り人が乗り込んできます。

側面擁壁が地味に急角度で降りられず。

洪水吐の流路工下流側を撮影してます。

橋の幅は軽自動車サイズ。


木々たちの妨害でクリアーには見えず。

一気に南国チックになりますね!
荒木根ダム 見どころ3選
1.田園ダムの顔をして、実は塩分希釈を担う“別班ダム”感
2.規則的なのに少しずつズレるコンクリブロックの人間味
3.洪水吐隧道から流路工まで一気に落としていく左岸側の処理
▶青森県の特殊な浅虫ダム
▷ 千葉県の訪問ダム一覧
▷ このダムブログを初めて読む方へ
▷ ダムの形式一覧|重力式・ロックフィル・アースほか
#千葉県 #荒木根ダム #旅のフォトアルバム #ダムブログ #スナップ
DAM-CHIBA DAMTYPE-E
いいなと思ったら応援しよう!
最後まで見ていただきありがとうございました! いただいたチップはダムカレー代となります!