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川俣ダム【栃木県日光市A】|深い谷に張り付く高117mアーチと砲身のような放水口

《ダム概要》
川俣ダムは、栃木県日光市川俣に位置し、洪水調節・河川維持・発電を目的として利根川水系鬼怒川に築かれたアーチダムである。

深く切れ込んだ峡谷に設けられた堤体は、
堤高117mという国内有数の高さを持ち、
縦方向に伸びるプロポーションが特徴的だ。
堤頂長131mと横方向は比較的抑えており、
そのため「日本一縦長のアーチダム」とも
称される独特の姿を見せている。

下流側に突き出す放水口は、砲身のような
円筒形状をしており、谷のスケール感と
相まって強烈な存在感を放つ。
現地に立つと、アーチダムでありながら
重力構造物のような量感も感じられ、
険しい地形条件の中で成立した設計思想が
そのまま形として残っている印象だ。

以下、見えた範囲を、
いつものように記録していく。


《簡易スペック》

所在地:栃木県日光市川俣
河川:利根川水系鬼怒川
形式:アーチダム(A)
着手/竣工:1957年/1966年
目的:F 洪水調節/N 河川維持/P 発電
堤高/堤頂長:117m/131m
総貯水量/有効貯水量:87,600千m³/73,100千m³

《現地メモ》
川俣ダムの駐車場はダム手前500mにある瀬戸合峡遊歩道駐車場と共用、
開門時間も決まっているので注意が必要。
トイレ・ダムカードはダム堤体脇にある川俣ダム資料室にある。
念のため訪問前に配布時間や対応状況を確認してください。

ダム本体を見るためには
この遊歩道を経由しなければいけません。
歩道の土台は管理者用のトンネルになってます。
ダムを見渡せる敷地内になにやらあります。
慰霊碑の様です。関係者以外立禁の敷地。
歩く事5分程度でダム湖が見えてきます。
この丸みを帯びた背中が(厳密にいえば正面)
アーチダムであることを物語っております。
真下に見える道路が管理所へ行く道。
ゲート操作室も同じくアーチってます。
竣工記念碑
多分ダムの傍らにあった竣工記念碑
ダムは見えどもなかなか着きません!
ようやくダム天端と同じ位置に到着
奥にはダム管理事務所があります。

▶川俣ダムに到着

川俣ダム 全景 アーチダム
平べったいアーチの川俣ダム。
下部バルブと操作室建屋。
スケスケのキャットウォーク(管理通路)
川俣ダム 巨大バルブ放流口
キャノン砲のような放水口!
幾重にも重なるキャットウォーク美
撮影時ダム岩盤を再強化する工事中でした
このダムの深さ。
崖が狭い分余計深さが増して見えます。
デザイナーマンション風のオシャレゲート操作室。
天端の傍らにはオシャレなベンチが2つ
下流側から見るとあまりアーチって
感じがしないのが難点
バルブ放流建屋は高さとして4階建てくらい?
手摺りは淡いブルー。なんかさわやかです。
山の中腹に見えるのが
瀬戸合見晴休憩舎(休業中)
ダム湖側は厚みがある堤体。
実はこのダム管理用のトンネル上部が遊歩道だったんです。
※本記事は2024年公開記事を再構成し、写真を追加した再投稿版です。

川俣ダム 見どころ3選

1.ダムに着くまでの道のり自体が「前振り」になっている
2.切り立った岩盤の圧迫感と深さ
3.瀬戸合峡の観光のついでにも来れるダム

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最終更新日:20260513

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