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【これからのキャリア】未経験から始めた転職エージェントの私が、足を震わせながら講師に挑戦した日

こんにちは。
自分の可能性に挑戦する複業家の高橋です。

人生100年時代に仕事もプライベートも長く現役で楽しみ、
いずれは多くの人に火をつけるきっかけを与えていきながら、
多くの仲間と「村」を創るというビジョンを掲げ、
転職エージェントやインサイドセールス、
インターンシップ参画などを通じ
自身の可能性、潜在能力の開発と多くの方への貢献を広げるため
「パラレルワーク」を拡張
させています。

現在はnoteが開催するコンテスト
「未来のためにできること」や
「これからのキャリア」にエントリーしています!

最新の自己紹介記事はこちらです。

唐突な問いですが、
皆さんは、仕事中に足が震えるほど緊張した経験があるでしょうか。

私には、今でも忘れられない一日があります。

2023年12月。

フリーランスの転職エージェントとして活動していた私は、
会社の代表として、キャリアセミナーの講師を務めました。

※この期に過去のnoteを探したら、
 この時のレポートが見つかりました。

当時、セミナーの参加者は10名ほど。
大きな会場でも、何百人を前にした講演でもありません。

それでも、私にとっては
複業へ挑戦してきた中で、五本の指に入るほど大きな経験でした。

なぜなら、
私はもともと講師でも、
人前で話す専門家でもなかったからです。

20代の私は、
法人営業を中心に、
目の前の一人と向き合う仕事をしてきました。

その私が、
自分の経験と言葉を使い
複数の人へキャリアについて伝える側に立つ。

そこには、これまでとは違う緊張と責任がありました。

今回は、
転職エージェントとして未経験の領域へ挑戦した、
私の講師デビューの学びを振り返りながら
「これからのキャリア」について綴っていきます。


未経験で始めた転職支援が、登壇の機会につながった

転職活動

そもそも私は、
最初から転職エージェントとして働いていたわけではありません。

転職支援の活動を始めたのは、2020年12月です。

当時の私は、
職業紹介の仕事について詳しい知識を持っていませんでした。

営業経験はありましたが、
求職者の経歴を整理し、求人を紹介し、
書類選考や面接を支援する仕事は未経験でした。

最初の頃は、思うように支援できませんでした。

求職者とのやり取りで厳しい言葉をいただき、
自分の力不足を痛感したこともあります。

それでも、代表であり、
私にとって経営のメンターでもあり
直接転職支援をしてくださった岩崎さんのもとで、
エージェント業を業務委託という形で
見習い段階から少しずつ経験を積みました。

面談を重ねる。
履歴書や職務経歴書を添削する。
求人企業について調べる。
面接対策を考える。
転職後も、その方が新しい職場で働き続けられているかを気にかける。

一つひとつは地道な仕事です。

しかし、その積み重ねによって
少しずつ求職者へ伝えられることが増えていきました。

未経験への挑戦とは、
経験がないまま大きな成果を出すことではない。
分からないことを認め、
目の前の実務を一つずつ自分の経験へ変えていくことで価値づけされる。

当時、私たちの転職支援プロジェクトでは、
毎月キャリアセミナーを開催していました。

通常は代表の岩崎さんが講師を務め、
転職活動の進め方や、長い目で見たキャリア形成について、
豊富な経験をもとに話していました。
(現在は形式を変え、キャリア交流会として継続しています)

ある時(2023年12月)、
岩崎さんに急な仕事が入り、
登壇することが難しくなりました。

そこで、代わりの講師として指名されたのが私でした。

まさか、自分が代表の代わりに前へ立つとは思っていませんでした。
当時、成約数、支援者数がトップだった私の
経験を買って、岩崎さんが抜擢してくださりました。

当時、私は率直な心境として、選ばれたうれしさより先に、
「本当に自分で大丈夫なのだろうか」
「岩崎さんの代役が務まるだろうか」

という不安が押し寄せました。

プロである以上「初めて」は参加者には関係がない

転職活動

今回、私が担当した講義は、次の二つです。

「書類選考の極意」
「Web面接攻略法!超大事な21のこと」

二つのテーマを合わせ、約1時間お話ししました。

2020年のコロナ禍以降、
Web面接を取り入れる企業は一気に増えました。

Web面接の特性として、
対面の面接と違い、
画面越しでは表情や声の印象が伝わりにくくなります。

目線、声の大きさ、照明、背景、通信環境、話す速さ。

少しの違いが、相手へ与える印象を変えます。

そこで私は、
転職エージェントとして普段お伝えしている内容に、
自分自身が何度も転職活動を経験してきた実感を加え、
すぐに実践できる対策としてまとめました。

本番の数日前から、講義本番に向け何度も練習しました。

話す順番を整え、時間を計り、分かりにくい表現を直す。
参加者が一方的に聞くだけにならないよう、
途中で意見を共有したり感想を尋ねる時間も組み込みました。

それでも、当日を迎えると緊張しました。
登壇直前まで、足が震えていたことを今でも覚えています。

その時、
以前、岩崎さんから言われた言葉を思い出しました。

「ドキドキする環境に身を置こう。そうすれば器が広がるよ」
「足が震えるということは、心も震えている。そういう時に人は大きく成長する」

セミナーの司会を担当してくださったのは、
同じ転職エージェントの先輩でした。
(キャリアセミナーはエージェントが会場スタッフ運営をして)

冒頭で、
私のこれまでの経験や人柄を丁寧に紹介してくださいました。

正直に言えば、恐れ多いと感じるほどの紹介でした。

しかし、その言葉を聞いているうちに、
私の中で気持ちが切り替わりました。

初登壇であることは、参加者には関係がない。

参加者は仕事を終えた後に、
時間とお金と労力を使い、会場まで足を運んでくださっています。

私の緊張を理解してもらうために来たのではありません。

キャリアや転職について、何かを学ぶために来ています。
転職で苦戦したり悩みがあり、解決の糸口を見つけるために
来てくださっている方が大半です。

講師とは、人前で上手に話す人ではない。
参加者が持ち帰れる価値を、最後まで届ける責任を持つ人である。

そう考えた時、私は腹を括りました。

「来てよかったと思ってもらおう」
「何か一つでも、明日から使えるものを持ち帰ってもらおう」
「持ち前の情熱を武器に、堂々とやり切ろう」

完璧に見せることより、
目の前の参加者へ全力で届けることに集中しました。

頭が真っ白になった時、経験が言葉になった

転職活動

入念に準備をしていても、本番は練習どおりには進みません。

講義の途中、
私は一瞬、次に話す内容が浮かばなくなりました。
頭が真っ白になりかけました。

用意していた流れを思い出そうとすればするほど、焦りが生まれます。

しかし、その時に浮かんできたのは、
原稿に書いた言葉ではありませんでした。

普段、求職者との面談でお伝えしていること。

・自分自身が書類選考で苦労した経験。
・Web面接で、画面越しに自分の思いを届けるために工夫してきたこと。
・転職活動中の方に、本当に知ってほしいと思っていたこと。

私の中に積み重なっていた経験が、
自然と言葉になって出てきました。

私は時に身振り手振りを交えながら、
参加者へ熱く語りました。

先ほどお話ししたように、
一方的な講義にならないよう、
途中で参加者同士に意見を共有してもらいました。

笑いを入れることも得意ではありませんでしたが、
少し大きな動きを入れたり、参加者の反応へ言葉を返したりしました。

最初は緊張で固まっていた私も、
中盤から後半にかけて、少しずつ自分らしく話せるようになりました。

会場から笑いが起こり、参加者の表情がやわらかくなっていく。
うなずきながら話を聞いてくださる方もいる。

その光景を見た時、ようやく場とつながれた感覚がありました。

準備した知識は、自分を支えてくれます。
しかし、
予想外の状況で最後に自分を助けるのは、
実際に悩み、行動し、失敗してきた経験です。

経験とは、過去に起きた出来事ではない。
必要な時に自分の言葉として取り出し、
誰かへ渡せるようになった時、初めて財産になる。

講義後の懇親会では、
参加者から直接感想を聞くこともできました。

自分が特に意識していなかった部分が
相手に響いていたこともありました。

前に立つ人の言葉には、
自分が考えていた以上の影響力がある。

だからこそ、
講師という立場には、
大きな責任があることも実感
しました。

登壇直後にまとめた当時の体験談はこちらなので
もっと当日のリアルな所感が気になる方は
ぜひこちらも読んでみてください。

足の震えは、自分の可能性が広がる合図だった

転職活動

この講師経験は、
32歳だった私にとって、大きな財産になりました。

20代の私は、法人営業として、
商談相手や担当者と一対一で向き合うことを中心に経験してきました。

目の前の一人と関係を築き、相手の課題を聞き、提案する。

それが、私の得意としてきた仕事でした。

一方、講師は、
一度に複数の人へ言葉を届けます。

参加者によって、経験も悩みも違います。
全員へ同じ話をしながら、
それぞれが自分の状況へ置き換えられるように伝えなければなりません。

私にとっては、まったく新しいコミュニケーションでした。

もちろん、この一度の登壇だけで
講師として一人前になったわけではありません。

改善すべき点も、伝えきれなかったこともあります。

それでも私は、この経験を通じて、
これまで知らなかった自分の可能性に出会えました。

自分の情熱や、発する言葉の力を使い
複数の人へ影響を与えられるかもしれない。

自分の失敗や遠回りも、整理して伝えることで
誰かの役に立てられるかもしれない。

会社員の営業だけを続けていたら、味わえなかった経験でした。

複業とは、収入源を増やすことだけではない。
本業だけでは出会えなかった役割を経験し、
まだ知らない自分の力を見つける働き方
である。

未経験の転職エージェントへ挑戦したことが、
キャリアセミナーへの登壇につながりました。

そういった機会を与えてくださった
岩崎さんや、セミナーをよりいい時間にできるよう
設営してくれたエージェント仲間にも大感謝です。

登壇した経験が、
人前で伝える自分の可能性を教えてくれました。

そして今、noteで毎日文章を書き
人の経験や挑戦を多くの方へ届ける活動にもつながっています。

まさか、約2年半前の講師エピソードを
再び書くとは思っていませんでしたが(笑)

そういった意味では、今回の
noteの「これからのキャリア」というエントリー機会にも
感謝したいです。

一つの挑戦は、その場だけで終わるとは限りません。
その経験が次の役割を呼び、
思いもよらなかったキャリアへつながることがあります。

だから私は、
あの日の経験を、長い人生で必ずプラスにしたいと思っています。

正確に言えば、
経験は自動的にプラスになるわけではありません。
振り返り、学び、自分の次の行動へ生かすことで、
初めてプラスへ変わります。

足が震えるほど緊張したあの日、
私は「できる自分」になってから挑戦したのではありません。
自信がないまま前へ出て、参加者へ届ける責任を引き受けました。
その結果、
挑戦する前には知らなかった自分と出会うことができました。

これからも私は、
セールス、転職支援、イベント、noteでの発信、
そして今後の挑戦領域を通じ、
自分の経験と言葉を人の可能性へ役立てていきます。

そして、目の前の一人へ届ける力と、
多くの人へ届ける力の両方を磨きながら
自分だけのキャリアを築いていきたいと思います。

皆さんが今、
「まだ自分には早い」と感じている挑戦は何でしょうか。

その緊張の先に、
まだ出会っていない自分が待っているとしたら
どのような一歩を選びますか。


【各種マガジンのご紹介】

これまで10000フォロワーに至るまでにまとめてきた
各種マガジンのリンクも 最後に貼らせていただきます。
キャリアや転職活動、読書感想。
それぞれの自身の体験記、実践知から
毎日綴ってきた自分自身の記録でもありますので、
ぜひ読んでみてください。

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