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#46 裏で笑われても、自分だけは自分の味方でいたい

「○○さん、こんなこと言ってたよ。」

その一言で、心がズンと重くなります。

私は歯科衛生士として働く中で、「裏で悪口を言われていた」経験があります。

仕事のやり方を否定されていたり、休憩中に話題にされていたり。

直接言われるよりも、別のスタッフを介して知るほうが苦しかった。

「私、何かしたかな。」
「やっぱり嫌われていたんだ。」

そんなことばかり考えてしまって、家に帰ってからもその場面が頭の中で何度も再生されました。

眠る前も、お風呂に入っている時も、翌朝の通勤電車でも。

たった数分の出来事なのに、何時間も心を支配されてしまう。

働いていると、そんな日ってありますよね。



あの頃の私は、「みんなに好かれなきゃ」と本気で思っていました。

空気を読んで。
相手に合わせて。
嫌われないようにいつも笑って。

でも、どれだけ頑張っても、悪口を言う人は言います。

その事実を受け入れるまで、私はずいぶん時間がかかりました。

そんな時、日本舞踊の先生が何気なく話してくださった言葉があります。

人は、自分が見たいようにしか人を見ないのよ。」

その言葉を聞いた瞬間、肩の力が少しだけ抜けました。

私の価値は、誰か一人の評価だけで決まるものじゃない。

そう思えたのは、本当に久しぶりでした。


中々自分の言葉を発せない私はいつも心の中ぎモヤモヤしていました。
そこから私は夜自分ができたことを書くようにしました。

「患者さんにありがとうと言ってもらえた。」

「後輩が困っていたから声をかけられた。」

「朝30分、勉強を続けられた。」

どんなに小さなことでも大丈夫。

最初は探すのに時間がかかりました。

でも一週間、二週間と続けていくうちに、不思議と「私は何もできない人じゃない」と思える時間が少しずつ増えていきました。

誰かの悪口は一瞬で心を傷つけます。

でも、自分で積み重ねた事実は、少しずつ心を守ってくれるんです。



もう一つ、意識するようになったことがあります。

「この人の言葉は、本当に私の人生を決める人の言葉かな?」

そう自分に問いかけることです。

例えば、家族や大切な友達、尊敬している先生。

その人たちの言葉なら、素直に受け止めようと思えます。

でも、普段から誰かの悪口ばかり言っている人や、誰かを見下すことで安心している人の言葉まで、自分の心の中心に置く必要はないのかもしれません。

その線引きができるようになってから、少しだけ呼吸がしやすくなりました。



もちろん、今でも傷つく日はあります。

「気にしない」なんて簡単にはできません。

帰り道にため息をつく日もあるし、「もう辞めたいな」と思う日だってあります。

それでも昔と違うのは、自分まで自分を責めなくなったことです。

誰かに笑われた日こそ、自分だけは自分の味方でいてあげる。

温かい飲み物を飲んで、「今日もよく頑張ったね」と声をかける。

たったそれだけでも、翌日の自分は少しだけ軽くなります。

毎日頑張って働いている私たちは、人に優しくすることはできても、自分には驚くほど厳しかったりします。

だからこそ、自分を責める人を一人減らしてあげませんか。

その一人は、自分自身でいいと思うんです。



でも、職場で苦しくなる理由は、悪口だけではありませんでした。

何かトラブルが起きると、「私じゃありません」という言葉があちこちから聞こえてくる。

責任の行き先がなくなって、結局、真面目に向き合っている人ほど疲れてしまう。

そんな場面を何度も見てきました。

次の章では、そんな職場で働きながら私が感じたこと、そして心をすり減らさないために少しずつ変えた考え方について、お話ししたいと思います。



最後まで読んでいただきありがとうございました。

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優|働く女性の心を整える歯科衛生士 最後まで読んでくださりありがとうございます🌸 もしこの記事が誰かの心を少し軽くできたなら、とても嬉しいです。応援いただけると今後の執筆の励みになります。