人間とは、ただの反射の連鎖なのか?
摂取したものにすぐ影響を受ける人間は、人間なのか?
それとも、ただの反射的な存在なのか。
本を読んだらすぐ思想が揺れる。
誰かに何か言われたら、その日の気分が決まる。
SNSを見たら、それが思考になる。
でも、影響を「与えている」とされる人間だって、どこかの誰かから影響を受けている。
結局、最初の「誰か」なんていないのかもしれない。
じゃあ、「人間」って何?
自分の中にあると思っていた「考え」って、誰のもの?
自分って、どこ?
たぶん人間は、「自分」という皮袋に詰められた他人の声でできている。
でも、それを自分のものとして扱うことで、ようやく「人間」になっていくんじゃないか。
誰かの影響を受けたとしても、それをどう歪ませて出すかが、たぶん個性だ。
反射の中に、ほんの少しの編集があるとしたら、それが“わたし”の輪郭かもしれない。
