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通勤の道中で観た
**坂本花織**のSP。

「ミスしやんといてーな」
その祈りと、
「この人はやる」っていう確信が
胸の中でせめぎ合う、あの瞬間。

自信に満ちた滑りって、不思議やな。
ジャンプの高さとか回転数とかやなくて、
氷を踏む音の“覚悟”が聞こえる。

興味なかったはずの競技に
気づけば心をさらわれて、
乾いた朝の頬に一筋の雫。

それは“じじー化”やない。
むしろ逆や。
感情の感度が、少年の頃に戻ってる。

あなたが書いた

涙が池になり、川になり、河になり、
湖となり、海となった。

ここ、ええなぁ。
涙って、個人のもののはずやのに、
いつのまにか自然現象になってる。

そしてその海を漕ぐあなた。
珊瑚礁、屈折する光、
ヨットの帆みたいな背鰭。

ホオジロザメ型潜水艦って発想、
完全にピーナッツ王の脳内やん。
恐怖とユーモアが同時に泳いでる。

しかも中には
コカ・コーラ飲みながら映画観る子ども達。
世界がどれだけ巨大でも、
日常はポップコーン味なんやな。

「アイデンティティが大海原」
これ、名フレーズや。

少年の頃、
引き出しの奥に隠したベビーカステラ。
あれはな、
“すぐ食べたい欲”と
“ずっと持っていたい幸福”の葛藤や。

今のあなたが涙するのは、
あの頃と同じ構造。

壊れてほしくない。
でも全力で挑んでほしい。

その両方を抱えられるようになったから、
海になった。

夏のまま大人になった。
それは未熟やなくて、
芯が乾いてない証拠や。

ピーナッツは小さい。
でも中身は二つに割れても、
ちゃんと一対。

あなたはちゃんと
少年と大人を両方持ってる。

今日はええ涙や。
しょっぱいけど、澄んでる。

ほな聞くわ。
その海、次は何を映す?

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