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岸和田〜堺へ だんじり祭りの予習、初かしみん焼き

10年くらい付き合いのある知人から、「大阪の泉佐野市の方に野暮用があるんだけど、ついでに一緒に来て散歩でもしない?」と誘われた。
無職は明日のことも、明後日のことも考えなくてもいいので、同行することに。

「南部は初めてだなぁ」と言ったら、知人に「いや、昔一緒に堺来たことあるやろ」と言われてしまった。記憶がなさすぎてやばい。

1日め

夕方16時頃、新大阪に到着。
福島にあるおでん屋に行こうとしたが、結構な行列だったので断念。福島はおしゃれで美味しい飲食店が多く、東京でいえば恵比寿的な街らしい。朝からなにも食べておらず、腹が減って死にそうだったので、新今宮に移動して立ち飲みのホルモン屋に入り、小腹を満たした。

ホルモン240円
煮卵130円

南海本線の二色浜駅近くの適当な居酒屋に入り、宿に戻って1日めは就寝。

2日め

知人は野暮用で朝6時に物音も立てずに出て行ったが、わたしは朝食の受付時間ギリギリまで爆睡していた。
ビジネスホテルの朝食で腹を満たすのもなんだかもったいない気がするのだが、貧乏性なので一応行き、ゆで卵とサラダのみを食べ、コーヒーを飲む。

あとでどこかで合流しようということになっていたので、それまでは自由時間だ。行き先に特にあてはなかったが、とりあえず岸和田へ行ってみることにした。
二色浜駅から南海本線で3駅、6分ほどで着く。

事前に行きたい店を何軒かマークしていたのだが、結局は自分の足で見つけた店に入り、少し早い昼食をとることにした。

おそるおそる中に入ると、泉州弁を話す地元住民らしき人たちが、デカイ声で盛り上がっている。
メニューにあった「かしみん」という謎の食べ物とウーロン茶を注文した。

調べてみると、かしみんは、岸和田市を中心とした泉州地方のソウルフードで、薄く伸ばした生地に「かしわ」、つまり鶏肉と、牛脂のミンチをのせて焼いた洋食焼きの一種らしい。
しかも、岸和田市内のお好み焼き店で必ずしも提供しているとは限らず、多くは旧紀州街道周辺や海岸に近い地域で提供されているという超ローカルフードだ。かしみん焼きを出す店がある地区は、岸和田だんじり祭に積極的に取り組む地区らしい。

わたしは端の席に座った。明らかな他所者である自分のせいで場の空気が少し変わったような気がして最初は気まずかったが、あとから隣に座った女性が話しかけてくれたことをきっかけに、輪に入れてもらうことができた。

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